goo blog サービス終了のお知らせ 

「りんぷうの会」 公式ブログ

会長:神田佳明(能楽写真家)
能楽撮影教室・能楽舞台撮影会は現在、休止中です

来年の黒川能のカレンダーに伊東功一さんの舞台写真が掲載されました

2012年11月25日 | 能楽ニュース


いよいよ晩秋を過ぎて冬らしくなって参りました。
皆様いかがお過ごしでしょうか。

もうそろそろ来年のカレンダーの用意もしないと~と思っているところに
うれしいニュースが入りました

りんぷうの会の事務局長の伊東功一氏撮影の舞台写真が
来年の黒川能のカレンダーに採用されました
(3月 弥生のページです。)

冒頭に掲載の写真です
とても雰囲気があってきれいですね

能「羽衣」より
黒川能 上座
シテ:剱持 貴利(王祇祭)


ゆったりとした時の流れを感じさせる優しい微笑が
印象的な天女の舞姿に魅了されます



↓ランキング(ブログの人気投票)に参加中。よろしければクリックお願いします。
にほんブログ村 写真ブログ 写真イベント・写真展へにほんブログ村

林 充子作品集 「能面に魅せられて」が出版されました

2012年11月13日 | 能楽ニュース

今年の8月に三浦裕子先生の能楽講座でアトリエにお邪魔させていただいた
能面作家の林 充子(みつこ)先生
の作品集が、このたび完成したという
うれしいニュースが届きました

タイトルは「能面に魅せられて」。
林先生がこれまでに打たれてきた能面作品の中から
選りすぐりの秀作27面が収録されております。

冒頭写真は表紙画像ですが、能面は「孫次郎」。
林先生の作品の中でも特に傑作との評価の高い素晴らしい面です。

表紙写真を含めて能面・狂言面写真はすべて会長の神田佳明撮影




せっかくですので、中身もちょっとだけご紹介~
左ページが能面「白増」(はくぞう)、右ページが「楊貴妃」の舞台写真で
こちらは喜多流能楽師の出雲康雅先生がおシテ(=主役のこと)で
もちろん撮影は神田先生です。


林先生が今回出版された作品集は能面写真だけではなく、
実際に舞台で使用された時の能楽写真も掲載されているので
とても見応えのある充実した本になっていると思います

りんぷうの会の会員の方でご覧になりたい方は神田先生まで
ご連絡ください。

ちなみに、三浦先生が撮影された舞台写真も掲載されておりまして
とてもいい力作写真です。
表紙の「孫次郎」が使われた能「蝉丸」の舞台写真となります。
この場でご紹介できないのが本当に残念です。


以上、能面作家・林 充子先生の作品集「能面に魅せられて」のご紹介でした



↓ランキング(ブログの人気投票)に参加中。よろしければクリックお願いします。
にほんブログ村 写真ブログ 写真イベント・写真展へにほんブログ村

巨大な般若に驚き!!~東京芸大の藝祭2012スナップ

2012年09月10日 | 能楽ニュース

ともかくすごい絵ですねー。
ド迫力でビックリします

東京芸大の文化祭=藝祭2012(9/7-9)でのスナップ。
撮影は会長の神田佳明です。

9/6の夜、NHKのニュースで上野の芸大の文化祭に
邦楽部の生徒が巨大な般若を製作し、町に繰り出すとのニュースが
報じられたとのことで、翌日、神田会長が撮影に出掛けたそうです。

神田会長、相変わらずフットワーク抜群であります
いや、こんな楽しいカットが撮れるなら、
一声かけて教えてくださればいいのに~と思いました。
(そう思ったのは私だけではないはずです。。。)



本当に巨大サイズで、般若の隣には翁、反対側には狐が隣り合った
御輿風に作った山車だったそうです。

画面から、まだまだ夏を感じますね。
若さあふれるパワーに圧倒され脱帽です

とてもいいスナップなのでブログに掲載させていただきました。




↓ランキング(ブログの人気投票)に参加中。よろしければクリックお願いします。
にほんブログ村 写真ブログ 写真イベント・写真展へにほんブログ村

山本東次郎先生が人間国宝になられました!

2012年07月23日 | 能楽ニュース

7月20日、うれしいニュースがありましたね。

山本東次郎先生(大蔵流狂言)が人間国宝に認定されました。

おめでとうございます

りんぷうの会・会長の神田佳明は長年、東次郎先生の舞台を
撮影させていただいており、また、東次郎先生の熱心なファンは
りんぷうの会の会員にも多くおりますので
本当にうれしいビッグニュースでした。

ここ最近のニュースの中で一番うれしいニュースです。


冒頭写真は狂言「花子」(はなご)より。
神田佳明撮影です。




こちらも神田佳明撮影の舞台写真。
狂言「政頼」(せいらい)になります。

この「政頼」の舞台は私も客席から拝見いたしました。

格調高くスケールの大きい政頼でとても良かったです。

特に前半はお能の「夜討曽我」のような緊迫したドラマ展開に引き込まれ
後半は一転して政頼と閻魔大王・配下の鬼たちとのユーモラスで
絶妙のやり取りに、くすりと笑いました。

よく言われることですが、東次郎先生の狂言は
下品な笑いは起きない本当に稀有な舞台です。

変な表現ですが、自然でいい笑いが生まれるように思います。
拝見した後、ちょっとだけ自分の品性が上がり
いい人間になったようにも感じます。

狂言というと日本の伝統芸能の中でも喜劇やコメディーというイメージが
一般に強いと思いますが、東次郎先生の狂言は
普通の「お笑い」とはまったく別次元で
美しくて、しかも、面白い、名人芸というほかない舞台です。


9月2日(日)、東次郎家のホームグラウンドである杉並能楽堂で
主催公演「青青会」が開催されます。

演目は以下の通りです。


■青青会■ 9月2日(日)13時半開演

狂言 「文蔵」 山本凜太郎 山本東次郎
狂言 「鎌腹」 若松隆 山本則孝 山本則俊
語  「姨捨」 山本泰太郎
小舞 「海人」 山本則俊
小舞 「江戸上り若衆」 山本東次郎
狂言 「宗論」 山本則秀 山本則重 遠藤博義 (敬称略)

一般 2000円/学生 1000円

杉並能楽堂


↓ランキング(ブログの人気投票)に参加中。よろしければクリックお願いします。
にほんブログ村 写真ブログ 写真イベント・写真展へにほんブログ村