ぞな通信

四国・松山生まれ、在米25年、Zonaの日常生活。

職業における日米格差考察/歯科技工士

2006-07-24 22:40:39 | Weblog
アメリカには歯科技工士という国家試験や検定試験のような制度はない。
「ない!」と言い切っている私も最近知った事なんだけど
通常患者や人の体に触る職業の場合、アメリカはとても厳しい。
ネイリストだってエステティシャンだって何百時間の授業を受けて州試験を受けなければならない。
考えてみれば、歯科技工士は直接患者の口をいじっている歯科医とは違うので、物を作る人と見なされているのであろうか。

それはともかく、知人の歯科技工士さんは日本の専門学校を出て、日本で経験を経てこちらで開業なさって随分になる。

彼曰く、

「日本で教育を受けた歯科技工士は国家試験を受けて資格がある上、見習い期間というか下済み期間があるので、技術が高い」

と言う事であった。

試験も無い、学校もうさんくさい所が多いアメリカとは雲泥の差である。

しかし、9/11からイミグレがとても厳しくなり、技術を持った歯科技工士にビザが降りにくくなった。

皮肉な事に、歯に異常な執念を燃やすアメリカ人。
需要はたくさんあるのに、供給が少ない・・・
なんともったいないことよ。
まるで低賃金労働を強いられる技術或るアニメーターのようではないか。

日本はまだまだ歯が悪い人が歯医者に行くと思うが、アメリカは審美歯科全盛だ。美容には歯は絶対欠かせない。
ちょっと歯並びが悪い、歯の色が黄色いから、と抜いてブリーチやインプラントをするご時世。
トイレの便器みたいに真っ白な歯にするのがどうも流行っているらしい。

しかし、それには莫大な費用がかかる。
全部治そうものなら高級車が買える。

審美歯科医は医者というより、お客にぺこぺこするサービス業者と化し、医者の威厳もあったもんじゃない。
いや、臨床医たるや専門知識をもったサービス業である。
彼らだけが批判される立場ではない。

痛い所を治してくれる先生は神様に見えて、美しく魅せてくれる先生は美容師と変わらなかったりする。
人間ってほんと勝手な生き物。


猛暑到来

2006-07-23 23:25:28 | Weblog
暑い・・・
本当にうだるような暑さが続く。
平日はオフィスでクーラーのきいた快適生活であるが、週末はクーラーのない我が家。もう暑くてじっとしていても汗が滴り落ちる。
私たちが住んでいる地域は朝晩になると海風が吹くので肌寒くなるくらいなんだが、今週来週は違うようだ。
うちらはまだしも少々内陸に行くと、来週はずっと華氏100度(摂氏37.8度)を越す天気予報。
街が発熱状態。
救われるのは日本程湿気がないことだ。

でもこんなに暑くいと眠れないよ~

なんて言ってるうちは幸せか。
イスラエルでは戦争が激化してるし、どこか忘れたけど地震でえらいことになってる所も或る。一方で、イギリスではゴルフに興じているプロもいるし。いや、興じているのではなく、彼らも戦っているのだ。
でも、武器で戦うよりスポーツで戦う方が100倍平和だわな。

次から次へと

2006-07-19 23:51:10 | Weblog
毎日色んなことが起こる。
今日も帰宅途中(今日は9時半だ。アメリカレベルだと遅い方)、道を消防車が塞いでいた。
事故だろうか。
急いでUターンして別の道で帰った。
今週は消防車に縁があるな~。

仕事は一つの事が解決すると,待っていたかのように次の問題が浮上する。
そして其のサイクルは全く途切れることがない。
だから頭の中はいつも忙しく考え続けている。
無い知恵を振り絞っているので、ハゲ親父になりそうだが(女です)、もともと毛が多いタチなのでそれはなさそうだ。

スタッフを抱えた今、いい加減な気持では仕事は出来ない。
今までいい加減でやってきたつもりはないが、責任が重くなっているように感じる今はもっとしゃんとしないかん、と思うのである。

よって治療自体ストレスがかかる不妊治療からは完全に撤退する事にしてもうきっぱり諦めることにした。
オフィスが子供だから、娘とOfficeを立派に育てることに決めた。

