りんごの里から

毎日の出会いの写真をお届けします。

立山カルデラに入る Ⅱ

2012-09-29 | 立山
10時に立山砂防事務所(475m)を出発 砂防博物館屋上はヘリポート。


進行方向右手下が真川沿いに途中、砂防ダムがいくつも作られています。最近の特徴は<入り水型>とか


左側山肌に張り付くようにトロッコは進みます。

左奥に<天鳥オーバーハング> 岩の下をくりぬいています。平成17年には廃線になりました。


安全確認のための連絡所が5か所(千寿ヶ原(せんじゅがはら) - 中小屋(なかごや) - 桑谷(くわだに) - 鬼ヶ城(おにがじょう) - 樺平(かんばだいら) - 水谷(みずたに))あります。守っているのは皆さん、女性の方ばかりでした。 

途中 猿さんの群れが軌道を我が物顔で




奥に美しい薬師岳の姿が見えてきました。


鬼ヶ城


鬼ヶ城連絡所




作業員さんを乗せたトロッコとすれ違います(冷凍車両が真中だとか)


立山砂防軌道で一番カーブがきつい場所。サブ谷橋:冬場(11月から6月まで)雪崩被害防止のためはずされるとか


樺平(かんばだいら)連絡所


樺平間の砂防軌道から見た様子。スイッチバックで登って行きます。








【スイッチバック】トロッコ(ディーゼル機関車)が急斜面を登るために、前進後退を繰り返しながら進む。全部で38段あり、特に樺平で高度差200mを連続18段で登っています(世界一

最後のトンネルを抜けてトロッコを止めて、ここで白岩砂防ダム(平成11年に昭和期の砂防堰堤として初めて登録有形文化財、平成21年に国の重要文化財に昇格)の見学をする。展望台です。




今日のトロッコは<白岩号>


アップします。右側にインクラインが見える。


      

オノエヤナギ:ドロノキ(荒地に真っ先に生息樹木の一つ)の果穂が、青い空に映えて飛んでいました。


このあともう少し続きます。
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6 コメント

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Ⅲ部も期待 (あぶれオス)
2012-09-30 04:15:55
 Ⅱ部も楽しく見せてもらいました。
解説員も顔負けの鮮明な画像と正確なコメントに感心しました。
 この日の天候では終日、快晴ではなかったですか。
 できれば帰館するまでのリポートをお願いしたいものです。
(ちなみに私は現在先導車に乗っていません。どなたかとお間違いでは・・)
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スイッチバック、インクライン (横浜のけんちゃん)
2012-09-30 07:18:25
スイッチバック方式の列車には、半世紀前に富山から四国に移る途中、北陸本線の敦賀付近で、体験した記憶があります。煤の匂いと一緒に、進行方向が変わる不思議な体験が、脳に刻まれています。

京都蹴上で船を引っ張り上げる為の、インクラインの軌道の跡は見ました。
立山のインクラインは、どんな仕組みですか?

この見学には、ご主人様も同行されたとの事、初秋の澄んだ山の空気を味わうと共に、奥様の日頃の活動の意義も理解して頂く、よい機会になりましたね。
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Unknown (フクちゃん)
2012-09-30 08:26:37
すごい山のなかなんですね
山のなかの解説、そして画像楽しく拝見いたしました
なんか怖いところですね
続きも楽しみにしています
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あぶれオスさんへ (りんごの里から)
2012-10-01 00:33:43
こんばんは。
勘違いしていました。お許しください。
拙いブログへ訪ねていただきありがとうございました。
朝は快晴だったんですが、午後から雲が出てきました。
ゆったり時間が流れる久しぶりのトロッコで楽しい時間でした。
レポートなかなか水かしいですね(;--;)
コメントいただきありがとうございました。
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横浜のケンちゃんへ (りんごの里から)
2012-10-01 00:38:27
こんばんは。
京都蹴上でのインクラインは船でしたね、こちらは工事用の車両を運びます。運転手は約400段のほどの階段を上り下りされます。来年は、ぜひ健脚コースで階段の下りを体験したいです。
夫は、どれだけ理解してくれてるでしょうか?遊びだと思っています(笑い)
コメントいただきありがとうございました。
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フクちゃんへ (りんごの里から)
2012-10-01 00:41:26
こんばんは。
カルデラ内に入る? なんか怖い感じがしますね。
久しぶりのトロッコで、ゆったり時間が流れました。
紅葉の時季(中旬 12日で今年の体験学習最後ですが)素晴らしいでしょうね。
コメントいただきありがとうございました。
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