robihei日記(将棋とか、GOLFとか、徒然に)

将棋ファン暦30余年、10年程前のNスペ「対決」を観て将棋ファン熱が更に高じ、以来ずっと棋界ウォッチャーに

王将戦最終第七局

2006-03-22 19:30:05 | 将棋な私
05年度タイトル戦オーラス、王将戦第七局。タイトル戦会場としてはかなり珍しい佐渡まで行って対局。

先ほど終了。98手までで後手番羽生王将の勝ち、羽生から見て○○○●●●○で防衛。将棋界初の三連敗四連勝ならず、モテ光残念。

これで年度のタイトル戦はすべて終了

名人 森内4-3羽生(防衛)
棋聖 佐藤3-2羽生(防衛)
王位 羽生4-3佐藤(防衛)
王座 羽生3-0佐藤(防衛)
竜王 渡邉4-0木村(防衛)
棋王 森内3-1羽生(奪取)
王将 羽生4-3佐藤(防衛)

と、ここ数年では珍しい7タイトル中防衛6タイトルという結果。次年度は4月上中旬の名人戦森内ー谷川戦と朝日オープン羽生-藤井戦で開幕。その間6月まで棋士の大半の幸せの基準となる順位戦(昇降級の心配をしないですむ)のないシーズンオフ的な期間となる。

そのなかでも棋聖戦挑戦者決定トーナメントや王位戦リーグは続く。羽生善治、年度最終戦は3/31の木村一基、棋聖戦トーナメント8強戦。3/31の対局を残して羽生の戦績39勝22敗.639 あと一つ勝っても勝率.645は羽生の年度成績としては中の下。ガンバ、ハブタン。

今日の勝ちでおそらくは年度最高棋士に贈られる将棋大賞の最優秀棋士賞は羽生になる可能性が高い、初の「該当者なし」でも僕としては納得ですが。

将棋界の1年はこのようにして暮れて明けます。