もしかして要るかもれしれないな、ととっておいたベビー服も片付けることにした。

昨日見たいにボヤ騒ぎがあったら尚更で、燃えてしまったら元も子もない。
さっさと必要な人にあげて役立てていただく方が嬉しい。

もう、一気に片付けるぞ~っっ

今度は消防隊出動

2006-07-18 18:16:24 | Weblog
昨日7時頃帰宅してシャワーを浴びていたら、夫が、

「ちょっとへんな臭いしない?」

と入って来た。
「なんも臭わないよ~

とシャワーを続けた私であったが、夫は「何か焼けている臭いがする・・・」とぶつぶついいながら家中を歩き回っている様子だった。

そのうち、

「ぞな! はやく着替えて!! おかしい!!!」

と真剣な声に変わって行った。

その声がただごとではなかったので、急いで着替えて側にいた娘に、

「お外に出るからぞな子も用意してっっ!」

と伝えた。

ただ事ではない雰囲気を察した娘の顔は早くも恐怖のためゆがんでいた(警察騒動で妙な感が冴えている4歳児)。
ふえ~ん、こわいよ~
とべそをかき始めていた。

着替えて下に降りたらDenの部屋が白く曇っているではないかっ!
おまけに金属が焼けているような臭いがする。

爆発でもしたら怖い。
私がまだシャワーを浴びていた頃、すでに夫は消防署に電話をかけていた。

「出火はしてないけど部屋が白く煙で包まれている・・・」

と説明しているようだった。

私たちは玄関の外に出た。

5分くらい経っただろうか。

サイレンが遠くに聞こえ始めた。

夫が、

「もしかしてあのサイレンうちに来るのかな・・・・」

「ちょっとおおごとになってない? やばいよ」

と言ううちにサイレンの音は大きくなり、やがて消防署から来たと思われる1台の赤い車がまるで引率車のように我が家にやって来た。

「ここ、ここ~!」

と私は手を振った。

この1台だけならいいが、サイレンは続く。
あれっ、まだ来んの

やがて、音量を最大にしたサイレンと共に、はしご車付きのどでかい消防車2台とお付きの車とでも言おうか、それが5-6台、我が家の前にやってきた!

ど、ど、ど、どうしよう。

今から火ぃつけた方がいいんでしょうか・・・・

私はてっきり点検に一人か二人来るかと思っていたので、この「待遇」には腰を抜かしてしまった。

消防隊が土足でぞくぞくと家に入るのを見て、すっかりびびってしまった娘は、家に入る事を極端に嫌がった。よって、私は娘を抱っこしたままガレージのdrive wayで待っていた。夫は消防隊に家の中で説明していたようだ。

近所の人がたくさん見物に外に出て来ていた。

すいません・・・火事じゃないんです・・・煙だけなんです・・・・

お隣のおじさんが、

「どうしたの?」

と尋ねて来た。

「原因はわからないけれど白い煙が家に充満してるんです。」

彼は、伝書鳩のように私とご近所の間を行き来して事情を説明してくれていた。
ありがとう、ジムさん。

それにしても消防車もよりにもよってばかでかいトラックでくるんにゃ・・・

出火してないので肩身が狭かった。

一応大丈夫ということで、部屋を2ー30分点検後、消防隊と消防車は帰って行った。

その後、夫が部屋をチェックしたら、原因が見つかった。
30cmくらいの何個もプラグをはめ込めるコードが真っ黒に焼け焦げていたのだ。

「煙で済んで良かったね~。爆発でもしたらしゃれにならんよ。」

と無事を感謝したのであった。

とっさの時に逃げ出す準備、避難袋もいるし、何よりもこのぐちゃぐちゃの家を片付けようと思った。

いい機会だ。

翌日の今日、ドーナツを2ダース消防署に届けることはしっかり忘れなかった私であった。

脱毛宣言

2006-07-16 23:50:42 | Weblog
夏になってかなり久しいが、ついに脱毛をすることにした。

もう嫁に行って16年くらいになるし、今更ロマンスがある訳でもなく、人ごみが多い東京あたりを歩くわけでもなく、だーれも他人の事を気にしないこのアメリカの地で、毛ぼーぼーでもいいんだが、やっぱりいかんのである。

