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妻籠は馬籠に比べると坂が少ないとはいっても、やはりそこは飛騨路。ところどころに
階段があって。
男性がカメラを向けている家屋はこの建物群の中でもちょっと変わっています。
高いところから屋根を写すとこんな風。欧米の北のほうによく見られる木片の所謂シングル葺き。
かなり古い家屋を近隣から引き屋して保存していると案内板に書かれていました。押さえの小石
が印象的ですけど、これ最近の台風が直撃するともたないでしょうね。
こちらは坂道と階段がセットになっています。人が沢山歩いている先は大きくほぼ
直角に折り曲がっています。ボクの勝手な想像ですが、もともとは全体が坂で、階段
は観光用に後の時代に作られたんじゃないだろうか。
帰ってからパンフレットを見ましたら、これも曲郭の一種、「枡形」と言われるもので
あろうと記載されていました。江戸時代の参勤交代時の陣屋のある宿場はある種の
砦機能も持っていたことが分かります。
その「枡形」の直角に折れた坂道。坂の上の大きな建物はお寺になっていました。
「さしもの屋」ですって。懐かしい言葉です。現在で言えば家具屋と経師屋さんを一緒に
したようなお店。経師っていうのももう古語かしら。襖や障子を貼る家業ですが、掛け軸
等の書画を貼ることも。
さしものは「指物」ですけど、昔武士が背中に旗を背負っていましたが、あれも「指物」。
妻籠の建物にも「うだつ」が見えます。暑い日でしたので街道を歩く人より日差しを
よけて佇む人のほうが多いです。
大きなお店、格子戸の桟のメッシュってそれぞれまばらなようで、統一された寸法では
ないようです。高山周辺の格子戸はほぼどの家でも一緒ですけど、地域性があって
面白いですね。
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Phoenix 東北&関東
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妻籠宿まで来られたのですね
馬篭の方も行かれましたか???
タンポポはどちらかと云うと妻籠派かしらねぇ~(^-^)
きっと相当古い石垣なのでしょうね。
砦機能を持たせるために、わざわざ坂の多いこの地を宿としたのですね。
昔の記憶は残っていないので、ますます行ってみたくなりました。
斯様な建物がきちんと維持保存されているのには感心させられます。
妻籠と馬籠は随分と表情が違いますね。対照的な
木曽路でした。
智恵なんでしょうね。
なかなか趣のある土地で、ボクもまた何回かいく
予定をしています。
出るんでしょうね。問題は火災でしょうね。
木造の宿命、うまい方法がないですかねぇ。
好きになった所以かもしれません、
飛騨高山・箱根・・・
以前 妻籠宿の住人が保存のために
火災訓練行事の放映を見た事があります
日々の営みの中で保存されていることは
大変な事でしょうね。
あったのですね。
古民家を含め、こういった古い建物の保存はホントに
大変だと思います。昼間だけでなく夜もですものね。