ぞな通信

四国・松山生まれ、在米25年、Zonaの日常生活。

テントでキャンプ

2008-11-28 21:08:22 | Weblog
サンクスギビングで義理の両親宅でターキーを食べた後、9時頃だったか自宅に戻る途中、best buyという電気屋の前を通った。すると閉まっているはずの店の駐車場にたくさん車がとめてある。入り口からは、テントがずらずらずら~っっと並んでいた。
近所のファミレスもその客をあてこんでか、開店していた。

夫が、

「明日からのセールで泊まり込んでるんだ」

と、言った。

アフターサンクスギビングセールのため、今から並んでるんだ。
すごい・・・・
翌日午前4時から販売らしい。
そういえば、パームデザートのアウトレットは午前12時からセール開始とかいうこともあった。
一体みんな何を買うのだろうか。

欲深いのはよくないが、適度な欲は生きて行く上で大切だ。
でもテントはってまで何買うのかな~。

すわっ!!!変質者か?! (その3)

2008-11-27 20:11:06 | Weblog
日曜日に車を洗っていた。
腰を屈めて雑巾を絞って立ち上がったとき、間の前におじさんが立っていてひっくり返る程びっくりした。
予告無しにいきなり目の前に立つのは反則であろう。

目の前に立っていたのは、毎朝顔を合わせる、私が変質者と思い込んでいた例のおじいさんだ。
おじさんとおじいさんの間くらいの人だ。

「ハーイ、コンニチハ」

と、たどたどしい日本語で話しかけて来た。
この手の外人は親日家が多い。

なんでも空軍に所属していたときの1962年から1964年に日本に滞在していたんだそうだ。
今は引退して自宅で株をやっているらしい。
おしゃべり好きらしく、たまたま外にいた私をいい獲物だと思って近づいて来たようだ。
特に私が日本人だし、話したくてしょうがなかったんじゃないのかな。

挨拶で済まそうと思った私であったが、おじさんはしゃべる、しゃべる。
KYどころの話ではない。
全く相手のことなどおかまい無しに話し続ける。

話の範囲が広くて深いので、多分頭がいい人なんだろうなあ・・・と思った。
しかし、相手が聞いていおうが聞いていまいがおかまいなし。
ちょっと夫に似ている・・・・。
こういう人は夫に相手をしてもらうのが一番だ。

どうやったらこの人はこの場から立ち去ってくれるのだろうか・・・・

と思案しながら、同じ場所を何度も何度も雑巾で拭いていた所に、夫がゴミを捨てるためにドアを開けた。

やっった! 

すかさずその夫におじさんを紹介し、私は車をとりあえず急いで洗って、そーっとそーっと家の中に入り、そーっとそっーっとドアを閉めた。

カチャ

あーよかった。

夫とおじさんは大声で株の話をしている。
しばらーくして、そーっとガレージにつながるドアを開けると二人ともいない。
どこかに行ってしまったようだ。

どうでもいいので、娘と昼ご飯を食べた。

しばらくして、夫が戻って来た。

「どこ行っとったん?」(家の中では私は松山弁を話す)

「おじさんの家。コンピューター見せてもらった。業者が持ってるソフトを持っていた。云々」

おじさんの話をちょっとしてくれた。

「あの人は頭がいいけど、話を途切るのが下手だ。」
あんたもそうやないかい・・・・

とは、言わなかったが、意外と、いや予想通り気があったのではないかと想像する。

夫に新しい友達が出来たようだ。
めでたし、めでたし

しかし、うちの家の中には絶対招いて欲しくない輩である。

あ、そう言えば、夫は松山で変質者に間違われたことがあったんだ。

なんだかな~。嫁としては情けないというか、大変複雑な気分である。


すわっ!!!変質者か?! (その2)

2008-11-26 13:07:26 | Weblog
変質者の事が気になって、翌日ポリスにリポートしようか考えていた。
夫にそのことを話すと、彼が言った。

「隣の人とその人のことを話してたんだけど、そのおじさん、斜め前に住んでる人なんだって。まあ、ちょっと変わってるらしい。」
ひえっっっっっっっっ

そんな人が斜め前に住んでんの?!