実を言うと娘が水泳を習い始めて私もたくさん泳ぎたいんだが、ワンピースの水着が着れないのです・・・
いつもボクサーズパンツみたいなのしかはけないのです・・・
トライアスロンも挑戦してみたいけど、海が怖い等のもあるけれど、基本的に水着が着れないのです・・・
競泳がからむ競技にひらひらの水着とかサーファーのねーちゃんが着るようなボクサーズタイプの水着は着れないと思うのですよ・・・・
こんな根本的理由でやりたいことができない、挑戦出来ないというのは理不尽ではなかろうか。

今まで足だけは剃っていたけれど、未だに丈夫な毛が生えてくる。いや、もっともっと丈夫な毛になって生えている。
田んぼでは丈夫な稲が育つようにわざと刈るらしいが、それと全く同じセオリーである。

準備してないとえらいことになるのだ。
潮干狩りにきたおっさんのような格好で水に入ることを想像すると・・・・

いかんのだ。

自分が許せない。
さすがに自分でもすごい・・・と思える程なので、オフィス内にあるエステの先生に頼んでやってもらうことにした。
高騰しているガソリンを消費して通わなくても良いし、部屋から部屋へ数歩歩けばいい距離だから最高なのだ。
終わればそのまま仕事に戻ればいい訳だし、全く無駄がないっ!

実は4年程前にもトライした事があるが、其の時は脇をしてもらった。
針を刺して焼くやつで、痛みのため悶絶した記憶がある。
麻酔はない。
痛がりの私としては全身麻酔をして、そのすきにレーザーだろうが針だろうがぶすぶすにやってほしいのだが、それは無理なようだ。

妊娠したので途中で辞めたけれど、それでも随分少なくなった。後はちょっと出て来たのを抜けばいいだけだったが、それだけでもどれだけ心理的に助かった事か。今回のトライで、毛を抜き続けると太い毛が出てくるというのを学んだが、時既に遅し。

今回は、過去の経験があったので痛みに対する覚悟は出来ていた。
1回目は結構耐えられた。
もしかしたらエステの先生の腕が良かったのかな。
2週間後また脇をやって、今度は恐怖のビキニラインに挑戦!

そして・・・・・

10分くらいやった後、
「もう勘弁してください。今日は降参です

という情けない言葉を残して部屋を出たのであった。

特に鼠径靭帯の部分にスカルパ三角という部分があって、この下は大腿神経、動脈、静脈が走る密集地帯。ここが気絶するほど痛いのじゃ。

「うぉ~、いった~!!!!」

と何度小声で叫んだことか。

取りあえず挑戦した自分を褒めて上げたい。

ヨロヨロしながら部屋を出た。

そして、飽きずに2週間後再び予約を入れた。

この夏には間に合わないかもしれないけど、来年から水泳にチャレンジできるかもしれない。

こんなことは娘っこのときに済ませておくべきだったが、日本は美容関係、特に脱毛なんて超高くて考えた事も無かった。
こっちは針脱毛の場合1分1ドル+チップが相場で、レーザー脱毛でも両足$99くらいだ。これなら身なりを気にするティーンエージャーや20代の女性でも悠々支払える額だ。
しかし、40をとおに過ぎた私・・・何やってんだろ


FA続き

2006-07-16 10:01:04 | Weblog
昨日の続きになるけれど、アメリカ国内線のFAを見ていると、ちゃんとしたご家庭で育っているお嬢さんなら将来決してあの職業つこうとは思わないのではないか。

でも日系およびアジア系国際線FAを見ていると、
私もあんなお姉さんみたいになりたい

と思うのは納得出来る。

誰しも憧れから入るもんね。

同じ職業でも国によって捉え方が全く違うこともあるので、その仕事がある国ではハイランクに位置付けされても別の国では低く評価されていたら、低く評価されている国で、

「自分はこれこれをしていました」

と履歴書に書くと不利ではないのか・・・。

おそらく業界の人ならすぐわかると思うけど、一般の人なんて自国の評価で他国を評価する傾向にあるからな~。

でも、日系のスチュワーデスさんは賢明な人が多いから、転職もあるようだ。
元FAの方だと昨日判明したIさんは、本当に明るくて人を魅せるお方で私は彼女が大好きでしょうがないんだが、おそらくこういう方々が大量に働いている職場なんだろうな。

