robihei日記(将棋とか、GOLFとか、徒然に)

将棋ファン暦30余年、10年程前のNスペ「対決」を観て将棋ファン熱が更に高じ、以来ずっと棋界ウォッチャーに

棋王戦第二局

2007-02-25 12:00:48 | 将棋な私
北陸で行われた棋王戦第二局、またしても意欲的(「変態的」との声まである)な変則的な佐藤の序盤趣向から乱戦模様ながらきっちりまとめて森内棋王が109手までで勝ち、これで1-1のタイ。

5棋戦連続挑戦の佐藤、でも奪取が無いというジレンマに悩む。「強いのに勝ちきれない」のをいつどうやって脱却するのか・・・個人的に最優秀棋士賞をとってほしい(けど王将位はあげられない(爆))ので、棋王戦であと2勝、何とか辿り着いてほしいものである。

おかえりなさい、茜ちゃん

2007-02-25 11:52:53 | Golf一般
この週末はアメリカでタイガーはマッチ負け(報道の範囲では自滅負けっぽい)するわ、さくら・大山は予選落ちするわ(藍ちゃん頑張ってるけどね)とrobihei的にはうむむな感じなので、地味に別の話題に振ってみます。

ミズノゴルファーズランドというサイトにメンバー登録しているrobiheiにも、昨日挨拶のメールが来た飯島茜のミズノ移籍。多少経緯を知る機会があった関係もあり、少しだけ書きます。

昨年来子供のレッスンキャンプに何度か参加する接点があり、ミズノの社員スタッフの方々と話す機会があった。ジョーティール先生の話も聞いて、「(飯島)茜はこれぐらい(と手を腰の辺りに)の頃からスイングを見ていた」といった話を聞いていた。

宮里・横峯ほど有名ではないものの、飯島茜も斯界では有名な「レッスンパパ」で、CAD系かなんかの会社の社長さんとからしくて、過去から時系列でデジタルデータ化したスイング分析なんか親父さん自ら専用の機材とか開発しちゃって育成したらしい。大げさに言えば「ミズノと飯島父の合作」が飯島茜だったのだ。

なのにプロ入り最初の契約先はなんと「キャロウェイ」、別にけんかした訳でもなく、現にジョーティールとはプロ入り後も個人ベースで師弟関係を継続しているらしく、ミズノに育てられた時代と環境に違いはない。

その辺の話を社員スタッフの若手の営業マンとかに振ると、「いやそうなんですよ、ウチ(ミズノ)は最後の最後でこれ(と札束を積む手付)ができないんですよ、関西系なんでケチなんすかネエ」と悔しがることしきりであった。

「いつまでも藤井かすみが看板じゃネエ」とrobiheiもギャグで混ぜ返したものの、なんか資本主義ナ感じがしてうーむ、、、というエピソードだった。

それが今回の復帰(あえて移籍ではなくこういいたい)発表である。「ミズノも契約プロへのスタンスを変えようとしている」と件のエピソードの際に聞いてはいたが、今回の復帰は単なる札束の厚さ比べではない気がしているrobiheiなので、ちょっとうれしい。

ちょっと修行を外でして、勝利も上げてからの「里帰り」。MGLにも専用HPを設けてもらい、「年間3勝目標」とまで言う飯島茜。個人的にもMPのアイアンを使っていることもあり、またジュニアキャンプの関係者のホスピタリティに触れていることもありミズノ関係者には頑張ってほしい。

さくらと優勝争いしたらどっち応援しようかと、今から早くもややワクテカな気分のrobiheiです。


王将戦第五局

2007-02-20 19:25:34 | 将棋な私
えー、いつも翌日にはアップしてたのですが、ヤフオクとかやってて忙しくて(爆、いやランドセルが高く売れたんですよ^_^;)遅ればせながらアップ

2/15-16で対局があって、大洗で永世王将誕生かと思われたのですが、207手、午後8時3分終了という熱戦で先手佐藤が勝ち、これで羽生から見て千●○○○●の3-2に。

双方が先方陣地まで王様が入る持将棋(=じしょうぎ、といって持ち駒の点数次第で引分になるケースもある持久戦)模様から、結局佐藤が羽生玉をうまく押し返して勝ち。

プロ的にはいろいろ見所あったのでしょうが、アマチュア初段くらすだとその値打ちがいまひとつってのは正直あります。

並行して戦われている棋王戦次第ですが、まだ一波乱があるのか?こっから3連勝して王将奪取したら絶対に最優秀棋士賞受賞になるだろう佐藤、世の中そんなに甘くはないですかぁ?

