光と影

暗い水の流れに打たれながら 魚たちのぼってゆく
光ってるのは傷ついてはがれかけた鱗が揺れるから
いっそ水の流れに身を任せ 流れ落ちてしまえば楽なのにね
やせこけて そんなにやせこけて魚たちのぼってゆく

中島みゆきの「ファイト」の歌詞。

すごくよくありませんか。サッカー日本代表の吉田麻也選手がこの歌詞に救われたと言っていましたが納得できます。

人が成功するには光と影が必要です。影があるから光がある。

つまり天国を知る人は地獄を味わっているということ。　皆、成功例しかみないのです。まるでドラマやアニメのハッピーエンドしか考えない。

でも現実は違うはずです。ちっとも格好よくない、不細工なことだっていっぱいあるはず。

吉田選手のような才能を天から授かった人であってもコスタリカ戦でのミスキックだってしてしまう。
あのままスペインに負けていたら、ずーとたたかれ続けたでしょう。

光っているのは傷ついているから。

私もそんな傷ついた自分を愛せるようになりたいです。