goo blog サービス終了のお知らせ 

Rolling 55

「転がる石は苔生さず」いつまでも、いつまでも転がり続け・・・
お池にハマって、さぁ大変!  by belage

パリ散策[4]  「フォーブル・サン・トノーレ通り」

2011年08月20日 19時20分32秒 | フランス紀行

パリでボクが一番好きな通り、フォーブル・サン・トノーレ。この画面奥をまっすぐ20分

くらい歩くとるーぶる博物館に通じます。シャンゼリゼが現代の日本の表参道だとしたら、
こちらは銀座かな(笑)商業集積はシャンゼリゼのほうが圧倒的に大きいのですけど、
しっとりとした落ち着きとコンパクトな地域に高級店がぎっしり詰まっているところで銀座
と思っています。道行く女性もこの通りの方が如何にもパリジェンヌという方が多いような。
シャンゼリゼを行きかう人のファッションは原宿と比べたら「えっ?」てなもんです(笑)
日本女性はもっと自信を持っていいと思うなぁ。もっとも、シャンゼリゼを昼歩いている
殆どはボク等のようなお上りさんが大半ですが(爆)

写真の右側に見える建物はパリ市警の建物で、手前には大統領官邸であるエリーゼ宮
が広がっているという、大変にプレステージャスなロケーションであります。

 

こちらはエリーゼ宮の隣、パリ市警の通用門。正門の方にはいかめしい姿形の男性が
屯していて、カメラ向けると何か言われそうで、ちょっと度胸がありませんでした(笑)

 

こちらはエルメスさん本店のショーウインドー。エルメスのバッグとか服飾がよく話題
になりますけど、食器も素敵です。数年前はアフリカ・シリーズという作品を出して
いて、これはパリに来ると必ず数点買って帰りましたが、このシリーズは何という
のでしょう。最近は疎くてすみません。

 

この通りにあるノートルダム・アソンプション教会。あの世界遺産であるノートルダム
大聖堂はまた別途ご紹介しますが、このロマネスク調の建築も素敵で、昔この近く
に定宿があったので、よくお参りに来ました。内部もなかなか素敵な教会です。
撮影時刻は既に7時過ぎ、残念ながら内部は見られずです。

 

フォーブル・サン・トレーノ通りから一本オペラ座寄りの横丁。ホテルのようですが、
バルコンに花が飾られて。こういうシーンも如何にもパリらしいです。

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
Phoenix 東北&関東
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 


パリ散策[3] シャンゼリゼ点描② ヴィトンとか

2011年08月20日 14時33分08秒 | フランス紀行

シャンゼリゼのルイ・ヴィトン様のお店のディスプレイです。

 

東京でも定点観測している和光さんのディスプレイと若干一脈通じるような
テイストがありますね。

実はここで奥様がお買い物をしたんですが、店内はまるでバーゲン会場の
ような込み方と熱気。客はと言えば殆どが去る紅い大陸の方たち。もう
度肝を抜かれましたよ。

パリの高級ブティックといえば落ち着いて、低い声で話をする場所と思うの
ですが、例によって傍若無人な振る舞いが目立って。ちょっとシャンゼリゼ
でお買い物という雰囲気にはなれません。
順番待ちしているボクの横で、若い紅い国のカップルが横からうーだかーだ
と。おまけに対応している店員がどうやら同国人のようで、ボクの鼻先2cm
くらいのところを商品やら伝票が行ったりきたりしたのに、遂に堪忍袋の緒が
切れて・・・

売り場のマネージャーを呼ぶように他の店員に言って、マネージャー氏に
クレームをつけてしまった。客もひどいけど、店員が輪ににかけてひどかった。
マネージャー氏、盛んに謝っておられましたが。

実は20数年前にもこちらにお寄りした時にも同じような目にあって。その時
の客は日本人の団体客。バスの時間があるとかで、もうさながら日本の

バーゲン会場。十数人が一斉に売り場に殺到して、商品の品定めもせずに手に
とると「早く勘定して!なんでもいいから早くバッグにいれて!もうバスの時間が
ないんだから!!」
とでっかい声で日本語で通じるはずもないのに、喚く喚く。同じ日本人として
とっても恥ずかしい思いをしたことが。

その時の店員さんが言った言葉が胸に突き刺さったものでした。

「出来ればじっくり選んで買って戴きたいんですよね。日本の方たちはいつも
こうで。本当に私どもの商品の良さを分かって買われているのかいつも心配
しています・・・」

歴史は繰り返す、でしょうか。

 

