其処ハカとない日報

日々の生活出来事、備忘録と時々昭和レトロなネタも交え、そこはかとない不定期日報in鎌倉からお届け。

ムサシアブミ

2016-05-11 14:57:48 | 花、植物

という植物ネタ、どうもリンキチです。

ムサシアブミ(武蔵鐙)は大好物の
ウラシマソウに次ぐ同系統の花、
サトイモ科テンナンショウ属の
ちょっと気色良い変わった形の花の
仲間です。
ムサシアブミはこの時期に咲く花で
昨年、庭に導入して今年無事開花
しました。
今現在、すでに花は終わってしまい
ましたがウラシマ同様ちょっと紹介。


これは猿島上陸時に見たウラシマソウたち。
でも島内にはムサシアブミは見当たりませんでした。


催しで展示されていたムサシのアブミ鉢植え。
子株も出ててイイネ。グロテスな花もイイネ。
こんな感じで鉢植えの雰囲気もとても
良いのですがつい水やり忘れて
枯らしてしまいそうなので露地植えに
したのでした。ウラシマで実績あるし。


観察日記です。昨年植えて今年の
3月13日の様子。芽が出ています。
ちなみにウラシマより早い芽吹きです。


3月19日の様子。葉が少し見えてきました。


3月23日。花の部分も見えてきました。
アオダイショウみたい。同じ仲間で
マムシグサってやつもあるぐらい。
マムシグサもほしい。


3月26日。葉の展開、花の部分も
ほぼ完成。
ちなみにこの同日に猿島に行ってました。
1枚目のウラシマ群落の画像と同じ日に
撮った画像です。この時点で我が家の
ウラシマはまだ芽が出たばかり、猿島の
ほうが暖かいということなのでしょう。


翌日の3月27日、ムサシのサイドビュー。
良いグロテスな花ですね。

ムサシアブミ(武蔵鐙)は花の形が
馬具の鐙(あぶみ)に似ていることから、
その鐙が武蔵の国のものが有名だった
ことからきているとか。
鐙を逆さまにした状態の花の形です。


時は流れて4月12日。独特で印象的な
大きな葉が展開済み。
ムサシアブミの地下茎には毒があります。
ウラシマソウやマムシグサ、ユキモチソウ
等も同様に有毒です。
触る分には問題ありませんが誤って食べて
しまうと中毒症状が出るようです。
基本的には葉や実も同様に毒素があります。
おなか空いても食べないように。


ムサシアブミの実。モロコシみたいで
秋には真っ赤になります。
この画像は約10年以上前に大町の
安国論寺境内で撮った画像。


これは一昨年、自庭で結実したウラシマの実。
赤くなってます。ムサシもきっとこんな感じに
なります。
ちなみにこのウラシマの実はヒヨドリに全部
食べられてしまいました。
ってことは毒は鳥には効かないっぽい?


4月27日の様子。花はしぼんできました。
結実はしなかったようでこの後、花茎は
枯れました。
結実させるとエネルギーを消費するので
翌年から咲かなくなってしまうからこれで
いいのだ。
昨年からウラシマが咲かなくなってます。


オマケはタイツリソウ。
ちょっと戻って4月12日の様子。
タイツリは場所移動して2年目、
だいぶ花が復活してきたのでした。

コメント