素敵なお風呂に浸かって、ほろ酔い加減で夕食に。なにせ、露天風呂に
入ると酔っぱらえるので(↓笑)
夕食は食堂で。昔は大広間の宴会場であったようですが、畳の上には
テーブルが並んで。あの、大宴会場で周りを気にしながらの食事は苦手。
だいたい、畳に座って長時間胡坐をかくことも出来なくなってしまっている
ボクには苦痛でもあります(苦笑)
こういう畳にテーブル席というのも新鮮でいいものです。
和食ですが、この通り洋風のお皿にオードブルがてんこ盛り。なかなか洒落た
色付けです。
刺身盛り合わせの中央のイカのお隣にあるのは、なんと鯉のアライ。おお、
久々に鯉のアライなぞを頂きました。昔信州は佐久に旅行に行った時に
鯉のフルコースを戴いて以来だから30年以上前。こりっとした淡白な味が
素晴らしかったです。その他の魚も新鮮で。この山の中でもこんなに美味しい
魚介が食べられる!冷凍技術と交通網の発達と言う文明の利器のお蔭で
ありますが、解凍の腕がいいんでしょうね。
家での刺身ではこうはいきません。
揚げものは地の野菜とキノコ。塩で頂くのがまたいいですなぁ。お塩には
これまた御当地名物紅花(べにばな:山形県花)が混ぜてあって(写真左下)
この紅花はキク科の植物ですが、原産jはエジプトでシルクロード経由で
この山形にまで来たのだそうです。山形は旧米沢藩と最上藩の二領地が
合体していますが、上山市は最上藩領で、最上藩の当時の最大の産品で
あったそうな。紅花の最初の色は黄色なんですってね、知らなかった。
これも山形名物の「いも煮」。出汁がうまいです。勿論、肉も里芋もうまかったですが。
家でこういうの作ると出汁が濁るのよね。アクをいくら掬ってもこういう透明な出汁って
出来ない・・・何回もスープを漉すんですかねぇ
こちらは岩魚の丸焼き。東京でも高尾山のような場所に行くと食べられますが、
なんだか味が違う。多分養殖ものではあると思うのですが、水の違いかなぁ。
添えられているのはししとうの焼き物とこれも当地名物のこんにゃく。
はい、これも名物米沢牛。焼き物は奥様と義母さん。ボクはシチューで戴き
ました。ん~ん、名物にうまいものありです。
こちらは茶碗蒸しでありました。底のの方にマツタケさんが隠れておりましたが(笑)
流石のボクも腹いっぱい。最後の〆はお茶づけで。食事を終えたら、仲居さんが
でっかい籠を持ってきて、「お夜食でございます」だって!
部屋に帰っておそるおそる見たら、小さなおにぎりとおしんこが!!
流石にこれは食べられず(でも、翌朝こっそり味見したのはナイショ 爆)
いやはや満足、大満足でありました。
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Phoenix 東北&関東
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