10月も半ばを過ぎ、いよいよ秋が深まって参りました
皆様お変わりないでしょうか
大変お待たせいたしましたが古谷久夫さん撮影の白鷺写真を
アップさせていただきました
冒頭写真、眼光鋭く、一見すると白鷺ではないように見えて
意外性があります
これまでにも古谷さんからは美しい白鳥の写真や桜の写真などお送りいただき、
白鷺の写真も以前、1枚だけでしたが当ブログで掲載させていただいており
どの作品もすべてクオリティーが高く素晴らしかったのですが
今回の白鷺写真も本当に素敵な作品ばかりで管理人イチオシです
古谷さんは今年の夏に神奈川県大和市で「白鷺-引地川にて-」と題して写真展を開催され
「ある日、一本の木に沢山の白鷺たちが飛来し、仲間と川で魚をとったり、ダンスをしたり、
喧嘩をしたりしながら過ごし、春になって桜が散るのを見送りながら、どこかへ去っていく」
というストーリーで白鷺の写真を絵本風に展示されたそうです
今回アップさせていただいたのは、その一部となります
この2羽は、ふざけているのか、はたまた喧嘩しているのか
いずれにせよ、何だか見ていて心温まる楽しい作品です
白鷺って、こんなに表情豊かな姿を見せる鳥なのかと感心しました
引地川の白鷺のユーモラスな日常風景が見事に活写されていますね
こちらはまた打って変わって静かな迫力に満ちたカット
白鷺の羽の白から淡いグレー、濃色のグレーに変わるグレデーションが印象的です
胸元の濡れた羽の質感と下側の細かい羽の精緻な描写が
日の光を受けて好対照になっているのも秀逸かと思います
この写真も従来の白鷺のイメージをいい意味で裏切るインパクトのある作品ですね
この写真を拝見して、白鷺という鳥の美しさを再認識しました
白鳥や鶴がきれいなのは、ある意味、当然として
白鷺もこんなにも美しい鳥なのかと思いました
広げられた白い翼と水面に映る影の織りなす自然の造形美に目を奪われる作品です
おそらく古谷さんの白鷺に対する憧憬や尊崇の思いが
写真に強く投影されているので
よくあるネイチャーフォトとは一線を画す、
深い味わいのある作品に仕上がっているのではないかと思われます
しかも作品が叙情的でありながらセンチメンタルではない、
冷静な撮影者の眼差しも同時に感じられるところが古谷さんらしいと
勝手な感想ながら管理人はいつも感心しております
古谷久夫さんの白鷺写真、いかがでしたでしょうか
次回は第二弾をアップ予定です
お楽しみにどうぞ~
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