Iさんは、27、8の頃、先輩FAに、

「私は今辞めてもキオスクのおばちゃんにもなれないんだから、辞めるタイミングは大事。時期を見極めなきゃダメだよ」

というアドバイスをいただいたそうだ。

彼女たちのなかにも、「潰しがきかない」などの感覚があるんだ・・・

やはり華やかな部分ばかりスポットライトが当たっている職業の一つだ。

其の頃から社内ががたがたしていたそうで、フライトスケジュールもかなりきつかった(そうだ)。

「このままでは体がつぶれてしまう!」

と危機感を募らせたIさんは、転職をした。

収入は半分に減ったが、内容はかなりすごい。
そこから王道を歩んでいくのであるが、私見を言えば、辞めて正解。彼女の転職後の職がレアであり、誰稀体験で着ない職種内容だからだ。

でもFAをしていなければ、そのような転職話が舞い込んで来なかっただろうし、人生に無駄なしである。

それでもやっぱり日本人スチュワーデスは奥ゆかしくて奇麗で憧れの人達なのである。
頑張れ! 日本人スチュワーデス

職業における日米格差考察/フライトアテンダント

2006-07-15 15:50:27 | Weblog
同じ職業でも国が変わればその職業の見方が全く違うことがある。
代表的なのがフライトアテンダントではないかと思う。

日本やアジア諸国では、まだフライトアテンダント(いやスチュワーデスの方が自分には自然なのでこう書くけれど)、そのスチュワーデスのステータスが高いようなので、未だに小さなお嬢さんの憧れの職業の一つみたいだ。
特に日本を含むアジアの航空会社のスチュワーデスさんは、奇麗だし身のこなしが美しいし、何しろ笑顔が素敵だ。
だから日本とアメリカを行き来することが多い家族だと子供が憧れるのも無理は無い。
そして、きりっと制服を着こなし仕事をする女性に憧れる男性も後を絶たない

しかし!
アメリカでは完全にブルーカラーの職業なのだ。
なんつーか飛行機内のウエートレスというか肉体労働者というか・・・
決して知的職業ではない、と見なされている。

米系航空会社のスチュワーデスやスチュワートを見てみるが良い。
愛想はないし、仕事はせん。
同僚としゃべくってるだけだし、客と飛行機に乗ってるだけ。
お前は仕事をしているのか・・・
と何度思った事であろうか。
中には通路をやっと通れるくらいのデブデブフライトアテンダントもいる。
こういう輩はもちろんズボンだし、お尻が廊下側に座っている客に触れそうになる。
こんなサービス業があっていいのだろうか・・・

southwestやjet blueが機内サービスを辞めて価格を下げたら飛躍的に売り上げが上昇したが、それでいいのである。
全部持ち込みでええのである。
スチュワーデスはいらんから、頑強な警備員を配置してくれればそれで良い。

だけど、こういう米系のサービスが嫌だからANAで帰る私・・・・
今まで言って来た事と大いなる矛盾であるが、日本人スチュワーデスさんは奇麗で優しいのである。
ほんとに。


高くついたストップサイン

2006-07-15 00:34:18 | Weblog
5月2日のことであった。
プリスクールに娘を降ろして9時までにオフィスに行かなければと急いでいたら、ストップサインを停まらなかったという理由でチケットを切られてしまった。
私は停まったつもりだったが、「1、2、3」とカウントして初めてストップしたと見なされる。
私の場合は「停まってるような停まってないような~」いわゆるカリフォルニアストップをしたために潜んでいたポリスに切られたわけだが、そのつけがあまりにも高かった。

裁判所に払う罰金がトラフィックスクール分も入れて$186。
でもトラフィックスクールでは別料金を徴収される。
時間が限られているので、インターネットで済ます事にした。

が、それが思いのほか手こずったのだ。
今やっと終わったとこで、夜の12時半。
一気にやれば済むことを一気にしなかったので,全部終了するのに1ヶ月くらいかかってしまった。

私は通信教育は向いてないな。
ちゃんと時間を取って学校に通って勉強する方が断然向いていることが判明した。

インターネットではcomedytrafficschool.comというサイトで全部済ませた。
なんでここを選んだかと言うと、そろばん教室の下にオフィスがあったからだ。だから名前だけは知っていた。
ちゃんと裁判所からのトラフィックスクールリストにも載っていたので、インターネットの方を選んだ訳だ。

