robihei日記(将棋とか、GOLFとか、徒然に)

将棋ファン暦30余年、10年程前のNスペ「対決」を観て将棋ファン熱が更に高じ、以来ずっと棋界ウォッチャーに

これってどうよ?

2008-08-28 09:51:03 | Golf一般
うーむ、やっぱりなあという感じではあるが、今日のアサヒコムのこの記事

スポンサーもこのままじゃつかないし…みたいな懸念は確かにある。ディズニーアニメのイケテナイ亜細亜系のキャラみたいな頬骨張った目の細い東アジア系の強豪が犇めくツアーってのも正直苦しい。

・・・・でもなあ、アントニオ猪木じゃないけど、「ダレの挑戦でも受ける!」ってスタンスがアメリカマーケットの魅力なはずじゃあ…とも思う。

プロスポーツにどこまでコミュニケーションを要件とするか、難しいなあ。

個人的には「今この瞬間も既に世界一」と思っているシンジエが米国女子ツアーで活躍する門戸が実質的に制限されそうでちょっと寂しい。

王位戦第5局

2008-08-27 18:28:03 | 将棋な私
徳島で昨日今日と指された王位戦深浦-羽生戦。○●●●で後のない先手番羽生名人が相矢倉から攻め倒してこのクラスの対戦では珍しいぐらいの一気の寄せで快勝。

これで2-3だが、次の深浦先手番をどう凌ぐかに集約されているのは既報の通り。

「ん?もう終わったの?」って将棋でストレスはさほどないとは思われるが、それはさておき、明日東京に帰って明後日には竜王戦挑戦者決定戦(1)木村戦もある羽生名人・四冠。

羽生の夏、過労の夏はまだ続く感じ。これで今月6局目、移動を含めて稼働日多い上に、人気者の宿命で盆休みはそれで各地デパートの将棋まつり企画にゲストで出演。

おまけに名人になったから免状への書面もあるし(笑)、イタシカユシだと思うけど羽生名人の名前で免状ほしい!ってファンも多いから今免状は増えてるだろうし…

いや、まてよ?12月になれば「竜王・名人」で羽生1本締めの免状がもらえる。あるいは商売上手の将棋連盟のこと、「永世七冠免状」なんてのを、企画するな(笑)

いずれにしても羽生善治にまとまった休みはここ暫くない。ファンとしては体力の電池切れを起こさない様に静養に勤めつつ勝ちまくってほしいと祈るばかりである。

大和証券杯決勝戦

2008-08-25 13:23:15 | 将棋な私
日本で一番便利なオフィスといっても良い東京駅直結大丸横の大和証券本社オフィスで昨日開催された決勝戦、幸運にも恵まれて当選したのでいってきました。

「皆さん、篤姫がいい なーんて言わないで毎週日曜の夜はネット将棋をよろしく」
という洒脱な米長会長の挨拶のあと別室で決勝戦対局者2名(大盤会場とは別フロア)がPC経由でネット対局、リアルタイムのモニター経由で画面が大写しになり、それを見ながら中央の大盤で森内・本田小百合のコンビで解説するというたてつけ。

あとで帰宅してコメント欄みたけど、ほぼ95%ぐらいはその場の発言が再現されていた感じ、恐るべしネットライブ中継。唯一香車を1つずつ上がって手待ちしたところで、森内九段が「僕の弟子なら破門」というのだけは放送コードの問題か(笑)「は・・」となってましたが。まあここは局後の感想戦でも竜王自身が「将棋にない手をさすしかなくてスイマセン」といってたので掲載してても問題ないとは思いましたが。

結果は序盤の非勢を角打ち一発で挽回して五分のねじりあいに持ち込んでから、最後は竜王自身がコメントしている「詰みに気づかなくて自信満々の最終盤」の展開を制して後手番渡邉竜王が鈴木八段を下して優勝。

いや、熱戦だった。ライブ将棋のコンテンツとしての可能性を繰り返し唱えているrobiheiだが、いざ自分が堪能すると更にその意を強くする。

で、更に幸運なことに終局後すぐの勝利者予想クイズ当選者発表で、いの一番の当選者で呼ばれて「うほっ」って感じで壇上に上って将棋年鑑を貰いついでに竜王にちゃっかり握手をした。

実は僕、ちょうど一年前にも竜王と握手している。なんか8月下旬に竜王と握手する星の下に生まれているのかしら・・・(笑)

とはいっても竜王は覚えてないだろうな、1年前より心なしか顔つきが青白く感じたのはダイエットの成果か終局直後のせいかは判らなかった。

王位戦の状況も昨年同様。ということは最終局まではいくんだな(笑)と一人ゴチておきます。

うーむ、羽生ファンなんですが、羽生さんとは1度も握手してなくて、渡邉君とばかり握手しているぞ、困った竜王戦対戦となったらどうしようかな(爆)