恐怖っっっ

こわいじゃんよ。

翌日、子供を連れて朝学校に連れて行ったら、登校中、毎日顔を会わせるおじいさんと孫と思われる女の子のことが気になった。

なんだかこのおじいさんとあのウエットスーツのおじさんと風貌が似ているなあ・・・・

と思い続けていた。

毎日毎日登校中に顔を合わせるようになって、1ヶ月も経とうとした今、考えが確信に変わって来た。

毎朝会うおじいさんはあの麦わら帽子のウエットスーツを着たおじいさんだったのだ。

あのへんてこな格好と怪しい振る舞いは彼なりの仮装だったんだ!
まぎらわしいことこのうえない


すわっ!!!変質者か?! (その1)

2008-11-24 23:36:39 | Weblog
約1ヶ月前の10月31日金曜日はハローウイーンで、我が家にも300人近い子供たちがtrick or treatにやって来た。金曜日の夜ということもあり、中学生くらいの大きい子供たちが多かった。
毎年適当にキャンディーをあげていたが、大人数になって来たので費用が馬鹿にならなくなってきた。何人来ているのか把握するため、今年はキャンディー一人一個と決めてあげた。

この地域に引っ越して来た15、6年前は私たちに子供もいなくて、ものめずらしかったハローウイーン。
そして時が経つにつれ、わんさか来る子供たちがうっとうしくなった。
電気を消してそーっと家の中にいたり、映画を見にいったり、逃避しておった。

出産後は、こちらも近所を回るし、コミュニティーに貢献せねばという妙な義務感が生まれて、必ず子供たちにキャンディーを配るようになった。
やっぱり参加すると楽しい。
うちの近所は、小学校の近くということもあり、ハローウイーンがとても盛んだ。盛んな地域にはもっと子供が集まるので、もっともっと盛んになる。

何時の頃か、盛んでない区域に住む2家族がうちに集合して、一緒に回るようになった。今年は3家族合同だ。
ここ数年は、私は家に残りキャンディーを配る係だ。
夫と娘と友達家族は外に出てキャンディーをもらう。

娘は4年連続シンデレラ。

「今年は何を着る?」

との問いに、

「いいよ。もったいないから、前と同じシンデレラでいいよ」

と、言った。あんまりしゃれっけがないな。

サイズもちょうど今年が最後なので、着納めだ。
着始めた3歳のときはぶかぶかで、30cmくらい裾上げして着せていたけれど、今年はもう脱ぎ気がキツキツで大変になった。気がつかないけど成長していたんだ。

お友達の子供たちもプリンセスになっていたので3人の女の子がプリンセスだとかわいい。
8時過ぎると外周りの組も家に戻って来た。
まだまだtrick or treaterはやってくるので、少々疲れた大人は、4―6歳の子供たちに任せてしゃべっていた。子供たちはtrick or treatにやってくる子供たちにキャンディーを配るのが楽しくてしょうがないようだ。
あんまり大きくドアを開けると家の中が丸見えなので、注意していた。
そもそも今年は大挙してやってくる子供たち対策のため、玄関のドア間近に2つの椅子を起き、すぐ立ち上がれるように用意をしておいた。雑誌でも読みながらやれば一々台所や部屋に戻る必要もない。
配る側の子供たちもその椅子に座って外からやってくる子供たちを待ち構えていた。
そろそろ9時近くになっていたので「もうやめようか」と言ったころ、
老人のような男性がいつのまにか我が家の玄関にやってきて、うちの子供たちに話しかけていた。

部屋の中にいた友人が、

「ぞなさん! あの人気をつけて!!!!」

と緊張した声で警告した。

はっと外を見ると、ウエットスーツを着て、麦わら帽子をかぶったおじいさんが娘と友達の3人の子供たちに話しかけていた。
こんなじいさんが一人でキャンディーもらいにくるんかいっっ・・・・
友達は、学校区を調べる際、child molesterや犯罪者の居住区を探していたとき、自分のアパートに犯罪者が住んでいてショックを受けた」と話してくれたばかりだ。だからこの手の変質者には神経を尖らせている。
そしてちょうど外回りをしていた時に、このおじさんを見かけたそうなのだ。

子供たちに、

「おじさんと話しちゃだめ! 家の中に入って!!」

と、促した。
気持ち悪い・・・・・・

門灯を消そうとしたら、外を歩いていた中学生らしき子供たちも

「ウエットスーツを着た変な奴が・・・・」

と、話しながら歩いていたことを耳にした。

一体どこの人だろう。

気持ち悪い。

子供が多いからその手の人が来たのかしら。

ちょっと不気味に思った夜であった。



大火災

2008-11-16 13:41:43 | Weblog
巷が大変だ。
乾燥し切った上に高温。
山火事には最適な環境がそろったかと思ったら、あちこちで火災発生。
今日は1日町が燻されているようだった。
外は焼けた臭いが充満し、空も晴れているけど煙のためどんよりしている不気味な空。
11月なのに真夏のようだ。

はげ

2008-11-09 23:58:30 | Weblog
寒い朝にシャワーを浴び終わったところに娘が入って来た。
部屋の気温と私の体温差があるので、部屋にはたくさんの蒸気が舞っていた。
私の体からもたくさんの蒸気が発散されて、それが湯気のように舞っていた。

それを見た娘は嬉しそうにこう言った。
「わあ~、ママの体からたくさんの・・・・・・・・たくさん・・・・・はげがある~!!!!」
日本語習得の道は遠いのであった