robihei日記(将棋とか、GOLFとか、徒然に)

将棋ファン暦30余年、10年程前のNスペ「対決」を観て将棋ファン熱が更に高じ、以来ずっと棋界ウォッチャーに

久しぶりにプロゴルフの話

2006-11-28 12:36:39 | Golf一般
先週で日本女子ツアーは終了。有終の美を飾った横峯さくら、去年の最終戦に勝って翌年ブレークした大山志保の再来なるか。来年前半が勝負ですね。

日本男子は片山晋吾が賞金王確定、横田真一の「選手会長特例シード」話には笑った。一番冷静だった本人が変なシードを辞退してQTに出るという宣言をしてよかった。何か「金の斧、銀の斧」の話を思い出したぞ(爆)

J・M・シンというインド人選手がカシオで優勝。来年は世界各地で優勝しそうだ。来年マスターズに「インド人として初」の参加らしいが、Vijay Singh というインド系フィジー人はカウントしないのかな?とちょっと苦笑い。ともあれ来年は応援しましょう。

最後に美談系の話。
今日出た週刊ゴルフダイジェストに載っていた大山志保の父の談話とエピソード。バスの運転手→個人タクシーという稼業の中、末っ子の志保嬢をプロゴルファーにするために頑張ったお父さんの話、はっきり言って泣けます。一杯の掛蕎麦並みに泣かせる。日本人の美徳の結晶という感じ、同じ号に載っている韓国系豪州人のヲンジョン・リーの韓豪混ぜこぜの話もいい。

やはり、いいゴルファーは家族が育てるのである。

台湾から帰って初ラウンドした感想

2006-11-25 11:52:05 | 私的Golf
いずれまとめて整理するつもりですが、台湾では散々ですた、ゴルフについてですが。それ以外の人的交流とか観光とかは相当楽しめたので、個人的には満足して帰って来たのですが。

最初の2日間、かなりの強風(常に7~8m+時に突風モード)にやられた、特に向かい風。あと2日ともその日の最初のバンカーショットでHRをやらかして、一遍にバンカーの感覚が壊れたのが痛かった。

そんなゴルフでも収穫があったようなのですわ、これが。
打ちのめされて帰ってきて23日に月例に出たんだけど、厳しめの寒さ(但し雨予報は外れて超ラッキー)、HD14でAクラスはほぼフルバックからのラウンドで7000y弱のコースをラウンド。結果は43/46=89 とまずまず。

・Teeショットの思い切りが良くなったこと
・トリを3つも叩いたのだが、そのあとの3hともParで
 取り返すという我慢強さ
・全体的に気持ちが暴れずに、1日通して淡々とラウンド

とまあ「台湾でやりたかったゴルフ」がようやっと2週間遅れでやってきた。

「タイトル戦を戦うと香車1本分強くなる」というのは佐藤棋聖の口癖だが、ゴルフでもそのような体験ができた気がする。

竜王戦第三局

2006-11-15 20:01:15 | 将棋な私
感動した。

矢倉の大熱戦、それも「大熱戦」という言葉が陳腐に感じるほどのもの。10年前の竜王戦羽生-佐藤最終局、NHKスペシャルの「対決」という番組に昇華した対局を髣髴とさせるものがあった。

今現在最強と言ってもいい佐藤康光の先手番矢倉を撥ね返して勝てるとは・・・渡邉明、「本物」の雰囲気が漂ってきた。

前回対局の振り返りをここまで正直に書く渡邉明竜王を、尊敬すると共に底知れない畏怖を感じて、「この棋士になんとか1番入れさせてあげたい」と痛切に(しかし、失礼ながらムリかなあ・・・)と感じていたのだが、、、ここで勝ちが来るとは。

先手番1ブレークを撥ね返し、これで先手後手の勝敗としてはチャラ。「私は下馬評を裏切るだろう」のコメントが俄に現実味を帯びてきた。

時間が無いので今日はここまで。彼のブログにまた記事が載る明日の夜が楽しみである。

D-MAT goes to Boston!