おお、シャンゼリゼにも世界のトヨタさんが進出していたとは。ちょっとびっくりです。
ヨーロッパは日産さんは早かったですが、トヨタは遅かったですからねぇ。

 

おおっ、これって実車ですかね。こんなの初めて見たような。
トヨタさんは国内では見慣れ過ぎて、余り興味はないのですけど、
海外に行くとやはり頑張って欲しいと思っちゃうなぁ。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
Phoenix 東北&関東
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 


パリ散策[2]  シャンゼリゼ点描 「フーケ」

2011年08月19日 17時18分46秒 | フランス紀行

凱旋門をおのぼりさんよろしく見学の後はシャンゼリゼを散策。
通りそのものは昔(20数余年前)来た時と勿論全く変わっておりません。

こちらは彼の有名な「フーケ(Fouquet)」というカフェ。様々な映画の
シーンで使われた超有名な老舗。

 

その昔、或る年の大晦日、お友達ご夫妻とこの店で待ち合わせ。除夜の鐘は
鳴りませぬが、誰とはなしに満員の店内にカウントダウンが始まって、新しい
年が始まるとワインやシャンパンのグラスで乾杯!一斉に「ボナネ(Bonne
annee) 新年おめでとう!」と叫びます。そして目を丸くすることに、近くにいる
男女が誰彼となしにキスの嵐。

その後シャンゼリゼ大通りを下ってルーブル美術館近くのホテルまで歩いて
帰りましたが、その間も大勢の男女が目を合わせると「ボナネ」、そして「チュ」
の連発。

うひひ、ボクも奥様の鋭く痛い目線もものかわ、当然この戦いに参戦(爆)
はて、何人のご婦人と異文化交流をさせて戴いたかしら(爆)

ということで、とっても思い出深い場所なのであります。

 

こちらは「フーケ」と同じ側のもっと凱旋門に近い複合ビル。なんやらガラスの
衣装を纏った姿で。これは少なくとも20数年前にはなかったような・・・

夜ライトアップされるとどんなに映るんでしょう。ちょっと興味がありますね。

 

これは最近表参道にも出来たような気がするけど。ネッスルのエスプレッソ
専門店。フランスはやはりコーヒーの国。沢山の人が出入りしてました。
因みに世界のコーヒー市場を押さえているのはフランス。英国は紅茶。
なかなかいいコーヒーを安く日本が手に入れるのは難しいんですよね。

 

入口にフランス料理に欠かせない銅製パンを飾ったレストラン。
なかなか楽しそう。入店したらパンが頭の上に落ちてきたらもっと
楽しいかなぁ(笑)

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
Phoenix 東北&関東
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 


パリ散策[1] 凱旋門

2011年08月18日 17時00分01秒 | フランス紀行

グランヴィルから車でレンヌ、レンヌから再び新幹線でパリに戻ってきました。
パリからは夜行寝台でスペイン入りしますが、トランジットの一日、市内を
散策となります。

最初に訪れたのはエトワール広場の凱旋門。

エトワール広場とはパリ都市計画でここを中心として12本の大きな道路が放射線状に
広がっており、それの平面図形がまるで星(Etoie)であるかのように見えるところから
通称として呼ばれるようになりました。

1806年ナポレオンの命により着工し、完成はナポレオンの死後1836年。

尚、現在は第二次世界大戦でドイツ占領下のフランス解放時に勝利を祝しドゴール
将軍がこの門を潜って行進したことを記念し、Charles de Gaulle Etoileと名称が
変わっています。

 

    

門の正面に置かれた彫刻。左がナポレオンがテーマ。「1810年の勝利」と題されて。
女神がナポレオンの月桂樹を載せている図。右は「1972年の義勇軍の出陣」の図。

 

 

天井には沢山の花がレリーフされて。まぁ、なんともきれいなものです。
ここにはナポレオンが勝利した戦いの名、偉大な革命家の名前、共和制と帝政
時代の将軍の名前558名分が刻まれているそうです。目の悪いボクにはそれは
確認できませんでした(苦笑)

 

屋上の展望台への入場を待つひとが沢山列を作っています。ボクはこちらへは
何回も来ていますが、未だ一度も登ったことはありません(苦笑)大体なんで金
出して、272段も階段を登って汗をかかにゃいかんのと奥様の誘いを断って。