それにしても終局後の鈴木渡邉の大盤盤面を動かさずに言葉だけで速射砲のように符号中心で呟き合う感想戦のすごいこと。当然理解はしているだろうけどファンサービス第一で「できれば盤面をつかって」とオロオロしながらフォローする森内九段の姿を含めて圧巻という感じでありました。

30年近く前、robiheiは超進学校に在籍していて、同級のなかでもとびっきり数学の得意な連中が「大学への数学」の速解きや綺麗解き(若干理解しがたいが、「美しく解く」という美学が数学の練達者たちにあった)を競っている様子を思い出した。まさしく知の反射神経の道場という感じ。

渡邉竜王、オメデトー\(^o^)/~~~ また、来年握手してねー(笑)

竜王戦本戦準決勝:魔術師ふたたび

2008-08-20 13:48:24 | 将棋な私
うーむ、、、、、

またしても「後手番で魔力系将棋で逆転勝ち」という展開で丸山忠久九段に勝った羽生名人・四冠。

これで挑戦者決定戦進出、相手は「千駄ヶ谷の受け師」こと3枚腰の粘り強い受けを誇る木村一基八段。

なんか、いわゆる「羽生マジック」全開モードなんだけど。

”正解手がそこにあるはずなのに、指せない/指させない”

という展開です。しかし竜王戦に登場すると、その魔太郎そっくりの風貌から2chあたりで「魔王」とも呼ばれる渡邉明くんが相手になる。

魔術師 vs 魔王 (笑) 

今から想像してムフフという感じのrobiheiです。その前に王位戦ひっくり返して竜王挑決も2番勝たないといけないんだけどね。

北京五輪を見て我思ふ:この国の未来の暗さ

2008-08-18 12:03:35 | よもやま話
さっぱり盛り上がらないと嘆いていたけど、ウサインボルトの快走をみてちょっと溜飲が下がったrobiheiではある。

さて、日本代表と日本人である。

2004年は明るい年だったということなんだろうなあ、ウン。と一人ゴチてしまう。

勝ったのは皆アテネの王者ばかり、唯一が石井君という惨憺さ。

水泳、コースケにハシャイでいても、次のロンドンは今のままでは惨敗をすらつきぬけてしまいそうな感じ。

野球・卓球・バドミントン・・なんの期待もしていなかったまでいっちゃうと行きすぎなんだろうけど、まあ、こんなもんだよねと。

昔ゲーム業界に少しいたことがあるのでゲームメタファでいうと、

ヒット作の続編しか売り上げが稼げないゲーム不毛の時代

とまったく同じにほひを感じる。

なんか、この国の中長期低落トレンドを象徴するような…は言い過ぎですかな?

チャレンジャーになりきれない日本人、彼らはその私たちの代表ですから。

・・・・・orz

竜王戦本選準々決勝

2008-08-14 11:54:58 | 将棋な私
羽生ファンのrobiheiとしては、直近の天敵たる深浦王位との竜王戦本戦の戦いを落とすようじゃあ…と相当危惧しておりました。

で、昨日の対局。
中盤まで深浦の大優勢だった将棋が、妖しい粘りの手と罠で羽生が形勢の彼我の距離を縮めて終盤頓死の大逆転勝利。

うーむ。微妙。

深浦は将棋のつくりがしっかりしているので、中終盤のぎりぎりでもなかなかフォームを崩さない。その深浦を終盤の大逆転でひっくり返したのはやはり羽生の妖しい終盤力、ということではある。

でもなあ、、、、「将棋に負けて勝負に勝った」はちょっとなあ。

やはり最強者には将棋も強くあってほしいんだけど、なんか最近深浦が糸色女子言周モードのせいなのか、彼を制覇するにはもう少しの日にちが要りそうな気配。

「もう少しの日にち」が王位戦の残り3戦を消化する1ヶ月ぐらいだといいなと思っている今日この頃ではあります。

まあいいや、今回は「どんな勝ちでも勝ちは勝ち」だな(笑)

全米プロ

2008-08-11 09:50:18 | Golf一般
ペキンがなんだ、ゴルフだもーんなどというつもりも特にはありませんが、ドラマ要素が詰まった最終日だったよう。

3日目に突然の雷雨でサスペンデッド、最終日は朝7:15から予選トップ組らが丸々2Rする展開になった。しかしこの競技、他のメジャーと最も違うのがPPVのケーブル(スカパー?)でないと見られないこと。やはり見て共有する人間の人数に級数的に比例して盛り上がりは残るので、これはやっぱり寂しいな。

