robihei日記(将棋とか、GOLFとか、徒然に)

将棋ファン暦30余年、10年程前のNスペ「対決」を観て将棋ファン熱が更に高じ、以来ずっと棋界ウォッチャーに

将棋界:年度表彰者決定

2007-03-31 09:15:54 | 将棋な私
何度も何度も何度も話題にしてきた件、年度末/年度明け早々に棋戦担当記者が10数名集まって投票/多数決で決定する方式である。

多くの将棋ファンの念願が叶って佐藤康光棋聖・棋王が最優秀棋士賞を獲得。優秀棋士賞が羽生、敢闘賞が渡邉竜王(この賞の竜王受賞には激しく違和感があるが・・・)という結果。

注目は新人賞の糸谷君と女流棋士賞(最優秀の次点)の里見女流初段の2人。5年もすればトップ層の一部になっていることを予言しておきたい。とはいえ女流棋士界はいま大騒動の最中なので、「女流棋界そのもの」が存在するかが最大の課題かも。

ともあれ、モテ光クン念願の最優秀棋士賞、おめでとー\(^o^)/~~~

棋王戦決着

2007-03-28 21:02:23 | 将棋な私
将棋連盟で指された本年度最後のタイトル戦対局。振り駒で先手になった佐藤が乱戦気味の展開を上手くまとめて105手で勝ち。3-2で奪取。

今年度を簡単に振り返ると

名人 4-2 森内防衛(谷川)
棋聖 3-0 佐藤防衛(鈴木)
王位 4-3 羽生防衛(佐藤)
王座 3-0 羽生防衛(佐藤)
竜王 4-3 渡邉防衛(佐藤)
王将 4-3 羽生防衛(佐藤)
棋王 3-2 佐藤奪取(森内)

ということでストレートでなければすべてフルセットという奇妙な年度になった。佐藤2冠、おめでとう。最優秀棋士賞を受賞できることを願っています。

イタタ・・・(T_T)

2007-03-24 20:03:18 | 将棋な私
棋聖戦挑戦者決定本戦トーナメントの鈴木-羽生戦、相振り飛車から先手番鈴木が勝利・・・

勝てば次はおそらく渡邉竜王との対局、勝ち進んでタイトル数を増やすチャンスも失った。トホホ。

竜王戦しかないのか・・・こうなったら棋聖戦は渡邉挑戦者希望!

あと、奨励会の編入試験、秋山氏39歳の挑戦は最終局負けで5-3で失格。(8戦6勝が合格ラインだった)うーむ、残念。もう一人の今泉氏33歳の最終結果はあと数日で出る。

棋王戦第四局/その他若手系棋士の話題

2007-03-24 01:00:25 | 将棋な私
千駄ヶ谷将棋会館で指された対局。先手番森内が短手数の手将棋を制してこれで2-2.なんのことはない、ずーーーっと先手番が勝っているのである。

気になるのが佐藤挑戦者。この対局の負けで後手番7連敗とのこと。一方で先手番は十連勝。それって、「デュース制」がプロ将棋にも必要になるってこと?

最終局も将棋会館で来週指される。年度末、最後の最後にタイトル移動があるか。最優秀棋士賞の行方もかかってくる。

あと、いささか旧聞ですが私の好きな棋士5指に入るダニーこと糸谷四段が現役で阪大に合格!おめでとー!\(^o^)/~~~

哲学志望だそうな。狂気の世界の入り口へようこそ?って感じかな。

また、このコメントに書いた地獄の門には今回勝手口がついてました。コメント時点で全対局が終了していなかったので、門が開かなかったと勘違いした伊藤真吾三段が次点二回でフリークラス昇段資格を得て4月からプロに。

スンげー判りにくいルールです。興味がある方はここの下のほうの規定を見るかrobiheiに質問メールください。したら御説明します。

この規定を使ったのは2人目、1人目が渡邉竜王の義理の兄になった伊奈祐介くん。もう10年近く前になるね。

もう一人の権利保持者になったアマヒコこと佐藤天彦四段は権利放棄して2年後に正規昇段した。

当時のアマヒコ16歳、今回の伊藤君は25歳、正規昇段の可能性のあるリーグはあと2回だったことを考えると、順当な選択である。

王将戦決着・ボナンザ竜王対局など

2007-03-22 13:14:52 | 将棋な私
時間がなくって、ぜんぜん見てませんが結果だけ。

王将戦最終局佐渡決戦は先手番羽生王将の中押し勝ちっぽい展開であっけなく終了。中盤かと思っていた知恵比べの段階から▲9五歩△同歩▲9四歩という展開ですでに佐藤は死んでいたという将棋。相変わらず将棋が上手い羽生ということか。「上手い」という月並みな表現ではないれべるなんですがね。

これで永世王将となる通算10期目のタイトル。他紙にも出ていたのでご記憶の方も多いことと思います。これで7つのうち永世・名誉(王座のみこの称号)を得たのが5つ。でも棋界最高峰の名人竜王の2つだけ、それぞれあと1期で足踏み中。

