ぞな通信

四国・松山生まれ、在米25年、Zonaの日常生活。

夫と娘が消えた?!

2008-01-15 23:40:49 | Weblog
娘を学校から2時にピックアップした後、オフィスに連れて来て遊ばせていた。夕方夫が迎えに来て,義母の家に連れて行く予定だった。
オフィスで仕事をしていると、どうしても娘まで目が届かない。
夕方6時前、フロントに行くと、娘がいない。
荷物も置いたままだ。
通常、私に声をかけて出て行くので、超焦った。
外に出て、周りを探してもいない。
焦る。
隣近所のお店の中を見てもいない。
走って、空手教室の外で待っていた人に、子供を見なかったか尋ねると、「お父さんと出て行ってましたよ」と教えてくれた。

ほっっっっっっ

急いで夫の携帯に電話すると留守電だったので、義母宅に電話したら夫が出た。「心配するから黙って出るな!」と一喝した。
彼は否を認めて謝ってくれた。

誘拐があってもおかしくない街なので、用心には用心を重ねる。

8時過ぎに帰宅すると、義母宅に居るはずの夫の車と部屋からの明かりがこうこうとついていた。

「ただいま~」

し~ん・・・・・・・

電気もこうこうとついてるけど誰もいない・・・・・

不安がよぎる・・・・・・

襲われた?!?!?!?!?!?

不安が一気に押し寄せ、部屋中を探した。
血痕もないし、部屋が荒らされた様子もない。
でも誰もいない。

義父母の家に電話をいれると、随分前に帰ったよ、とのこと。
電話に出た義父も心配していた。

・ ・・・・・・・・

電話をしながらふと思いついてトイレに行った。
ドアが閉まってる。

トントンとノックすると、中から夫がすっとぼけた声で、

「なに~」

と言った。

電話を持ったままだったので、義父に

「すいません、トイレにいました」

と謝った。

ちなみに夫のうんこは長い。

「ぞな子は?」

とドア越しに聞くと、

「部屋にいるよ」

というので、部屋を探すと真っ暗闇の部屋でぐーぐー寝ていた。

どいつもこいつも心配させてっっっ!

というのも近所の日系スーパーで、立て続けに日本人が襲われた話を聞いていたので、普段平気の平太の私でも心配してしまったのだ。

あーよかった、何事もなくて。
ほっとしながら一人夕食を食べ、借りて来たビデオを見ていた。
10時くらいになっただろうか。
上に部屋から娘が泣く声がした。

しくしくしくしく・・・・・

恐い夢でも見たのかな。

部屋に言ってみると、何かを言いながら泣いていた。
寝ぼけているのかと思ってそばにいったら、「頭が痛い、頭が痛い・・・・」とうなっていた。
いつものぞな子と違う。

脈を計ると速く、熱もある感じ。
こういう時に体温計がばかになって正確な体温が測れない。

手を額に当てると熱かった。
水を与えると、ぐでっとして、「寝る」と言って寝た。

明日復活しないかもしれない。
大事にならなければいいけれど。
私の仕事休めればいいけど。
子供がつらい思いをしているのを見るのは本当につらい。
そばにずーっと居ることしかできない。