かくいう当家もゴルフネットワークしか契約してないケーブル組なので、全米プロ放送のゴルフチャンネルは蚊帳の外・・・(T_T)

JBホームズが単独トップで2日目終了してて、最終日の最初の18Hは粘ってイーブン、ベンカーティスと1打差の2位タイで最後の18Hでたはいいけど・・・トリボギボギ、1つはさんでもひとつボギ(笑、俺のスコアかよ・・・)で、最初の3Hだか5Hだかで「終了ー!」結局最終ラウンドは43/38の81(笑)

終盤はライブで見たかったなーの展開、ガルシア・カーティス・ハリントンの3人が-3で並んでいたようだが、最後まで粘ったハリントンがスコアを落とした2人を2打差で振り切って全英に続いてMAJOR連勝。

ガルシア・・・orz おまえ、やっぱり一生勝てないわけ・・・?

髪の毛一枚の差が、どーしても越えられない壁になってしまっている気がする。1コ勝てればフロの栓が抜けたように一気にいけると思うんだけどなあ。

それにしても、この戦いを振り返るに付け、思い浮かぶのは”W.W.T.W.D?”の5文字。

"What would Tiger Woods do?"

そう、「タイガーだったらどうしただろう」・・・だよねー。

さ、メジャーは来年。あと少し、プレーオフで楽しめますが。

王位戦第四局

2008-08-07 18:42:32 | 将棋な私
深浦王位の地元佐世保で指された第四局。先手の深浦がまたまた強気の差し回しで会心の勝利、って感じかな。

これで深浦の●○○○、以前の予想のサマーブレイク以前の対戦結果で予想率10%の深浦3-1に。

でも、サマーブレイクかと思いきや来週水曜日にはまた竜王戦本戦準々決勝で対戦が・・・(笑)

「女房より一緒にいる時間が長い」かな?ここんところの2人は。

さて、ココまでは負けてよし。

次から4局連勝するように、永世名人。まあ次2つは勝つ気がします。問題はそこからさき2局かな?

日本人、球際に弱し

2008-08-04 18:11:11 | よもやま話
うーん、なんか近いタイミングで起きたことを強引にキーワード的に括って話すのって、したり顔のジャーナリストみたいで嫌なんだけど、今回はどーしても。

週末にフットボールのオールスターが形式を変えて行われた。J-League vs K-League という新趣向、極めて高い評価を与えたい。電通か博報堂の企画を思いついた&実行まで持ち込んだ人々に敬意を表したい。

内容は1-3で負け、点は相変わらず闘莉王が取る(笑)山瀬、PKなんとかしろよ・・・もろもろあるが。異口同音に「外人とか入っているのに、リーグ代表=国代表のDNA踏襲」というパターンの論評多し。

ま、当たり前だよね。プレミアならいざ知らず、リーグの大半が自国人主体ナ訳で、そのDNAの上澄みがA代表になる構図。

で、球際に弱い日本人(1)と感じました、ハイ。

で、週末更けて全英女子OPEN、不動グダグダ、まだしもの宮里藍、最後の最後の18番でダボ終了、上田桃子、2日目も3日目も上がりの18番で1m未満のパーパット決められずにボギー・・・球際弱すぎでしょ日の丸勢(2)と感じた次第。

優勝は韓国の申智愛(シンジエ)。入れるとき「ドゴッ」って音が聞こえるほどのショートパットの強さ。
アプローチはことごとくOKについちゃうぐらいの球扱いのうまさ、今春19でさくらに競り勝ち日本初優勝、4ヵ月後にメジャー初戴冠。2年後には世界一かも。外見は左門豊作なんだけど・・・(爆)

ま、日本人はあと数年メジャーに勝てないってことがよく判りました。桃子ぐらいか?なんか起こせそうなのは・・・

久しぶりに惨めな週末。
で、トドメが週明けそれを「不動3位藍5位、大健闘」とか褒めるメディア・・・






なんとかしてくれ・・・




惨敗を惨敗と書いてくれるのは「日刊ゲンダイ」だけなの?それって変じゃない?

王位戦第三局:深浦ツエーⅢ

2008-08-01 19:47:10 | 将棋な私
王位戦の定宿、有馬温泉は中の坊瑞苑で指された第三局。

後手番深浦が勝ってこれで●○○で深浦の1ブレークアップ。

うーむ、4-1か最悪4-2で羽生。と見てたんだがなあ・・・
次の後手番がまあ一つカギではあります。

ただ、極端に言えば番勝負の途中マケは、「最後に勝てれば死なない星」である。
おそらくは次の次の手合いも深浦戦、そちらは竜王戦本戦。

こっから深浦に4つ続けて勝つ。
勝ってやはり名人と言われることができるか?過労の夏の羽生・・・(しつこい(笑))