robihei日記(将棋とか、GOLFとか、徒然に)

将棋ファン暦30余年、10年程前のNスペ「対決」を観て将棋ファン熱が更に高じ、以来ずっと棋界ウォッチャーに

朝日OPEN:時間切れ?事件

2007-12-26 13:43:22 | 将棋な私
少し前にA級順位戦で問題になったことのある秒読み時間切れ疑惑問題が別の対局で再燃。将棋に興味のある方は、この棋譜の一番下、投了のところをご覧ください。

問題は、郷田九段が前回は加害者(時間切れを疑われつつ、勝った)で、今回は被害者(時間切れを疑いつつ、負けた)こと。

前回もめごとになり、結果的に連盟副会長の中原永世十段(当時)の裁定で決着がついたのだが、今回はその逆の立場で後味の悪い捨て台詞を残した郷田。

言葉の少ない棋士で、ただでさえ誤解を受けやすいタイプの上、今回の話は前回の状況と整合性が取れないと表面的には見える。この辺は語りだすとキリが無いのですが、解釈はファンそれぞれにゆだねられる形に。

robihei個人としては、この1件で郷田をより嫌いにも好きにもならない。ただ、この騒動を直接間接に聞き、郷田の真意をはからずに「こういう場面で、勝ちゃ勝ったで、負けりゃ負けたで後味の悪いやつ」とただ嫌いになるファンが増えそうなのには心が痛む。

どうすか?mig教授。どさくさにまぎれて行方ベスト4ってのもあって、だいぶ注目してるんですが(笑)

M-1グランプリ

2007-12-24 17:00:20 | よもやま話
毎年それなりに気にして楽しみに待っている割に、ほぼ毎年見ることができないこのイベント。

今年も日曜日で買出しその他のバタバタのなか、車の中で決勝3組の戦いだけ偶然にも見る機会に恵まれた。

個人的には決勝だけの勝負なら若干トータルテンボスに軍配を上げたかった気がするけど、結果的に昨晩以降のブログやニュース記事の様子をみると、優勝したサンドウィッチマンの決勝1本目のネタが相当カットバシたようで、結果としては順当ってことかな?

このコンテンツ、イベントの仕立て方(情実なし、一発勝負の形式とか)が非常に良いのが個人的に気に入っている理由の1つ。あの2時間ちょっとの時間に「笑いの神が降臨する瞬間」が何年かに1度起きるような気が。昨日は丁度その日だったようで、ライブ感は薄れるがもう一度DVDが出たら今回はチェックしてみたい気がしました。見逃した去年と並べて眺めてみたいと思う。

サンドウィッチマンはブラマヨぐらいは行くよね?きっと。昨日見た範囲では富澤君の電話しながらの「エビのポーズ」やった前後のやりとりが一番気に入りました。それ以上に「エジプトでバウムクーヘン」(トータルテンボス)の方が個人的には笑えたってのはありますが・・・^_^;

羽生1000勝

2007-12-21 12:04:49 | 将棋な私
こまこま書くより、この記事の一覧表からそれぞれの人たちの達成状況を見比べてください。

将棋史上に残る偉大な鉄人、大山康晴の最多勝歴代一位が1433勝、いまのまま勝ち続ければ40代後半で達成されるペースながら、そこまでのペース維持はさすがの羽生でも厳しいかな?

「記録で抜けないのは最多敗だけ」とrobiheiとしては見ている羽生なので、まあやっぱり通過点という表現がぴったりですね。

それにしても、七冠騒動はもう12年前なのかあ・・・と改めて歳月を感じる。

情熱大陸:佐藤棋聖特集

2007-12-17 09:26:08 | 将棋な私
昨晩の情熱大陸(TBS)は竜王戦挑戦者で戦っていた時期とカブせて佐藤康光の特集。

非常に実直な人柄と将棋にかける情熱は良く伝わるいい仕上がりになっていた、というのが率直な感想。

「終盤の佐藤の咳き込み」は業界内では有名だが、トイレに頻繁に立って、最後にはエズいて胃液まで吐いていたのをタイトル戦会場の廊下で拾っていたのには感心。3回か4回続けて盤面を頭に浮かべながらトイレに入ろうとして、その都度手前の女子トイレの入り口に誤って入る(笑)のも良い編集だった。

