知人が良いことを言った。
「こっちでずっと長い付き合いをしていても、日本で同じ人に会うと、『あれ?』って思うことがある」
それがたとえ身内でもそうなのだそうだ。
地元がある人は地元の人になってしまい、外国で見ていた姿とは違う人に見えてしまうんだそうだ。
なんだかスキー場の話に似ている。
スキー場で「素敵」と思った男性が、下界に戻ったら冴えない奴に見えた、という話である。
場所も住む期間も全然違うけど、大ざっぱに観るとそういうもんかもしれない。
確かにこっちでは日本にいたら絶対会う事が出来ない人たちの出会いがある。
外国で同胞に会うと、職業や性別を超えた同族意識が芽生える。
狭い日系人社会なので、「いい人」が多くなるし、お互いが労り合うような土壌もある。
どこぞのエグゼクティブも平社員も同じラインでしゃべれる雰囲気もこの土地にはある。
例えば同じ会社に勤めている誰かが体でも壊してしまうような事があると、駐在員の場合、数も限られている訳だし自分にその負担がかかってくるから、相手を思いやる気持が必要になる(その必要も無い人もいるかもしれんが)。
でも一旦帰国したら、地位、会社、職業、出身大学、性別、既婚/未婚etc.etc.でランク付け・分類される訳だし、ここで親しくしていたとしても下界に戻るという点では現実に戻ることなのかもしれない。
もちろんこれは逆の考え方もあるわけで、それらがアメリカではなーんも意味の無い事である、とも言えるし実際何の役にも立たない。
実力あるのみである。
逆パターンの代表は成田離婚。
今や死語になってるかもしれないが、イメージはああいう感じ。
自国を離れて外国に住む、あるいは出かけるというのは、桃源郷への逃避なのだろうか。
いや、期間が決まった滞在なら後になってそう思う事も出来るが、無期限なら茨の道かもしれぬ。
「こっちでずっと長い付き合いをしていても、日本で同じ人に会うと、『あれ?』って思うことがある」
それがたとえ身内でもそうなのだそうだ。
地元がある人は地元の人になってしまい、外国で見ていた姿とは違う人に見えてしまうんだそうだ。
なんだかスキー場の話に似ている。
スキー場で「素敵」と思った男性が、下界に戻ったら冴えない奴に見えた、という話である。
場所も住む期間も全然違うけど、大ざっぱに観るとそういうもんかもしれない。
確かにこっちでは日本にいたら絶対会う事が出来ない人たちの出会いがある。
外国で同胞に会うと、職業や性別を超えた同族意識が芽生える。
狭い日系人社会なので、「いい人」が多くなるし、お互いが労り合うような土壌もある。
どこぞのエグゼクティブも平社員も同じラインでしゃべれる雰囲気もこの土地にはある。
例えば同じ会社に勤めている誰かが体でも壊してしまうような事があると、駐在員の場合、数も限られている訳だし自分にその負担がかかってくるから、相手を思いやる気持が必要になる(その必要も無い人もいるかもしれんが)。
でも一旦帰国したら、地位、会社、職業、出身大学、性別、既婚/未婚etc.etc.でランク付け・分類される訳だし、ここで親しくしていたとしても下界に戻るという点では現実に戻ることなのかもしれない。
もちろんこれは逆の考え方もあるわけで、それらがアメリカではなーんも意味の無い事である、とも言えるし実際何の役にも立たない。
実力あるのみである。
逆パターンの代表は成田離婚。
今や死語になってるかもしれないが、イメージはああいう感じ。
自国を離れて外国に住む、あるいは出かけるというのは、桃源郷への逃避なのだろうか。
いや、期間が決まった滞在なら後になってそう思う事も出来るが、無期限なら茨の道かもしれぬ。