上野で秋に開催されるJAG展で毎年、能楽絵画作品の大作を出展され
注目を集めていらっしゃる今野利男さん
今年も能『井筒』をテーマとした作品「在原寺幻想」を出展されたと
ご連絡をいただきました
残念ながらJAG展はすでに会期終了となっておりますので
当ブログにてご紹介させていただきます
冒頭画像ですがご覧のとおり大変、美麗で
お能のお舞台の素晴らしさが絵画作品として見事に表現されていると思います
モデルはシテ方喜多流能楽師の出雲康雅先生です
畳に二畳分の作品とのことで大型作品ですね
多くの出典作品の中でも唯一「能楽」を扱った力作とのこと
今野さんから制作意図について
「夫の形見の冠、直衣を身に纏い、古井戸の水鏡に映し、
故人を偲ぶ女性の情念を描いた世阿弥の曲『井筒』から、
古井戸、序の舞を絵としました。」とコメントを頂戴いたしました
今野さんはこれまでにも能『巴』『田村』『小鍛冶』などの絵画作品を
制作され、当ブログでも以前『鵺』を描かれた作品をご紹介させていただいております
↓よろしければ今野さんの作品「鵺」もご覧ください
http://blog.goo.ne.jp/rinpoonokai/e/15f39d66ed5dab40797d48d092a89432
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