ああやってみると、やっぱり一度は渡邉からタイトルを奪う姿を見たいなあ・・・
と思うのが人情ってものである。

竜王戦決着

2007-12-14 10:44:02 | 将棋な私
伊豆で指された第六局、中終盤の入り口までは劣勢だった渡邉竜王が得意の終盤膂力の発揮で逆転勝ち。棋界有数の終盤力の佐藤二冠を相手にこの勝ち方は大きい。

6局通じて2日制のタイトル戦という環境では渡邉>佐藤ということがある程度確認されてしまった感がアル。それにしては他のタイトル戦に縁が無さ過ぎ!明クンがんがれと声を大にしていいたい。

これで4連覇、来期も防衛すれば連続5期の規定で初代永世竜王となる。但し、竜王以外タイトルを取っていないので棋界最高峰のタイトルホルダとしての箔は3割引ってところ。

来年は羽生挑戦者(こちらも永世竜王リーチ)で「永世位初代争奪戦」のタイトル戦になって欲しいものである。

将棋指しという仕事

2007-12-10 11:19:50 | 将棋な私
毎日チェックをする日本将棋連盟のサイトの対局結果速報、12/5の結果にある

● 畠山 鎮 渡辺 明 ○ 順位戦B級1組 9回戦・千日手

というコメントを見て、今期順位戦では渡邉を応援するrobiheiとしてはホッと一息入れつつ「千日手か、大変だったろうな」と思ってました。

果たせるかな、このブログコメントを見ると、つくづく将棋指しというのは「頭脳重労働」という言葉がぴったり当てはまる感じ。ちなみに対局開始は朝10時だから、感想戦終了まででいうと、拘束時間は20Hジャストということになる。

伝統文化とはいえ、あえて言ってしまえば「たかがゲーム」にここまで心血を注ぐ人々が千駄ヶ谷に集って日日結論の出ない盤面に向かって人間同士の熱い夜を過ごすのが将棋界なのです。

棋界近況

2007-12-06 14:21:52 | 将棋な私
竜王戦連戦モードにしばらく慣れていたので、タイトル戦のないOPENウィークは久しぶりでちょっと違和感があるrobiheiです。

その連戦インタバルの間に指されたB1順位戦の渡邉-畠山鎮は千日手指し直し局で渡邉が勝ち、3-5まで星を戻してやや一息だが、まだ首が寒い状況に変わりがある訳ではない。渡邉の今期昇給の目はないものの、少なくともあと4局さして最低でも指し分けの6-6は将来のある若手No.1としては責務という感じ。

昨日同じく指された女流名人戦リーグ最終ラウンドでは中井六段が前期名人戦敗退者(リーグ1位)からの陥落とちょっとした番狂わせ。LPSA設立・分派騒動の心労の影響は少なからずあっただろうが、まだ老け込むのは早いんですが。代わりに昇給する石橋女流王位に来期は期待(プロレス的観点での話だが・・・)

また、今週は月刊誌の将棋世界の発行、十六世名人中原誠の襲位がTOPニュースだが、江戸時代からの歴代の名人位の歴史読み物がやはり秀逸。11/17が毎年「将棋の日」なんですが、これって八代将軍吉宗が定めた享保以来の御城将棋の日が起源、って知ってました?(笑)

この手のトリビアネタが大好きなんです、将棋ファンって。

J1終了

2007-12-03 14:39:20 | 蹴球な私
あまり細かく振り返るつもりはないですが、横浜FC-REDSのあの日の試合に関しては明らかに横浜に勝つ価値がある試合だったというのは確か。

ミランだってバルサだってマンUだってそうだけど、CLと国内リーグの二冠は相当の完成度(1つ取っても枯れないモチベーションを含む)があって始めて成立するってこと。まだ浦和にはその力と巡り合わせがなかったってことでしょう。

でも、あの試合だけど、
■横浜が強かった
■浦和が弱かった
どっちなのかなあ・・・?カタタウとやら、結構良くってびっくりしました、ノーマークでしたが。