今年来年あたりで永世七冠を取らないと、「沢山勝つのは羽生だけど、最後に勝つのは・・・」なんて陰口を叩かれかねない。タノンマス、善治さん。

あと、昨日ネット棋戦(大和証券が冠)の発足記念の対局として、昨年度のコンピュータ将棋選手権者(ソフト)のボナンザと渡邉竜王が対局。結果しか知りませんが、渡邉竜王が余裕で勝ったようです。まあ、これはこれってことで。

タイガーが・・・(@_@)

2007-03-19 21:52:13 | Golf一般
昨日、ファイナルだったアーノルドパーマーインビテーショナルの4日目。

まあ、これをご覧ください。

上がり3Hでボギー/ダボ/トリ。

17番と18番でそれぞれ池ポチャ。ハーフ43!(Par35)

うーむ、親しみを急に感じてしまうぞ、タイガーに(笑)

順位戦終了/奨励会三段リーグ最終日

2007-03-17 18:07:10 | 将棋な私
16日のB級1組で全ての順位戦が終了。

木村・行方・鈴木の3名が可能性あったB1だが、木村○行方●鈴木●で結局最終局前の順位通り星のよかった木村・行方の2名が昇段。

2人とも33歳、もう「若手」とは呼べない年齢ながら、羽生世代のすぐ下の世代の代表として待望されていた棋士である。今年の深浦・阿部のようにエレベータ降級とならないように6月からの次期順位戦で力を出してほしい。

ちなみに、両名とも現七段で、昇級と共に4/1に「A級八段」となる。登り龍の終着点とも言えるA級八段、この先はステータスが変わるとして「元A級」か「タイトルホルダー」しかない。感覚的にはA級八段となったときが棋力のピークな気がするが、ここから精進を重ねてほしい。

続いて今日17日は年に2日の「地獄の門が開く日」、16歳の豊島三段と20歳の金井三段が昇段と連盟HPの速報で確認。チャンスがあった25歳の伊藤、また驚異的な粘りでここまで四段昇段の可能性をかすかに残していた29歳の水津の2名には門があかなかった。

29歳の奨励会員のことは、またいつかコメントします。今はただ、「お疲れ様」としか表現しようがない。

「プリズンブレイク」

2007-03-16 19:21:37 | 海外ドラマな私
24やホワイトハウス、LOSTなど雑食系で海外ドラマのDVDをレンタルする習慣がこの数年ついている(ホワイトハウスはBSで見ましたが)

その中で先日見終わったのがプリズンブレイク。なかなかのお勧めです。

■荒唐無稽ながら、かなりのシナリオに合理性がある
 (24のような荒唐無稽さが少ない、とはいえ脱獄はドラマでのみ可能な感じ)

■登場人物のキャラクターセットがなかなか良い。っつうかみんな演技うまい
 (個人的にはアブルッチとティーバッグがうまい。あとベリック!!)

全12巻をつい先日見終わった(週2巻ペース)のだが、10巻目まで見たときに「うーむすべてのシナリオが不自然さが無く繋がりつつある」という感覚でワクテカのきわみに。そっから2巻見たら、(この程度のネタばれはご容赦を)ナント!「シリーズ2」があるということではないか・・・(@_@)

今にして思えば第17話で主要な登場人物の過去と今を結ぶ再紹介的なエピソードを絡めたあたりで、シリーズ2の話が具体化したように思う。あのストーリーの建て直しは個人的にとても気に入りました。

この春から新作でDVDレンタルになるらしい。LOST2をあと2ヶ月ちょっとで仕上げて、夏の夜のお楽しみにとっておきましょう。

C1順位戦最終局など

2007-03-14 13:17:06 | 将棋な私
上位の橋本・松尾が勝ちきってそのまま昇級となった3/13のC級1組最終局。

この対局結果表で注目すべきは「降級点」がついた棋士たち、病気休場のスーパーあつしくんこと宮田くんは特殊ケースとはいえ、長沼5期目、中座4期目という「こないだ上がってきたばかりの棋士」に降級点という入墨が入ってしまう。

なぜこうなるかというと、
■C2→C1 毎期3名昇級
■C1→B2 毎期2名昇級

という構造なので、「下から天才・俊英が3名あがっても、2名ずつしか抜けられない」という流れの中「元俊英のたまり場」になりがちなのがこのC1なのである。

勝負の世界とはいえ、キビシイッス。

あと、注目の竜王戦1組2回戦羽生-郷田は後手番羽生が勝ってあと1勝で本戦入り。今年こそこの竜王戦で羽生-渡邉の対戦が実現しそうで今からワクワクしている。

棋王戦第三局

2007-03-11 20:32:13 | 将棋な私
新潟で指された棋王戦第三局、先手番佐藤棋聖が類型の少ない手将棋模様の力戦のねじりあいを制して2-1に。

次は森内先手番、ここまで先手番キープが続いているのでこちらも王将戦どうようフルセットになる確率が高い。

この棋戦、素人目には「各地の温泉めぐり」みたいな将棋界のタイトル戦対局地のフォーマットによらず、最終局とかが将棋会館で指されるのが少し不思議な感じの特徴。「予算の関係」といってしまえばそれまでですが・・・この辺もずっと続くかどうかやや心配しつつ毎年見てます。