2006-11-15 12:49:19 | よもやま話
まあここ数日の話題としてはこれでしょう。

スケールが大きい話であるが、当然といえば当然。昔から大の高校野球ヒーロー好きのrobiheiとしては、古には江川・水野・KKあたりから、直近の田中斎藤まで一通り見てきているが、投手の素材としては桑田・江川と並ぶ3逸材の1人であり、金銭的に見てのこのような高評価もムベナルカナ、というところではある。しかし、球団運営費より多額とはスゴイネ。

さてどれくらい活躍するか、robihei的に指標として置きたいのは、この人の成績99-02年、4年連続でサイヤング賞をスウィープした怪人ランディジョンソン。比較対象として注目すべきはその4年間の投球機会・イニング数・防御率あたりか。

■イニング:年間220回以上(MAX250回)
■投球機会:30回以上(MAX35回)
■年防御率:2点台
■年勝利数:15勝以上(MAX・・・23or4?)

このあたりの条件をクリアできれば、間違いなくサイヤング賞のノミネートにも名前が挙がる。

イチローが6年前に起こした奇跡(新人王&MVP)の再来を期待したい。でも、くれぐれも怪我をしないようにね、D-MAT。ボストンは寒いから春先特に注意かな。故障したら「$50Mのガラクタ」と痛烈批判は必定なので、慎重に。

あまりに迂闊な勘違い?

2006-11-09 17:49:13 | よもやま話
日曜日から台湾に来ていて、今日で5日目である。

「立体平安神宮」と先輩が称していた(まさに、遠目から初めて見えたときには爆笑したわ)圓山大飯店に宿泊して、世界左手高爾夫錦標賽なる名前の大会に参加している。
ホスト国台湾の人々のホスピタリティはすばらしく。参加者は皆良い気分で気候の最もよいといわれるこの時期の台湾を満喫している。

朝早く、それも5:30とかに飯店を出てゴルフをして、スループレーをして早ければ15時前後に戻ってくる。そこからが毎日長い(笑)来て早々ヘヴィーなマッサージを活用しすぎて2日目の朝に突如腰・背筋痛が出たほどである、それをまた全身整体にいって癒そうとしているのだから病膏肓である。

段々ディープな街に入り込もうと(別に危ない系ではないですが)していて、買い物好き夫婦の安物買いの血が騒いでいる。士林夜市など序の口で、昨日は中日でゴルフの休息日だったので朝から胡宮見物も程々に永楽市場といわれるカラスミ・フカヒレ・漢方の店の並ぶ台北のアメ横のようなところに半日以上いた。食事はラーメン40元(@\3.7)、デザートはタピオカ豆腐35元、日々過ごすうちに金の使い方が上手になるのが楽しみでもある。

そんなディープな街見物のなか、関帝廟隣接の劇場で京劇を見た後、関羽像の売り物を見た妻が一言「あ、鍾馗(ショウキ)様」、robi「こりゃ関羽だろ、さすがに」妻「え、鍾馗って関羽じゃないの?」ここまで無邪気に(しかも私よりも少なくとも日本史に措いては百倍詳しい歴史通の)妻に問われると、「うーん、そうなの?少なくとも俺は聞いたことないぞ」と言うのが精一杯。

んなあほな、、、と思いつつ思わずしらべちゃいましたよ。鍾馗様(笑)確かに鬚で武な感じではあるけどね、やっぱ違うよ。

こんな迂闊な発言も、旅の開放感のなせる技かと。

竜王戦第二局

2006-11-02 10:05:13 | 将棋な私
日本に戻って長いインターバルのあと日本海側の宇奈月温泉で指された第二局。大熱戦で「名局」の声も高いものの、あーあ…後手番佐藤棋聖が連勝。

名局だの熱戦だの何でもいいんだけど、22歳のビッグマウスこと渡邉明、連敗。極端に言えば相手の二歩で勝とうがなんだろうが、とにかく石にかじりついても勝ちが欲しかった。

圧倒的に棋界No.2の佐藤の優勢を伝えられる下馬評、「私はそれを裏切るだろう」まで宣言して臨んだが、、、あとは「1番入るかどうか(=0-4か、1-4か)」という次元にrobihei的には興味が移った。

個人的にはコテンパンにノサれる方が将来のためにはいいような気がする。でも●●●のあとに○●で奪取されて、「どうやっても負けそうだったけど、1番入ったのが後から考えると大きかった」と10年後振り返るようなケースが多い将棋の大棋士の成長シナリオというのもある・・・うーむ

あれ、まだ終わってないのに負け方ばっかり論じてる俺って、変?(苦笑)