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「りんぷうの会」 公式ブログ

会長:神田佳明(能楽写真家)
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能「竹生島」の舞台を訪ねて―三浦裕子撮影・真夏の竹生島ルポ 後篇!

2010年09月06日 | 三浦裕子の能楽講座のご案内
去る8/25(水)に開催されました三浦裕子先生の能楽茶話会
スライド上映された竹生島ルポの後篇を本日はお送りいたします。


能楽茶話会のテーマは、能『竹生島(ちくぶしま)』と『忠度(ただのり)』の
時代背景および心情に関してということでした。

この2曲、実は、9/8(水)に開催の能楽舞台撮影会で演じられる予定の曲です


~超簡単な解説~♪

『竹生島』:琵琶湖にある竹生島を舞台に、竹生島神社の祭神である弁才天が
優美に舞い、次いで、竜神が波を蹴立てて湖上を飛ぶ勇壮な舞を披露するという
晴れ晴れとした、おめでたい能。

『忠度』:平清盛の弟で、名高い歌人でもあった武将・平忠度が「一の谷の合戦」で
討たれた最期を物語り、あわせて和歌への情熱を吐露するというストーリー。
世阿弥の作でベースは『平家物語』。


三浦先生は、今回の能楽茶話会のために、わざわざ、この酷暑の中、
竹生島取材を敢行されたそうでした

「下手な写真」と先生は、前回のブログで、おっしゃられていますが、
お世辞などではなく、「ちゃんと撮れてる!」
オガタは思いました。

特に冒頭の写真は、個人的にお気に入りで掲載させていただきました。

画面が少し傾いていますが、そこが、面白いと思います。

試しに、この傾きを画像処理ソフトで修整してみましたが、
そうなると、つまんない感じでした。

さて。
能書きは、このへんにして、真夏の竹生島アルバム後篇をどうぞ~。
撮影・コメント:三浦裕子



↑国宝の都久夫須麻(つくぶすま)神社本殿。残念ながら修復中でした。



↑神社本殿脇に勧請されている江島大神・厳島大神。
あまりの猛暑に稼動するスプリンクラーが有難かったです。



↑龍神拝所。



↑願い事を念じながら、かわらけを投げて、うまく鳥居の間をくぐれば
それが叶うと伝えられています。



↑黒龍大神と黒龍姫大神をまつる神社。



↑神社の鳥居右脇に生える巨木。
これを伝わって龍が登ってくるという言い伝えがあるそうです。




三浦先生撮影の竹生島ルポ、いかがでしたでしょうか。

『竹生島』の舞台を見る際に、実際の竹生島の風景を写真で見て
知っていると、より理解が深まると思います。

竹生島は人気のあるパワースポットでもあるそうで、
写真を拝見して、できれば実際に行ってみたくもなりました


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