試写会をを見に行って来ました。あの渡辺謙が主演で話題になっている作品です。
結論、残念ながらボクの趣味ではありません。クリント・イーストウッドのあの有名な
作品には勝てなかったということです。というのも、主人公が亡くなった奥様との約束
まで破ってまた殺人を犯す理由がこの映画では全く理解できませんでした。
更に、この映画ではアイヌに対する虐待も根底にあるようですが。多分、韓国人の
監督、日本よ歴史をよく見ろと言いたいんでしょうか。この作品よりも小説で船戸与一
さんの「蝦夷地別件」という凄い超大作を読んだほうが歴史認識は出来ます。アイヌの
反乱を描いた作品ですが、ボクはこれ以上のアイヌの歴史を描いた小説作品はまだ
知りません。監督もこの少数民族問題を、もしテーマとしたならば、この作品は事前に
絶対に読んでおくべき。
ま、恐らく日本人の殆どの人が分からぬアイヌ語を俳優に喋らせた努力は買いますが。
それと劇場版と違うのかも知れませんが、ドルビー・システムが効いた劇場での試写会。
俳優さんの声が聞き取りにくいこと。特に、肝心なキーとなる場面と佐藤浩市さん。彼、普段
からよく聞き取れぬ場面が多いし、今回も。多分音響効果のせいと、ボクの老化のせい
だろうと思うのですけど。
逆に普段は全く発声が分からぬ柄本明さんが、かなり明瞭に聞こえたのはびっくり。ありゃ、
相当、監督にやられたなと思いましたが(笑)彼の違った演技が見られたのが収穫かな。
もう一つの収穫は顔を切られた女優さん。彼女しっかりした演技でこれから楽しみです。
残念ながら名前が読めない(苦笑)
え~と、もう一つの話題であります、小池栄子さん。凄いいい役を得たですね。ちょっと
違った彼女の姿を見たような気がしますが、もうちょっと陰影が欲しいなぁ・・・
何れにしても、この作品、見終わって「なんで?」という疑問だらけ。この監督の「悪人」
という映画も見終わって同様の感想を持ちましたが。やはり、この人「フラガール」の
ような明るい映画のほうがあっているようにボクは思います。
■この映画の評価:★★☆☆☆(★5つが最高評価)
最近はとんと観る機会が無いです・・・
感じて居ました、
渡辺 謙 は好きな俳優さんですから
ちょっと興味ありますが暗い悲しい・切なさが詰まっている
のでしょうね、
テレビドラマで人気が出ている若い女優さんです
「家政婦はミタ」に出て居ました (*^^)v
お久し振りです(^◇^) この酷暑を何とか耐える事が出来ました(笑)
いつも映画をぼんやりと観ていますが、するどい論評‥
belageさんの老化を含め、参考にさせて頂きます ウッシッシ
かなり音響効果がよくなって。自宅で観るのとは
かなり違います。
の雰囲気がムンムンです。風景描写は素晴らしい
です。えっ、これが北海道と思うようなシーンが
結構あって。ボクはカナダあたりで撮影したのかと
思ったくらいです(苦笑)
クツナさんですか、知りませんでした。有難うございます。
なかなか将来が楽しみな女優さんですね。
イーストウッドの原作のほうが数段上と思い
ました。
素材はいいのですが、主人公の行動の動機が
よくわからないのですよね。
是非ご報告をお待ちしています。