一僧侶の日常の思いを語る
沙門の法話
夏空
今日は大切な人の四十九日でした。それで思ったのです。上がっていく。空に昇っていくと。
よく大切な人のことを思う時に空を見上げます。それはけっこう霊的には当てはまった行為なのかもしれません。
車を走らせながら夏空を眺めました。夏の空と雲。何か私にうったえかけてきているようにも感じました。
生きる。生きて。それで忘れないで。ともに生きる。
あれだけ暑さで嫌になる夏空がまるで母性のふるさとのようにも思えました。
私はこうして生きている。生きなければならない。
人の魂は永遠です。旅立った人の一番の供養は忘れずに思い続けることです。
今日が晴れた暑い日でよかったと思いました。
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