robihei日記(将棋とか、GOLFとか、徒然に)

将棋ファン暦30余年、10年程前のNスペ「対決」を観て将棋ファン熱が更に高じ、以来ずっと棋界ウォッチャーに

池田勇太が好きです宣言2

2009-10-26 15:27:29 | Golf一般
また池田勇太が勝った。今季4勝目、半年弱前に初勝利だったのに・・・

最終日に爆発して捲る、その力の出し方が清清しい。
石川遼との賞金王争いも、多分本人的なコダワリは少ないような気がするものの、
「一度ついた場所ですから、譲らないように」というコメントが昨日あったようだ。

なんつうか、アンダーアーマーのCMコピーみたいで良いな(笑)

怪我、悪化させずにシーズンをいい形で乗り切ってもらいたい。
その先にはマスターズ出場も見えてくるしね、石川君と共に。

さあて、すんごいことになって来てるぞA級が

2009-10-23 18:20:22 | 将棋な私
ちょっとだけマニアックな話になるんですが、ご容赦くだされ。

昨日で第4ラウンド(全9局)が終了したA級順位戦、最上位が名人挑戦、
下2人がA級の地位を失う。勝敗は以下の通り。

順 棋士名  勝 敗
7  谷川浩司九段 4 0
3  森内俊之九段 3 1
9  高橋道雄九段 3 1
10 井上慶太 八段 3 1
1  郷田真隆九段 2 2
5  木村一基八段 2 2
8  三浦弘行八段 2 2
4  丸山忠久九段 1 3
2  佐藤康光九段 0 4
6  藤井  猛九段 0 4

オジサン2名が去年昇級して話題になった今期のA級10名。9位高橋、10位井上の
2人の40代棋士は、

「良く戻ってきた、1期で陥落するだろうけど」

という評価だった。それが今3位と4位。

このまま頑張って挑戦者になるとは思わない。しかし、「降級しないA級力」と
いうものが、将棋界ではある種の膂力としてとてつもなく高い評価を受ける。
議員バッジをつけてるか外すかぐらい、A級に居る居ないで違う。

A級でいること自体、タイトルに挑戦するぐらいの値打ちがある意味ある。
確実にある。

高橋井上の2人とて、下位3勝はまだ安全圏ではない。
ただ、下に1-3やら0-4の棋士がこれだけタンマリ居る状況を考えると、
ここまでは驚異的な星の伸ばし方と言える。

逆に、名人竜王経験者の丸山・佐藤・藤井。
このTOP棋士たちの首筋が既に10月にして薄ら寒い事態に・・・

将棋ファン、それもコアなファンなら一言この星取表を見て、

「 ひ え ーーーーーーー  ^_^; 」

としか言いようがない状況。

正直、上4人では「強そう」なのは森内しか居ない。谷川に挑戦を是非!の声は
これからいや増しに高くなるだろうが、こっちはあまり興味がない(笑)

「他人の不幸は密の味」(笑)という陰口が叩かれる将棋界最大のイベント、
A級順位戦の降級棋士決定までのプロセス。
多分、高橋井上は助かる確率が現時点で既に50%を超えている、感覚値として。
およそ7割は助かりそう。

一方でコアなファンが多い鰻屋こと藤井、
「お前落ちたら地磁気狂いすぎだろ」と言われるであろう大棋士佐藤康光。
この辺が今のところ先の見えないトンネルを未だ匍匐前進している状況、、、
しかもお互いラス前で直接首を落としあうような対局番組だし(笑)

いやー、、、、すんごいわ。

全然たとえが違うんだけど、

「トヨタとイトーヨーカドーと全日空のうち、半年後に2社破綻する。
その破綻しちゃうのは、 どこ と どこ ???」

みたいなムリ目のQに、無理やり答えを出さされるようなものである。

さあて、潰れるのはどこ?どこなの???・・・(爆)

優良SPORTSコンテンツ考

2009-10-19 13:45:13 | よもやま話
昨日の日本OPENの生中継は凄かった。ちなみに平均16.1%だったとのこと。
遼くんは惜しかったけど、勝った小田龍一、なかなかの好漢を新たに発見の収穫。

さて、やはりライブというのはすんごくいい。終わって余韻暫し後チャネルを変えると
女子プロがPO、いきなり4H目で「ああ、ここで決着なわけね」藍ちゃんが
バーディー取らなかった瞬間に相手のロングパットが入るという推定が立って
しまい、結果その通りに終わる。まあ、絵面として見るのならいいんだけどね。

最高なのは何でもライブである。メジャーゴルフもメジャー野球も朝っぱらから
画面の前で感情移入して咆哮しながら応援する。それが一番であります。

日本のスポーツで今やサッカーでも野球でもなくゴルフが最高のコンテンツと
化しつつあるような気がしている。

先々週のさくらちゃんの極度の緊張からくるゾーン顔と、終了の瞬間の悔しそう
な顔、切り取るNHKのカメラワークも相当である。

これを超えるドラマをライブで他競技も見せて欲しいと思うと、一番の候補は
やはり日本シリーズの楽天巨人戦かな?球団削減の遺恨もあり、ナベツネ三木谷の
場外乱闘も含めていろいろ楽しめるしね。

でも野球はCM多くてねえ・・・全試合BSハイビジョンで見たいと思う今日この頃である。

竜王戦第一局

2009-10-15 19:23:20 | 将棋な私
比叡山延暦寺で昨日今日とさされた開幕局。中盤からの捩じり合い、一瞬森内に
分がありそうな場面がありつつも渡邉が終盤の難解な局面を制して先勝。