チャプターごとにわかれている内容を読んで章後にあるクイズをして、最後は総合テストのような物を解いて終わり。
間違ったら何回でもやり直せる。
でも、何回もやり直したくないので、どんどん進めた。
そんでやっとこさ終わったわけだ。

一つ肩の荷が降りた・・・・

支払いはクレジットカードで済ませたが、$29.95であった。
全く悪くない。
そして修了書は自動的に裁判所に送られるが、うちにもコピーが送られてそれを別紙とともに私も提出しなければならない。
でも、それで終わり。

あー,ほんとに疲れた。

しかし、これが意外と勉強になったのも事実であった。
交通事故のリポートを書く時の言い回しや用語がたくさんあったので、ちょいちょい使えそうなのだ。
全部プリントアウトしてファイルしておけば、リポートを書くとき引用もできる。
トータル$215.95のチケットは痛かったけど、セミナーに出席したと思えばよろし。
負け惜しみにしか聞こえんかな。

独立記念日2006/また警官・・・

2006-07-04 23:51:20 | Weblog
今日は独立記念日の休みであることをいいことに、昨日夜更かしをしてしまったので2度寝していたところ、アラーム会社からの電話で叩き起こされてしまった。

9時10分に鳴った其の電話は、

「会社のアラームが作動してますから警察呼びました。」

とのこと。

「急いでオフィスに行きます」

「何分ぐらいで着きますか?」

「10分で行きます」

「どんな車の何色ですか?」

などと必要最低限の会話だけして、急いで着替えて家を飛び出した。

着くまでの5分間にいろいろなことが頭をよぎった。

誤作動か、本当に強盗か・・・

オフィスについたら独立記念日だけあって、駐車場はがらーんとしていた。警察もまだ来ていない。
エントランスのドアもしっかり閉まってるし・・・

急いでドアを開けてアラームを解除して、中の電気をつけた。

特に人の気配は感じない。
というか、奥までは怖くて入れなかった。

私が着いて10分弱くらいで1台のパトカーがやってきた。警官1名。
そして続いてもう1台。女性の警官1名の計2名。
もう相手も誤作動であろうと思っているようだ。
前回、前々回とものすごい数のポリスと3台のパトカーが来たのとはえらい違いだ。
オオカミ少年のようにだんだんポリスも来なくなり、本当の強盗に襲撃されないことを祈りたい。

男性の警官が一応拳銃を持って一部屋一部屋確かめてくれた。

「大丈夫だよ」

「あ、ありがとう。本当にありがとう。休みなのに今日はお仕事?」

「そう。朝6時から16時間シフト」

「本当にありがとう。皆が休んでいる日に働いてくれて感謝です。明らかにアラームがおかしいからすぐアラーム会社に連絡を取っておきます」

と言う訳で、大事にならず済んだのであった。
今日はオフィスに誰もいなかったから、いつも罪をかぶせられていた娘のせいではない事がこれで明らかになった。本当に気の毒なことだ。でも、これで本当に何かの経路がおかしくて誤作動してる訳だから、はっきりしてよかった。

あとでドーナツ1ダース買って警察署に届けておいた。
箱にはしっかりメッセージをでかでかと書いた。

おおごとにならなくてよかった・・・・






うかうか病気にもなられへん

2006-07-01 23:10:21 | Weblog
ある方のお義父さんが膵臓ガンになり、

「治療費の請求額を見ると家が一軒立ちますよ」

とおっしゃった。

なんでもある病院で膵臓ガンの手術を受け,その後3週間入院し退院された。
その額30万ドル。$1=1として3000万円・・・・

その病院にかかる前、2つ別の病院にかかり、ERにも行き、入院もされた。その額はこれに含まれていない。

「おそらく合わせると概算で50万ドル(5000万円)くらいになるんじゃないか」

ということであった。

退院後、其の方は化学療法を受けるため吐き止め処方された。その処方薬はどこの保険も効かない薬で、お値段なんと1錠$50(5000円)!

処方薬には30錠と書かれてあったが、そうなると$1500になり患者の負担があまりにも大きすぎる。
ということで12錠、$600分を購入したそうだ。

アメリカで大病をすると破産してしまう。
私は病気になったら日本に帰るつもりだ。