robihei日記(将棋とか、GOLFとか、徒然に)

将棋ファン暦30余年、10年程前のNスペ「対決」を観て将棋ファン熱が更に高じ、以来ずっと棋界ウォッチャーに

松坂のデータの特徴

2007-07-30 17:28:58 | よもやま話
0-0の均衡を破られて降板、そのまま負け投手になった松坂。

これで22start 12-8 ERA3.75という成績に。

結構「ふーん」と思うのがほぼ必ずといっていいくらい勝敗に絡んでいるということ。いわゆる「ND」(勝敗つかず)が少ない、勝つにせよ負けるにせよ責任投手(勝ち負けの対象になる)率が9割を越える投手はMLBでも少ないんですがね。

でも、そういう目でリーダーボードを見ていたら上には上がいた(笑)

松坂の同僚のナックルボウラーのウェークフィールド、こちらは21startすべてに勝敗がついている。

これもまた、すごいことである。

最終的に、松坂は19-12ぐらいかなあ…と最近着地点を予想しているrobihei。これを上回るにはデビルレイズを「上得意」にする必要があります。

王位戦第二局

2007-07-26 09:42:53 | 将棋な私
松坂の快投やらサウジ戦の力負けやらいろいろあった日に2日目を帯広で迎えていた王位戦第二局。

先手番の深浦がぎりぎりのところを渡り切って連勝。途中飛車取りに構わず玉頭に殺到する手順に入った辺りは羽生の勇気ある踏み込み勝ちか?と思わせたんだけど・・・やっぱり深浦将棋は腰が重いと改めて痛感。

出だし連勝と最高のスタートとなったけど、後手番1ブレークアップと考えれば次々局でブレークバックなるかが鍵になる。(次は羽生○の前提?(笑))来週再来週と3週連続で対局がついているので、盆休み前に追いつけるか王手を掛けるか、で夏の王位戦の「夏の長さ」が見えてきます。

関東は梅雨も明けてないし、夏、殆どなかったりして(爆)あいや羽生ファンがそんなこといっちゃいけないですね、mig教授。

週末ゴルフ、いろいろと

2007-07-23 13:58:14 | Golf一般
月曜日にとっても早起きする用事があったので全英最終日はお預け。帰ってVで確認しますが、カーヌスティには何か魔物が居るとしか思えない展開だったような…

昨日習志野までご縁で頂いたチケットがありLPGAの財布の大きな大会を見てきました。さくらの練習風景を見られたのがよかったかな。DRで2インチは短く持っていたのが印象的ですた。

あと、プレーというかフィールドではペジェヒと全美貞の胸の大きさに圧倒されました(爆爆)ミジョンちゃんはもう少し上半身鍛えて締まった方がプレーとしても良いような…足はいい筋肉してましたが。

あと、佐伯の黒とか藤田サイキのスカイブルーとか、まずは色味でというところではあるものの、それぞれプレイヤーのキャラが立ってきている感じでとても現場はいい雰囲気。大山志保がバーディーとって出す「五木ひろしガッツポーズ」も見れたし(笑)

で、月曜の朝明けて宮里藍の悔し涙。藍もさくらも決勝負けという週末でしたが、結構アッケラカンと「負けちゃったけど調子上がってますんで」というさくらの方が、勝負師的には正解コメントな気がします。

松坂の肘

2007-07-16 19:48:30 | よもやま話
昨日ちょっとしか見なかったんだけど、大丈夫なのかなあ・・・

肩か肘にちょっと負荷が強くかかっている時にああいう投げ方になるのは良くある感じですが・・・

次回登板でも球速と変化球の切れが戻らないようなら、通期の目標をちょっと考え直す必要が出てきる気がする。

王位戦開幕

2007-07-13 10:37:51 | 将棋な私
福井で開幕した将棋王位戦開幕局、後手番の深浦が相矢倉から難しい終盤戦の綱を渡り切るような展開で先勝。後手番での開幕勝利スタートは結構大きい。

両者の対局は竜王戦の本戦準々決勝(先週金曜日)に続いてのもの。そこでは終盤の非勢を妖気あふれる差し回しでひっくり返す膂力を見せた羽生が勝ってた。

1週間のうちに2局指して1-1の指し分けですが、今の段階では

「トーナメントの勝ちあがりの1勝>7番勝負の開幕勝利」

という構造。でも大きい1勝を上げた羽生も竜王戦の挑戦者までたどり着くまでにはあと3勝(挑戦者決定戦は3番勝負なので)

深浦は王位戦であと3勝してしまえばイッテコイのこの1-1の勝ちを大きなものにできる。

共にあと3勝(王位防衛に必要なのは羽生4勝ですが・・・)どっちも大変ですが、今回の深浦の強さは何か不気味なものを感じてます。

大和證券杯決勝:リアルタイム将棋賛

2007-07-08 19:50:34 | 将棋な私
丸山-郷田の決勝戦、先手番丸山の必殺角換わり将棋をギリギリのラインで凌いだ後手番郷田が勝って優勝。

運良く対局室(リアルタイム中継観戦室)に入れたrobiheiとしては、将棋クラブ24のハラハラドキドキと同種の、でも匿名でない丸山郷田の対決&リアルタイムの森下佐藤藤井という最上級の解説棋士のチャットを見ながら満喫。

