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山には魔物がすむ

今日の箱根駅伝。応援していた青学にまさかの事態です。まさか山下り区間最下位となるとは。

気持ちはなんとなくわかります。優勝をしなくてはいけないチーム。自分が頑張らなくては。おかしい。どんどん離されていく。こんなはずない。
あんなに努力してきたのに。どうして。逃げたい。嫌だ。

頭が真っ白になったそうです。西川選手はたぶん普通に走ればそこそこ走れたはず。でも三位からの出走で一位に駒大に二分差。
まさに魔物に心を乱されて実力に半分もだせずに最初で最後の駅伝を終えることになってしまいました。

昨年からの駅伝シーズン。三大駅伝すべて優勝を逃したのはアクシデントではなく、青学というチーム、名監督である原晋監督の弱さみたいなものが出たのかもしれません。

注目されて、昨年ぶっちぎりで新記録で優勝して、だからこそできた今までにない隙。

監督がいうように本当は去年よりもいい記録が出てもおかしくないメンバーだったはず。でもどこか歯車がかみ合わなかった。

もし、私が監督なら一番強い選手を山に使いました。速くて間違いのない選手を山に使う。数年前に駅伝で外さない飯田選手を山登りに使ったように。

部活、それぞれの適正、先輩後輩のあるチームだからこそ、そうしなくてはいけないみたいなものがあるのでしょう。
その点、駒大の大八木監督は感がさえました。いくらでも有力選手がいるのに速い一年生を山に抜擢できるのだから。

こんなことを書いたら駅伝ファンにふざけるなと叱られるかもしれません。

来年はリベンジしてくれると思います。

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