Bonjour リンキチでございます。
ちょい遡りのネタ、2024年は
4月、パリオリンピックがまだ
始まる前でしたが家族で行った
仏蘭西は花の都巴里旅行記
エピソードの続き8回目。
4日目はMusée du Louvre
ルーヴル美術館での続き
の様子からです。
ルーヴル美術館は世界最大級の
美術館、そして世界最大級の
史跡の一つでもある。
世界でもっとも入場者数の多い
美術館です。毎年800万人を
超える入場者が訪れるとか。
世界遺産「パリのセーヌ河岸」
登録の一つでもあり。
モナ・リザやミロのヴィーナス
などは是非見ておきたいものです。
ということでモナ・リザを探して
早速行ってみました。
かなり混雑してるのは承知の上。
ダ・ヴィンチが描いたモナ・リザ
の絵画が遠くに見えます。
モナ・リザの絵は小さめです。
飾ってあるルーブルの絵画は
どれも大きなものが目立つ
のでモナ・リザもデカいもの
かと想像しておりましたが。
ちなみにモナ・リザの反対側、
つまり向き合ってる側にある
絵はこんなにバカでかい。
どーやって描くんだろって感じ。
たくさんの人が群がっていて
見えているにも関わらず、
なかなか近くまで辿り着けません。
交代制で前に進んでいく感じです。
そこそこ近づいてズーム、
そしてトリミングしたの図。
モナ・リザとの自撮りをする
人たちが多くてそれがなかなか
辿り着けない原因のひとつか。
館内 高い天井にある装飾なども
素晴らしいので見逃してはならん。
首が痛い。
そして巨大な絵画も壁面に
所狭しと飾られています。
「民衆を導く自由の女神」は
何処かへ出張、貸出中だった
ようで無かったのです、残念。
とにかく広い館内で何処にいるのか
わからなくなります。
混んでいるのと広すぎて疲れて
しまって結局、ミロのヴィーナスに
辿り着けず。
その代わりではなく、こちらも
有名、人気で常に混雑している
ギリシャ彫刻「サモトラケのニケ」
です。
世界中にレプリカ、コピーがあり
日本にもいくつかあるとか。
此方は場所的には見やすい広い階段
の踊り場にあり高い展示で各方向
から見れるようになっております。
カットトリミングしてありますが
実際この下にはめちゃくちゃ人います。
翼を持つ女神は勝利を伝達する女神。
サモトラケのニケはNIKEナイキの
社名の由来で翼をデザインしたのが
あのロゴマークなのです。
天井画、装飾も凄いアポロンの間。
そのアポロンの間に展示してある
ルイ15世が戴冠式で使用した冠。
宝石類は戴冠式後は取り外され、
レプリカに取り換えられている
ようですがそれでもこの見た目
は華やかで豪華です。
エジプトの展示エリアとかも。
金箔が貼って作られた黄金の棺。
など盛り沢山でとても一日では
巡りきれないのでした。
ルーヴルをそこそこガッツリで
きりあげ、一旦時間調整の為、
ホテルへ戻ります。
4日目にして初めて雨が降って
いました。雨のパリの街角です。
そんな感じ?でエピソード9
に続きます。Au revoir。
私もかれこれ40年近く前から7、6度はルーヴル美術館を訪れていますが、未だ全ての部屋を周りきれていません。
比較的大きな絵画は工房制作だったりします。印象派の画家達が出現する近代以前は教会や王侯貴族、富裕商人の依頼を受けて、聖書や神話や歴史と言ったテーマで画家は絵を描くケースが多く、有名画家は工房を構えて、主だった人物は画家本人が、それ以外は工房に所属する弟子に描かせて、量産体制を取っていたんですよ。
その弟子の中からレオナルドのような天才画家も輩出するのですが、師匠の手伝いで描いた絵に既に天才の萌芽が見えて面白いです。
ペストなどの伝染病で亡くなった親族を弔う為に、画家に聖書のエピソードと共に亡くなった親族や自分自身を描き込んで貰い、教会に奉納する習慣もありました。
17世紀のオランダは教会も宗旨替えして教会装飾を廃した新教(プロテスタント)になったのと、経済発展に伴い豊かな市民社会になっていたので、パトロンが一般市民となり、彼らの求めに応じて画家達は一般の住宅に飾られるような比較的小ぶりの風景画や静物画を描くようになります。
時代や社会状況によって絵画の描かれるテーマ、表現技法、画家の社会的立場も変化して行くのが興味深いです。
ご参加まで。
私は美術館通いが高じて、30代半ばで美大に入学して、美術史を専攻したんです😅。長々と失礼しました。
ルーヴル美術館、確かにあの広さは全部見るには相当
掛かりますよね。私はこういった美術には全くうといので。あまり語れないです、すいません。