これ、面白いとおもう。すくなくとも将棋5級(一応勉強してそれなりの才覚なら3ヶ月以内でなれるレベル)もあれば、今日のこのライブ感でのリアルタイム将棋は相当楽しめたのではと思う。

呼応するように、昨日は朝日OPENの立上げ記念のプロアマ一斉対局10番もあり、プロの7-3というここ数年の傾向値の結果に収斂。一言添えておきますがアマが強いというより、プロが勝ちにくいシチュエーションでの対局だったことはご理解くだされ。

ともあれ、この朝日OPENもライブ中継付きだった。これはやっぱり将棋の楽しみ方の新しい姿という気が、、、とってもする。

半月後からはベテラン若手の対抗戦が大和證券のサイトで新企画として始まります。「ナイター代わりに」日曜夜の20時にネットサーフィンしている皆様、よろしければ大和證券のHPを覗いてみてください。


松坂大輔前半戦総括:QS考

2007-07-07 18:03:59 | よもやま話
厳密にはあと1回の先発があり、オールスターを区切りに考えるなら少しフライング気味ですが、

■松坂10勝
■ゲーム消化50%超

ということで、先日の先発までの17回のデータを、robiheiなりにデータオタクの切り口で整理しておきたい。

皆さん、"Quality Start"という言葉をご存知でしょうか?

よく先発投手が言う「ゲームを作る」というのをある意味具体的な指標として管理するコンセプトで、一応wikipediaにも定義も出ている言葉です。

また、出典データは少々古いものの、ご丁寧に過去20年ちょっとのデータを分析して歴史的な傾向値を出しているサイトまであります。

こんなものを見つけちゃあ、データオタクとして黙ってられません(爆)

一応定義としての"Quality Start(以下QS)"は、

「6回以上投球、自責点3以下」

ということなんですが、コメントにもあるんだけど「防御率4.50の投球でクォリティってのもなあ・・」という声もあるようです。

そこで、robihei的にはQSを2段階に分けて、

■「6回以上投球、自責点3以下」=QS:B-Grade(QSB)
■「7回以上投球、自責点2以下」=QS:A-Grade(QSA)

ということで整理します。で、Bグレード以下は「ゲームを作れなかった(OUT)」という先発不合格。

で、データ超充実のmlb.com、こんなデータを選手別に全部作ってくれていてデータオタクとしては恐悦至極(笑)これを元に整理していくと、松坂の前半戦は

QSA 7starts 5W 1L 1ND(勝敗なし)era 1.02( 6ER/53IP)
QSB 5starts 2W 3L 0ND era 3.00(11 /33 )
OUT 5starts 3W 1L 1ND era 8.79(28 /28.2)

でトータル10-5 era3.53 という成績になる。

注目すべきは6月以降、全くOUTがなくなったこと。確かBSで与田だったか高橋直樹だったか、「6月にはチューニング完了で本物の松坂が見られるはず」と予言していたけど・・・お見事!というしかない。

昨年秋にBOSが落札したときにrobiheiが設定した目標と比べても、era以外はほぼ全クリペースといえる。残るeraですが、後半戦を

■18starts
■130IP(7.22IP/GS)
■27ER

でいければトータルで2点台までいけます・・・後半だけだとERA1.87でペドロの全盛期並のハードルですが・・・(笑)

QSという言葉に関連して"Cheap Win""Tough Loss"というコンセプトワードがある。前半戦は"Cheap Win"で3つも稼いだDice-Kだけど、後半戦は投げる試合でほぼ全部をQSにして、負けても"Tough Loss"と労われる様な投球を続けてサイヤング/最多勝/MVPをスウィープしてほしいものである。

行けるでしょ?普通に。

週末ゴルフ雑感

2007-07-02 20:18:14 | Golf一般
いろいろ見るのに忙しかったweekend、ちょっとだけ振り返っておきます。

■国内男子

片山晋吾が国内メジャー初スウィープとなる勝利。宍戸ヒルズは唯でさえ難しい(イヤラシイ)設定に加えて、FW幅20y前後のホールが続いてさぞ厳しかろうというセッティングの中、-9で優勝は立派。

でも米国ツアーならこれでも優勝スコアが-15とかなんだろうなあ・・・
でも竹本君という新人の台頭が収穫。あとドンファン(若手韓国人プロ)はまだまだ伸びそう。確か3年前の日本アマ優勝者だったんだけど・・・(当時17?、伊藤涼太に勝ったっけ?)

■国内女子

福島晃子が国内20勝目、金田久美子は優勝ならず。ルール中級並みの対応ミスをして、その動揺が響いた形らしいが・・・まあこの子は優勝しなくて良かったような。

いわくつきの時期に日本女子オープンのローアマを取っているので、最終QTからのエントリー権を持っている金田嬢、その流れで来年にプロになるのが一番いいと思います。

■米国女子

「好調だった大山・横峯」<「不調から粘った宮里」という結果が象徴的ってことですかね。ダメダメの藍ちゃんだけど、それでも日本の超一流よりも更に上な感じ。

しかし、アニカは本当に終わってしまったんでしょうか・・・個人的には好きな美形プロのKERRが優勝してうれしかったですが、ねえ。