一僧侶の日常の思いを語る
沙門の法話
傑作
最近は頭の回転の速さを感じます。どこか去年よりも一歩早く動けているように感じるのです。
そのぶん、体力的にはイケイケの動きはできないようにも感じています。自分なりの一番を模索中です。
人はあの世に旅立つ瞬間まで生きようとします。余命をつげられている人でも免許更新に行かなくてはとか、歩くことができなくなっても靴を置いといてくれとか。
最後の最後までもしかしたら治るのではないかという思いをすてないのが人間なのです。
死を自覚することは現実であり、大切なことかもしれませんが死と向き合うよりも最後まで生に執着するのも本当は正しいのかもしれません。
この世の生き方に正しい答えはありません。そして理想通りの人生を全うできる人なんてこの世にはいないと私は確信しています。
思い通りにならないなか、不器用に最後まで生きようとする。
それのどこがいけないのでしょう。
奇麗でないからこそ奇麗なのです。
自分という人生のキャンパスは何度も塗りなおしてようやく完成した世界に一つしかない傑作だと思います。
そのぶん、体力的にはイケイケの動きはできないようにも感じています。自分なりの一番を模索中です。
人はあの世に旅立つ瞬間まで生きようとします。余命をつげられている人でも免許更新に行かなくてはとか、歩くことができなくなっても靴を置いといてくれとか。
最後の最後までもしかしたら治るのではないかという思いをすてないのが人間なのです。
死を自覚することは現実であり、大切なことかもしれませんが死と向き合うよりも最後まで生に執着するのも本当は正しいのかもしれません。
この世の生き方に正しい答えはありません。そして理想通りの人生を全うできる人なんてこの世にはいないと私は確信しています。
思い通りにならないなか、不器用に最後まで生きようとする。
それのどこがいけないのでしょう。
奇麗でないからこそ奇麗なのです。
自分という人生のキャンパスは何度も塗りなおしてようやく完成した世界に一つしかない傑作だと思います。
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