渡邉は竜王戦だけ強いのが問題である。他棋戦でも勝たないと、
「年間4勝で暮らす男」
と25にして陰口叩かれるし。

まあ竜王戦の4勝で年収4600万あるんだけどね(笑)
藤沢秀行という往年の名棋士(囲碁)が囲碁界最高峰の棋聖戦でそれをしばらく
やってましたが、、、あれは60近い歳での話だったからなあ。

その囲碁界では井山八段が名人奪取、最年少の20歳でのタイトル奪取。
将棋の竜王位で当時19歳の羽生、名人位で当時21歳の谷川浩司の若年記録に
匹敵するビッグタイトル奪取。

井山君、オメデトー\(^o^)/~~~ 
明日はそっちの方が全然大きな取り上げ方になっちゃうな・・・

森内、次頑張れ。全体的には渡邉ペースで竜王戦が進んでいきそうな予感がする
開幕局でありました。

竜王戦開幕

2009-10-14 15:50:00 | 将棋な私
今日から、なんと対局会場は比叡山延暦寺での開幕。
お隣の囲碁界では20歳の名人誕生の可能性がある名人戦第五局が同日程で開催。

先手番の森内が意欲満々の標準版角換わり腰掛銀からいきなりのパンチで1日目
から早くも佳境の趣き。今、再度の▲45歩となった場面。

当然ながら、挨拶代わりの研究将棋での一発ということになる可能性が高い。
そういう意味ではこの開幕局は森内が勝たないとイケない展開になってきてる。
この研究将棋を微差で堪えて終盤の捲りで勝つ様なら、渡邉の勢いが一気に加速
してしまう図式も頭の中でチラつく感じである。

長らくの羽生世代ファンのrobiheiにそう思わせるのだから、渡邉竜王も強く
なったものである(笑)

お隣さんで地殻変動進行中

2009-10-08 17:05:32 | 将棋な私
囲碁界をお隣さんと表現するのもナニですが(笑)

今日打たれた名人戦第四局、若干20歳の井山裕太八段が張栩名人(五冠)を下して
これで●○○○で大三冠の一角を戴冠するのにあと1番まで来た。

うーむ、若者が勝つのはいいぞー。張栩だってまだ20代だから年寄り扱いは失礼
ではあるが・・・

将棋界だとまずは豊島君なんだよね、20歳前後っていうとさ。
あとは天彦・糸谷・稲葉あたりか・・・?

なんとか上の年齢層の分厚い壁を突き抜けてタイトル戦に早く登場して欲しい
ものです。世代対決がやっぱり勝負事は一番面白いからね。

日本女子OPEN他:週末ゴルフ

2009-10-06 12:10:11 | Golf一般
新聞の見出し的には遼くんだったが、やはりメジャーということもあり、
さくらファンのrobiheiとしては大注目だった我孫子の日本女子OPEN。

結果は既報の通り宋ボベとのPOでさくらは負け。
いつもとは違う厳しい表情で非常に高い緊張感を保っていたさくら、終わって
談笑していたシーンはちらっと見た。POは余禄みたいな感覚だったのかな?
実はまだニュースとダイジェストだけで仔細には見ていないので後日じっくりと
観てみることにしようと思ってます。

ところで勝った宋ボベ。こんな情報を発見。

先日のプレー振りからは想像もできないような裁定だが、本人が改心したから今は
穏やかなプレースタイルということなのか、それとも韓国の人特有の「火病」
みたいな癖があるのか?いずれでも無いとすれば去年の韓国ゴルフの裁定者が
偏屈だったか不幸な衝突だったのか・・・とまあ想像のバリエーションはどこまでも
広がる。

あと、試合後勝っても負けても恬淡としているさくらちゃんが今回は号泣した
という話を普通紙で見ていたが、この記事を読んで納得。
うーむ、中々深イイ話ではないか・・・ボベちゃんとも仲良しみたいだしね。
この辺はrobiheiが好きな将棋指しの世界に似てるという感想。
同じ相手とずっと闘う訳だからね。

ともかく、今回のOPENに関しては宋ボベは勝者に相応しいゴルフをしていた
ここまで良いゴルフをして、でもメジャーが獲れなかったさくら、昔の岡本綾子
さんみたいに戴冠するまでに散々苦労することにならないことを祈ります。

賞金女王争いも何気に楽しみが増えている今日この頃。台風一過の週末にまた
次の闘いが盛り上がることを願います。

海の向こうでは月曜まで持ち越したPOでマットクーチャーが久しぶりの優勝とか、
いろいろドラマとトピックに溢れた週末で、満喫しますた。

王位戦決着

2009-10-01 12:44:54 | 将棋な私
羽生マニアのオヤヂ3人で昨日は夕方から延々と飲み会。

そこまでは正直素人では形勢に関して判然としない指運勝負になっていた状況
までは確認していたのだが・・・日付が変わり飲み会がまったりしてきた時点で
携帯で結果を知り愕然。

うーむ。渡邉が開いた禁忌の門はこれからも次々と通行人を通すことになるのだろうか。

深浦が決して嫌いという訳ではないが(どちらかというと余り好きではないが・・・)
それにしても今回は木村に初戴冠の栄誉を与えたかったというファンが多いのでは?

キャリアのピークに差し掛かっているであろう木村、棋聖戦2-1、王位戦3-0
と「あと1番入れればタイトル」というところでそこから棋聖戦●●、王位戦も●●●●・・・(T_T)

更なる実力の向上をしないことには、タイトル戴冠ができないということか・・・
将棋の神様がいるとして、ここまで過酷な試練を課すとは木村が

「選ばれたM人材」(笑)

ということなのだろうか・・・?

さあて、半月後からは竜王戦。今年は王座戦以外全てフルセット。
次もフルセットの確率が50%ぐらいはありそうだが、敢然と「森内4-1」と
予想を置いておきます。

最初の3戦ぐらいが鍵かな?森内の3連勝を期待、というかそれが予想の前提。