疲れた脚を引きずって、辿りつきました「高尾山ケーブル駅」(写真の奥が
駅舎です)。朝はこの辺りまで観光客が列を作って並んでいました。
ケーブル駅のどまん前にあるこのお店、「高橋家」という高尾で有名なお蕎麦屋
さん。毎回下山後こちらを覗くのですけど、いつも超満員で・・・
この日は珍しく1席が丁度空いていて。二人以上のお客さんは順番待ちをして
いましたが、ボクはカウンター席で。
高尾山登山の後の楽しみはこれです。麓の蕎麦屋で蕎麦を手繰りながらお酒
を飲んで。はい、自分へのご褒美なのだっ!(笑)
駄目ですよ、自分へのご褒美が多すぎるって陰口叩くのは(爆)

お酒のアテに頼んだのがこれ。豆乳を練り込んだ「湯葉こんにゃく鍋」。おそるおそる
口に運んだのですが。これが何と絶品。大変品のあるまろやかな豆乳の湯葉の味と
こんにゃくの歯応えがボクの脳のドーパミンをかなりに刺激してしまったじゃないかっ!!!
久し振りに新種のうまいものを食べました。
帰りに土産で買って帰ろう思い、お店の人に聞きましたが、これこの店の
オリジナルで、他には売ってないそうです。お店でお召し上がりくださいですって。
高尾山に来て、このお店に立ち寄ったら是非お試しを。

メインはこれまた定番の「とろろ蕎麦」。高尾山の名物で、数十軒ある高尾山の
お蕎麦屋さんのどの店でも必ず用意しているメニューです。とろろの卵の黄身の
上に黒く見えるのはトンブリです。他のお店でも色々工夫してますので、是非何回も
登って食べ比べてね。
この店はとても嬉しいのが刻み海苔がテーブルの上に置いてあり、使い放題。
ボクは蕎麦の味が変わっちゃうので余り使いませんが、ざるそばが好きな方
は嬉しい配慮でしょうね。

今日はお昼はこれを食べるためにおでんのみと我慢したので、大盛りを頼んで。
関西の方は不思議に思われる方も多いようですが、蕎麦を酒のアテにして
お銚子もう一本。
文筆家で蕎麦好き、酒好きは多いのですが、とあるそば愛好家の女流作家なぞ
は、酒のアテがなくなると蕎麦つゆを箸で挟んで、それを舐めながら酒を飲むと
いう達人がいるくらい(爆)流石にボクはそこまで達人の域には達しておりません
(笑)
程よい疲れが心地よい酔いを誘って。今回も無事に下山できました。健康に
感謝して、お銚子もう一本!!

このお店、入口を入るとびっくりします。店の中に柿の木の大木が屋根を突き
抜けてるんです(笑)
このお店のご神木となっています。

さて、美味しい食事を終えて街を腹ごなしで散策。沢山あるお土産屋さんももう店じまい。
銀座並みに混雑していた日中がウソのよう。

こちらは高尾名物の饅頭屋さん。「有喜堂本店」
奥様のお土産に饅頭を買ってと。
(このシリーズおしまい)
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Phoenix 東北&関東
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