列の手前には第一次世界大戦で亡くなった無名戦士の墓が。こうやって毎日
花束に飾られて。これを見て、我が靖国神社の参拝に外国、特に隣国の数カ国
から「う~だか~だ」言われる日本、それを気にして(びびって?)参拝にも行かぬ
閣僚の情けなさを思い出してしまった。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
Phoenix 東北&関東
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 


グランヴィル 「ディオール美術館」④ わんことか

2011年08月17日 11時44分54秒 | フランス紀行

 

ディオール美術館から見た大西洋です。やはり結構波が荒らそうです。
冬場は荒々しい姿を見せるんでしょうね。

奥様がわんこ二匹抱えて悪戦苦闘しとります(笑)わんこもかなり
嫌がっとります。やたら画面右側の方ばかり眺めて。右手には、

はは、飼い主の許に帰って安心したみたい。このご婦人は観光客なんですが、
ワンコが可愛かったのでボクが取り上げてしまった(爆)やはり普段犬に接して
いる人とそうでないのはワンコも態度でわかるんでしょうね。

 

  

  

この季節、薔薇も終りに近づき、日本と同様に紫陽花の花がフランスの
どこに行っても咲き乱れておりました。
シーボルトが日本から密かに持ち出したものが、今こうしてヨーロッパ
のみならず世界に広まって。
そういう意味でグローバル化の最初であったのかも知れませんし、
ジャポニズムの最初であったのかも知れませんね。

そうそう、ディオール(1905-1957年)のオートクチュールの中には明
らかに日本の浮世絵からそのモチーフをとった思われるものが。

ディオールはこの地に生まれ、1920年から1925年までパリ政治学院
で学びます。これは実業家であった両親の意向によるものでしたが、
彼は芸術の志が高く、卒業後1928年に画廊をパリで営むようになります。
その後父親の事業の失敗から、ファッション・ハウスのデザイナーとして
糧を得ることに。1930年代後半、リュシアン・ルロンのオートクチュールで
ピエール・バルマンと並ぶ主要デザイナーとして活躍。1945年に自身の
ファッション・ハウスを持つに至ります。

1947年に最初のファッション・ショーを開催。彼の8の字をモチーフとした
デザインは「ニュー・ルック」として戦後のヨーロッパのファッションの魁と
なりました。

確かに今回の展示物を見て、戦中華やかなものを禁じられていた女性
たちにとり、彼の提示したものはまさに砂漠の中のオアシスのように
映ったんではありますまいか。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
Phoenix 東北&関東
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 


グランヴィル 「ディオール美術館」③ 薔薇の香り[2]

2011年08月16日 17時16分18秒 | フランス紀行

ディオール美術館の庭から見た大西洋です。再び薔薇の花を。
撮って来た写真はほんの一部。一体何十種類あったんでしょう。

 

何れも香りが素晴らしいものばかり。

 

 

そして庭のところどころにはこんな箱が置かれていて。彼の有名な「ポワソン」じゃ
ありませんか。なんと後ろに植えられている薔薇が原料のようですよ。ブルーの
扉を開けると、ポワソンの匂いがほんのり香って。

なかなか洒落た仕掛けじゃありませんか。

この薔薇園は香水の原料としての研究施設でもありました。びっくり。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
Phoenix 東北&関東
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 


グランヴィル 「ディオール美術館」② 薔薇の香り[1]

2011年08月15日 16時33分49秒 | フランス紀行

 

広大な敷地には大きな薔薇園が。季節的には既に遅い感じでは
ありましたが、それでも園内は様々な薔薇が咲き乱れて。
如何にも華やかなディオールのイメージがむんむんと。

向こうに見える青は大西洋です。

 

  




 

何れも素晴らしい芳香を放って。それぞれの薔薇にはそれぞれの匂いが
あるんですね。この薔薇園はその中でも特に香りが強いものを集めている
ようです。その理由は後で分かるんですが。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
Phoenix 東北&関東
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 


グランヴィル 「ディオール美術館」①

2011年08月14日 11時42分16秒 | フランス紀行

モン・サン・ミシェルからサン・マレ湾を車で北上し、約1時間強。
なんということない港町が。
半島の山の上に瀟洒な住宅街が広がりますが、その一角に
あのクリスチャン・ディオールの生家があります。

彼が功なり名を遂げた後は、ディオール美術館となっていますが、
丁度彼の回顧展を開催中とのことで急遽予定を変更して
ファッションのお勉強に(笑)

 

