気が付けば、もう4月も終わりですね。
今年の春は桜がせっかく咲いたと思ったら
雨降りや肌寒い日が続き、
あまり春爛漫の気分を満喫できなかったように思います
風薫る5月~は青葉の季節で素敵ですが
このまま初夏が近づくのかと思うと
ちょっと残念なような気も致します
ということで、今回は春らしく美麗な能楽の舞台写真を
アップさせていただきました
冒頭写真は、能『湯谷』(ゆや)から。
シテは喜多流能楽師の大島衣恵(きぬえ)師。
撮影は会長の神田佳明です。
以下、神田会長からのコメントになります。
4月19日(日)福山市にある喜多流大島能楽堂の公演は
通算241回目を数える春の定期公演。
『湯谷』のシテは喜多流初の女流能楽師として認定された
同能楽堂の長女・大島衣恵師が颯爽と登場。
舞台には花見車が出され、春の盛りを謳歌する雰囲気の中に
母を思う娘の心情が落花に重ねて凛と舞われた見事な舞台だった。
舞台を終えた衣恵師は、次の『阿漕』(あこぎ)を舞う
父・大島政允(まさのぶ)師の公演解説を
次の写真の様にされた。
そして、こちらが『阿漕』の舞台写真となります。
大島政允師は国総合認定重要無形文化財保持者で
喜多流の中堅として活躍されています。
大島能楽堂は全国でも珍しい個人所有の能楽堂で
年に4回、定期公演を開催され、
大島能楽堂を拠点に長女の衣恵師、長男の輝久師もご活躍中です。
大島能楽堂の詳細につきましては
よろしければホームページをご覧ください。
◆大島能楽堂ホームページ
http://www.noh-oshima.com/index.html
特に「資料室」のページが充実の内容でおススメです。
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