米国女子開幕ですが・・・

2007-02-18 19:01:07 | Golf一般
土曜最終日の女子開幕戦、去年勝てなかったPクリーマが優勝。宮里予選落ちとのコントラストは強く感じますね。

上位はフリエタグラナダ、WEBBとかここんところ調子いい人が上位に並んでいる。

来週のフィールズOPENは日本から横峯・福島も参加予定、宮里も連戦するようなので、「全員討ち死に」だけは勘弁してほしい。来週の順位の結果でまたそれぞれを格付けするような意見も出るでしょうが、まあゴルフってそんなものじゃないよね、本番は5月以降だとは思うけど・・・まあ予選落ちよりは上位の方が良いけど。

それよっかあさって深夜のミラン戦が楽しみなrobiheiです。W杯でない分、俊輔が意外に活躍するってのはあるよね、きっと。

blog書き出して1年ちょっとなんですが・・・

2007-02-13 22:11:00 | よもやま話
先週末とか、いろいろ忙しいなかちょっと考えて、どうなのかなと思ったことがいくつか。変なタイミングですが今日は一日会議漬けで少し頭も柔らかくなっているなか、ちょっと書いてみます。

1.このブログのあり方

いつの間にか将棋ブログになってしまっているのですが、時々読んでる友人から「なんかマニアックながらある意味勉強になる」「まさにロングテールの一事例」とか言われているのですが、自分では良くわかりません。

ただ言える事として、「自分がそれらしく語れるコンテンツジャンルに収斂する」というのはあるんですかねえ。

本当はトレーニング日記とかもそっとしっかり書きたい(実は非公開コンテンツでトレーニング管理ツールとしても機能させてますが…)というのもあるのですが、それは公開してもねえ、ってのがあります。

羽生が名人を取ってほしい、タイガーやさくらが存分に活躍してほしいとかいろいろある中で、期待通りなのはタイガーだけってのがちょっと寂しい気もします。ま、将棋についてはこれからもジクジクと書きますが。

2.ゴルフは上達したか?

「自覚的には上達しました」と言いたい一方で、「その割にスコアがさほど向上しておらんわなあ…^_^;」という自己突っ込みもしてみたりして。

この辺は恥を忍んで自分のスコアとか内容とかもっと語ったほうがプレッシャーになるのかしら?とか思いつつ、将棋のコメントとそれが並列に並ぶことに対する違和感なんかもあったりして、ちょっと微妙。けいすけ氏・あっつー氏あたりにその辺コメントを頂きたい気もします。

3.意外に続いてること

昨年1月から一念発起してジム通いを始めたのですが、これだけは意外なほど続いたのですわ。一応簡単な手元集計ながら昨年はトレーニング回数73回、総走行距離だけ日記をつけていて、粗粗の集計ながら年間356.7km 割とがんばった気がする。

昨年の今頃は30分ベルトの上に居るとして、速度7kmでのウォークと10kmのジョグを10分ずつ交互に…とかだったのが、いまやいきなり10kでスタートして、最後の5分とか12kとかに上げて「ぐぉおー」とか言いながら6kmぐらい連続でやってる。

結果的にゴルフのラウンドをノーカートで終日やっても最後まで足を引き摺ることなく(いや、老人ではないですが若者でも意外につらいんですよ)いけるようになっているところを見ると、少なくとも筋持久力は随分とついてきていて、当初の意図どおりの展開になりつつある。

あと、このブログそのものの更新が続いているのも自分的にはちょっと驚異。なんでか知らないけど、義務感ではない続き方をしているので、少し新しい自分を見ている気もしている。