入口にはこんな看板が。

訪問する方は殆どがちょっとシニアなお金の匂いがするような
ご婦人が殆ど。多少、ボクのようなむさくるしい格好のおじさん
には場違いな感はありました。

 

こちらが彼の生家。なんやらとってもメルヘンチックな住居です。一階の
よしずが張ってある部分はアトリエのようです。残念ながら内部の撮影
は禁止。

彼のデヴューから晩年までの節目となる作品の数々と彼の制作した
絵画、彫刻、装飾品等が陳列され、第二次世界大戦後の復興の欧州
の中で、彼の作品が如何に世界のセレブに驚嘆の目で迎えられたかが
よく分かります。

彼自身は裕福な実業家の家に生まれパリに出て芸術家を目指しますが、
その後、実家が没落、已むなく芸術家の道を断念し、この世界に入り
ます。

彼の絵画を見ると、かなりの腕。観る者を圧倒する作品群にびっくり。
芸術家としての道を選んだとしてもそれなりの成果を上げたんでしょうね。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
Phoenix 東北&関東
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 


モン・サン・ミシェル29 さよならモン・サン・ミシェル②

2011年08月13日 16時53分41秒 | フランス紀行

 

 

すっかりこの島の美しさを堪能した三日間でした。修道院付属教会にも参詣を果たし

次の訪問地、この近くの港町グランヴィルに参ります。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
Phoenix 東北&関東
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 


モン・サン・ミシェル28 さよならモン・サン・ミシェル①

2011年08月13日 11時53分50秒 | フランス紀行

城塞の外郭にあるレストランから写した僧院です。

 

 

城門の上部におわすマリア像。なんとも優しい顔をされています。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
Phoenix 東北&関東
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 


モン・サン・ミシェル27 朝のモン・サン・ミシェル

2011年08月12日 16時38分00秒 | フランス紀行

モン・サン・ミシェルの最終日の朝、5時に起床してそのまま車でちょっと
遠出して。朝日を浴びたあの島を撮影したいと思って。

 

待つこと約1時間。やっと日が昇って来ました。

 

もっと、さっと光が差し込むような姿を期待したのですが・・・

 

思ったような画像にはならず。早起きは三文の得ならず、ちょっと残念(苦笑)

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
Phoenix 東北&関東
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 


モン・サン・ミシェル26 モン・サン・ミシェル お土産屋さんで

2011年08月12日 11時55分16秒 | フランス紀行

奥様がピンクの戦利品の袋を提げて喜んでいます。宿からモン・サン・ミシェルに行く
道中にあるお土産物屋さん。ただ普通のお土産だけじゃなくてオリジナル・デザイン
のものが主体というお店。

奥様はこちらで鍋敷きと石でできたコースターをご購入(重っ!やれやれ・・・ 苦笑)

実はモン・サン・ミシェルの修道院へ向かう道すがら、この店が目につき入って。
お店のロゴが素敵だったので。なかなかいいデザインですよね。

一応お店の人の説明を暫く聞いて、考えてみたら土産袋を持って自転車で観光
も鬱陶しいので、帰りにまた寄るからと言って、閉店間際に戻った次第。

 

 

こちらがお店のオーナーであり、デザイナーの方。なかなか愛くるしい方で
ありました。手に持っているのは彼女考案のモン・サン・ミシェルの風景を
入れたキューブリック・キューブ。自慢の品でよく売れているそうです。

その他結構キュートなお土産品が沢山置いてありました。

彼女、ボク等が観光の帰り再訪したらびっくりして。「本当に戻ってきたのね、
やはり日本の方はウソをつかない」と頓珍菅に聞かせてやりたいような言葉
を満面の笑みで。国の主がああだから、国民はこんな苦労も(爆)

そんなこんなで暫し彼女とあれやこれやを歓談。でも、最後にぎくりとするような
質問を受けて。

なんで日本の方はモン・サン・ミシェルが好きなんですか?」ですって。

 

ここで、応えに詰まったら頓珍菅と同じに扱われてしまいます。とっさに、
「え~と、少なくとも大部分の日本人にとって宗教的理由はない筈。ボクも
敬虔じゃないけど一応仏教徒。でも、何か惹かれるものがあるのよね。」
「それは、多分宗教的なものを抜かして貴女が好きな理由と同じだと思う」

