Rolling 55

「転がる石は苔生さず」いつまでも、いつまでも転がり続け・・・
お池にハマって、さぁ大変!  by belage

木曽路⑨ 「妻籠宿」(4)

2012年09月02日 08時22分53秒 | 国内旅行記

この妻籠宿を歩いた時は8月の中旬。暑い盛りでありました。百日紅がところどころで
顔を出してくれて。今頃はきっと朝晩の気温も随分と下がったことでしょう。

日よけ代わりのつる性植物が軒先をはっていました。

でっかい糸瓜がぶらんと。こういう姿も今では懐かしいものになりました。
我が家でもこれから取った「へちま水」なんてぇのをお袋が手に受けて顔に
パンパンやってたのを思い出します。自家製美容液。一時東京でも流行った
なんて今じゃ誰も信じてくれないでしょうね(笑)

そうそう、この種を取って天日で乾かして。今では化成品のスポンジですが、
へちまで身体をゴシゴシっていうのも若い人は信じられないでしょうね。

街道の両脇には水路が。宿場の外れのほうに小さな水車が。馬籠と違い、勾配が
ゆるいせいか、その動きは緩慢でした。

こちらが宿場の外れ。小川の向こうに江戸時代の番所の跡が。こんなところにも
中山道の宿場がある種の砦機能を持っていたことが窺われます。

百日紅の大木。うまく選定するとこんな花だらけの木に育つんだと
感心して見ておりました。

宿場見学のそぞろ歩きは概ね30分ほど。東京への帰途でありましたし、暑さにめげて
町筋をなぞったカッコウです。ここできびすを返して、今来た道を戻ります。 

 

 

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Phoenix 東北&関東
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10 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
妻籠 (kurakame)
2012-09-02 10:23:40
新鮮な視点の妻籠宿を見せていただきました。
マイカーで出かけると駐車場まで戻らねばなりませんね。
ぼくらのグループはバスだったので、下の駐車場で降りて
上で待たせたバスへと一直線でラッキーでした。
猛暑の中、お疲れ様でした。
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へちま (hohsi)
2012-09-02 10:59:18
宿場の道筋を歩く時に住まいしている家の軒下を・・・
他人の庭先へ入って好いの?? と思える道も、
そんな折は生活振りやそこに咲く花々も間近に
楽しめますね、
昔は夏の終わりに成るとタライ等の中に
何本もヘチマを浸し皮がはがれるのを待つ光景
思いだします、
安くてたっぷり使えるヘチマ水はドラッグストァーで
見掛けますよ。
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kurakameさん (belage)
2012-09-02 17:46:38
全く両方の宿場町は通り過ぎただけという感じで
慌しい旅でした。こちらはこれから愚息の関係で
度々訪問することになると思います。次ぎはもう少し
コアなところへいきたいと・・・(笑)
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hohsiさん (belage)
2012-09-02 17:48:29
人々の生活も一緒に見られるって、これもまた
いいものです。
ヘチマ水、まだ売っているのですか!変わらず
人気なのですね。天然素材はやはりそれなりの
ものがあるんでしょうね。
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わが家の百日紅は・・・ (やま悠作)
2012-09-02 18:41:43
木の大きさは最後の写真くらいなのですが
今頃ようやく、一枝に蕾が付きました。
はは、剪定が下手なのでしょう。
情けないです。
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お早うございます。 (クマゲラ)
2012-09-03 06:34:48
軒下に並ぶ、葉の照り返しからも
暑さがうかがわれますが
暑い中での散策だったのでしょね
お疲れさまでした

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やま悠作さん (belage)
2012-09-03 08:30:29
えっ、これから開花ですか。それは逆に言えば
これから楽しみじゃないですか。年末まで楽しめ
ますよ。
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クマゲラさん (belage)
2012-09-03 08:33:13
昨日今日はうそのように涼しくなりました。
あの暑さもなんだか懐かしいですね(苦笑)
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古民家 (シルバ)
2012-09-03 13:53:06
百日紅やヘチマは、古民家とよく合っていますね。
絵になります。
ヘチマ、私が子供の頃はまだお風呂で体を洗うのに使っていました。
歳がバレちゃいますね(笑)
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シルバさん (belage)
2012-09-03 17:18:16
なんだか日本も先進国だとえらそうに言いますけど、
ちょっと前までは明治に近い暮らしだったんですよね。
戦後60数余年で随分失ったものがありますねぇ。
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