えーまた、2・3月は将棋の順位戦大詰めでもあり、その辺中心にジクジク独り言を吐き出す生活を続けることになりそうです。

ではまた。

棋王戦開幕:ぐうちょきぱあ

2007-02-12 21:57:47 | 将棋な私
山口県岩国市で開幕した棋王戦第一局、振り駒で先手番となった佐藤が相変わらずの自由奔放な差し回しで縁台将棋のような対局を制して先勝。

棋王戦は羽生が長らく棋王位だったときに土日祝日の公開対局がすっかり恒例となっている、さぞかし会場は沸き立ったことだと思う。興味のある方は中国新聞のHPから熱戦の跡をご確認ください。

佐藤にしてみれば5連続挑戦の5つめ、いままでの4回は羽生羽生渡邉羽生(最後の羽生とはまだ1-3だけど、かなり非勢)と続けて挑戦失敗?という状況で、この棋王ぐらい取らないといくらタイトル挑戦敗退の「慰労金」がそれなりの金額とはいえツライ。

羽生佐藤森内は羽生>>佐藤>>森内>羽生(ここ2・3年)というタイトル戦でのぐうちょきぱあの関係にある。

個人的には佐藤に棋王を奪取してもらって、今年度に関しては未だ受賞歴のない最優秀棋士の賞を彼にもらってほしい。

王将戦第四局:忠犬ふたたび?

2007-02-09 14:42:50 | 将棋な私
大分県日田市で2/7-8で行われた王将戦第4局、先手番羽生王将が勝って千●○○○で3-1に。

時間がないので手短に、この棋譜で手順以下の2つのコメントを見比べて欲しい。

69手目▲4一角
「歩ではなく角。しかしこれには△7三金左から△6四金と歩を払う順がありそうだ。控え室の評判は芳しくない。」

そこから進むこと僅か六手後
75手目▲7四桂
「評判の良くなかった▲4一角だったが、こう進むのであれば好手だったか。」

このギャップは何だ?なんつうか難しい方程式を解き比べているのに、羽生だけ正解冊子を持っているような…いや、カンニングとかって意味ではないんですがね(笑)

これで防衛&通算十期の永世王将位(とれば永世・名誉称号5冠目)まであと1勝。

でも、永世残り2冠が名人と竜王ってのも、ナニなんだよなあ・・・

名人挑戦者決定

2007-02-04 08:34:40 | 将棋な私
A級順位戦8回戦、トップの郷田が勝ち、2位の谷川が羽生に負け、最終局を待たずに郷田挑戦が決定。

郷田をアシストした形の羽生、これで森内の十八世名人獲得なるか否かを指を咥えて見ることになった。実力実績的には頭一つ森内が上だが、こんな話もあるようなので、郷田に神が降りてくる展開も少し期待。

降級2名のうち1名も阿部で決まってしまい、3/2の最終局、「一番長い日」の長さが半分以下になったような気もする。来期は下から木村・行方という中堅クラスの実力者(もう若手とは呼べない・・・)が上がって来そうな展開でもあり、今回のような残尿感溢れる(笑)展開にはならないでほしい。

で、再来年には渡邉明もA級入りしそうだし・・・だから早く名人5期とってよ、羽生さん。

A級順位戦8回戦(ラス前)

2007-02-01 10:42:51 | 将棋な私
月が替わって2月、あと2ヶ月(実質は1ヶ月ちょっと)が将棋指しの生活を掛けた1年の大詰めの季節となる。

まずはA級。東西に分かれて5局(計10名)一斉対局。総当り9回戦のラス前。

今日深夜&明日未明に掛けて決着が続々とつく予定の重要対局。名人挑戦者がこのラウンドで決まってしまう可能性もある(決まるとして郷田)降級の方もそれぞれ厳しい状況の棋士が3・4名ほど。ここからが本番と言える順位戦。

robiheiとしては「奇跡」を願って郷田●、羽生○の結果に向けて念を送るのみ。
さて、どうなりますか。