「そうねぇ、私も敬虔なクリスチャンじゃないけど、やはりずっとここに住んで
モン・サン・ミシェルを愛している。でも、よく分からないんです」

「そう、そこなんです。多分訳の分からぬミステリアスなところ、それが多くの
人を惹き付けるんでしょう。人間って未知のもの、不思議なものに憧れ、惹
かれるでしょう。まぁ、男と女の関係みたいなものじゃない」

とここで二人で大笑いになったりして。お隣で奥様がきょとんとしてました(爆)

 

★お店の名前は「Cote Mont」日本語なら山際さんかな(笑)

皆さんもモン・サン・ミシェルに寄られたら是非お立ち寄りください。場所は
モンサン・ミシェルからの一本道をずっと南下してペンション村の外れに
近い右側(道路は一本ですからすぐわかると思います)。因みに彼女との
会話は英語ですが、お上手な英語でした。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
Phoenix 東北&関東
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 


モン・サン・ミシェル25 夕食はムール貝なぞを

2011年08月11日 16時34分54秒 | フランス紀行

この地方の食はやはり魚介でしょうか。宿のご近所のレストランで。
エビは高いので今日はムール貝で(爆)

このムール貝、スペインで食べるのとちょっとカタチも味も違います。
なんやら小ぶりなような気がしますが。それなりに身が締まっている
ような。甘味はこちらのほうが多いような気がします。もっともスペイン
のそれは、ニンニクがかなり効いてオリーブ・オイルがたっぷりという
ように料理法が違いますので単純な比較は出来ませんが。
こちらは同じオリーブオイルですが、殆どオイルの味はしませんし、
ニンニクも少なめ。代わりにタマネギと小口ネギみたいのが使われ
ています。

まぁ、量が半端じゃない。なんとこれで一人前(うひ~、嬉しい)奥様と
二人、暫し無言で食べ続けて(笑)

 

ワイン・リストの中から二番目に安いのを選んで(笑)日本円換算で2000円くらいでしょうか。
きりりと締まったちょっとドライなボク向きのワインで、ムール貝に良く合いました。

 

豚ハムのソテー。結構なお味でありました。フランスでもこういうあっさり系の
食べ物が食べられるんだと意外な感じが。そう言えば昨年もフランス国境の
町で同じようなものを食べていました。フランスでもポピュラーな食いもの
なのかもね。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
Phoenix 東北&関東
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 


モン・サン・ミシェル24 海

2011年08月11日 12時20分39秒 | フランス紀行

モン・サン・ミシェルから見た周辺の海の姿。海とは言っても、干潟のような
イメージですけど。北東側のビューです。時刻は夕方の7時ごろ。

 

丁度満潮時でしょうか。干潟にだんだんと潮の量が増えてきて。水の
流れている方向が内陸部です。

 

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
Phoenix 東北&関東
 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 


モン・サン・ミシェル23 聖ミカエル像

2011年08月10日 17時17分55秒 | フランス紀行

モン・サン・ミシェルの修道院付属教会の天守搭に聳える聖ミカエル(サン・ミシェル)
のお姿の彫刻です。教会の出口にあったもの。

 

これは出口の売店のお土産品。全身金ぴか。

聖ミカエルの姿は色々な形で表されているようです。

 

これはフレスコ画に描かれたもの(多分複製)。聖ミカエルがドラゴン(悪の象徴)を
退治している図。

 

これは油彩画。旧約聖書外典「モーセの昇天」に則った絵ですね。外典によれば
ミカエルは堕天使サマエルと雌雄を決する戦いをし、それに勝ったとされます。
堕天使サマエルはサターン(悪魔)と看做されることもあり、その後象徴として
ドラゴンが描かれることになります。この教会天守にある聖ミカエル像はドラゴン
を踏みつけています。

 

これは貴重な写真。いつの時代か分かりませんが、島と内陸を結ぶ道路が
出来たのが1877年ですがいつの時代のものでしょう。画面下に見えるのは
何と巡礼者の列。まるでアリンコの行列の様。それが引き潮時を狙って
浅瀬を行列しているようにも見えますが、多分満潮時に潮に浸かった道路
の上を歩いているんじゃないかしら。

中世までは「モン・サン・ミシェルに行くなら遺書を書いてからにしろ」と言われる
ほど危険な行脚であったそうな。この写真を見るとさもありなんと思われます。
何しろ当時の高潮時の干満差は15m以上といいますから、あの東北を襲った
津波と同程度。それを考えると「遺書云々」はとても冗談とは思えません。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
Phoenix 東北&関東
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・