大変、長らくお待たせ致しました。
9/19(水)に横浜能楽堂にて開催の蝋燭能撮影会の舞台写真をアップさせていただきます。
能「三輪」でシテ(=主役のこと)は喜多流能楽師の出雲康雅先生。
撮影は会長の神田佳明です。
冒頭写真は前シテの里の女になります。
※お能は前半と後半の2部構成の演目が多く
途中、中入りで装束や面が変わります。
いかにも秋の物寂しい風情がいいですね。
蝋燭のほの暗い灯りが出雲先生の美しい所作を
引き立てて演出効果絶妙と思います。
いわくありげな里の女が登場した後は
いよいよ三輪明神のお出ましです。
蝋燭の灯を受けて暗闇に浮かび上がる金の烏帽子に
中啓(=扇のこと)の金色と朱が何とも美しいですね。
小面の表情も素晴らしく、可憐で可愛らしいですが
完璧な美の極致という感じで
やはりこれは神の顔(かんばせ)と思います。
実際の舞台も、本当にきれいで神々しい雰囲気で
撮影していて見とれてしまいました
参加者一同、いつも以上に息を呑みながら夢中で
シャッターを切りまくり、熱気あふれる撮影会でした。
出雲先生、関係者の皆様、どうもありがとうございました。
撮影会では能「実盛」も撮影させていただきましたので
次回は「実盛」の舞台写真をアップ予定です。
お楽しみにどうぞ~
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