紀元前という知らない世界のこと。
ソクラテス(B.C469~B.C399)
ソクラテスは古代ギリシャの当時のルールや常識を
ことごとくひっくり返して、問いかけを投げかけた。
ソクラテスの対話は説得を目的とするものではなく、
先入観を排除して真理を追究する哲学的なものであった・・・らしい
しかし
アテネで法と秩序を乱すものとして告発されて
裁判の結果、死刑にされる。
ソクラテスは多くの弟子をもっていた。
その中でもプラトン兄弟の才能を高く評価していたらしい。
なお、プラトンの次兄はグラウコンです。
ソクラテスの意見によって「哲学」のみちに進んだプラトンに
よってソクラテスの哲学も後世に広く伝わったらしいのです。
そのプラトンを育てた最大の功績は、ソクラテス自身です。
哲学なんてそんな難しいことちんぷんかんぷんのわが身。わが頭。
本をとおしてほんの少し、垣間見るソクラテスに親近感を感じます。
紀元前のことだから憶測で、しかも分かりやすく組み立てられた内容に
触れて、畏れながらも親しみを覚えます。