あちこち散歩みち

近畿圏内を小さくあちこち歩き・たまに寺社めぐり・日々のとりとめない暮らしなどを書いています

ゲーテ『ファウスト』

2014年11月02日 | 

11月2日(日)

 

ゲーテは長命だった。

1749年8月28日、フランクフルトの上層市民階級に生まれる。

1832年3月22日永眠 (なんと82歳7ケ月)

 

長きにわたる人生だった。

同時代の出来事も波瀾万丈の時代だった。

 

ゲーテ44歳の時・・・・ルイ16世処刑  マリー・アントワネット処刑

ゲーテ55歳の時・・・・ナポレオン皇帝に即位。  カント没する。

ゲーテ59歳の時・・・・ナポレオンと会見  レジオンドヌール勲章受ける。

ゲーテ64歳の時・・・・ナポレオン退位。

              翌年ワーテルローの戦い

ゲーテ67歳の時・・・・『ファウスト・第2部』着手

              ナポレオンはセントヘレナ島へ流される。ゲーテは失意に陥る。

ゲーテ82歳の時・・・・・『ファウスト・第・2部』完成。

               その翌年の3/22に永眠。

 

亡くなる寸前に出来上がった『ファウスト』

 

『ファウスト』を読むにあたり、いくつかのコツを教えてもらう

* 訳がわからなくてよい

* 人それぞれの理解度がある

* 読むたびに発見すればいい

* 古典とはそういうもの

* 壮大な理念、わからなくてよい

 

 

エッカーマンとゲーテの会話の中で、すごいこと言っている。

 

《およそ詩作品というものは、測りがたければ測りがたいほど、

知性で理解できなければできないほど、それだけいっそう優れているのだ。》

 

なんだこりゃ!

いよいよわからん!

わからないほどいいのだ!

 

いずれ、『ファウスト』を読むぞ

 

 

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