ぞな通信

四国・松山生まれ、在米25年、Zonaの日常生活。

罰金返せ~!

2011-07-29 20:02:55 | Weblog
今年、LA marathonのゼッケンを取りにいった帰りに、信号の上についている監視カメラに交通違反を撮られ罰金約480ドル+トラフィックスクール代で$500ちょい払った。
が、その直後から、あのシステムはおかしいという議論がわき起こり、結局2-3日前、ロサンゼルスの監視カメラはすべてオフにします」というお触れが出た。
な、なんじゃと~?!?!?!?!?!?

なんでも、採算が合わないというのが一番の理由らしい。
設置しても罰金を回収できない、ということだ。
罰金を支払わなかった人は難を逃れたといえるが、それって記録に残るから保険とか大丈夫なのだろうか。
もしかしたら、保険を持っていない人、運転免許を持っていない人が払ってないのではなかろうか。
こういう人たちがいる事自体おかしいのだが、普通にいるのがアメリカである。
正直者が馬鹿を見るのもおかしい。
払い戻しはないのか?!

本当にばからしい。
罰金返してくれ~!

きっと監視カメラの会社も上手い事言って警察に取り入ったんだろうが、この結末。やっぱりマンパワーで罰金は取らねばならぬということよ。働け。

採算が合わないからさっさと結果を出す所は合理的で即断を買うが、やりきれないよな~。

週末はサンペドロ港へ行こう!

2011-07-27 22:24:50 | Weblog
今週は海軍ウイーク(Navy Week)だ。
サンペドロ港にさまざまな軍艦が寄港する。現役の軍艦だ。

http://www.portoflosangeles.org/pdf/Navy_Week_LA-Flier_Final.pdf

民間人に開放される珍しいイベントだ。親友のジョンが教えてくれたので、さっそく今週の日曜日に出向くことにした。彼は退役軍人だが、USS Abraham Lincolnに乗船していた。だからたくさんガイドもしてくれる予定。
金曜日に出向ければ、USS Princeton, USS Chafee USS Champion をすべて見る事ができるが、私たちが行けるのは日曜日のみ。USS Abraham Lincolnのみだが、贅沢は言いません。
甥っ子も誘ったら大喜び。
たくさん見てくるぞ~。

孫さん、どうにかして下さいよ~

2011-07-26 21:09:28 | Weblog
帰省の際、母にiPadを買って帰った。
骨董品のようなPCが壊れたこともあり、思い切って買った。これでskypeできればいいし。
私とぞな子が先に帰国した。
数日たってぞな夫に「着いた」と電話したら、

「お前、iPad忘れてるぞ」

と教えてくれた。

「あっっっっ、ほんまやわ・・・・。来る時持ってきて~。」

と伝えた。

良かった、ぞな夫がまだいてくれて。

そしてぞな夫が松山に着いて、セットアップをしてくれた。

こちらではスタバやコーヒーショップ、学校、オフィスではWiFiが普通で、暗証番号が必要な所はそれが提示されている。それを入力さえすればすぐ使える。
でも日本はフリーWiFiはなく、外国から日本に行く場合は事前にモバイルをレンタルするそうだ。

姉が教えてくれた事には、アメリカで購入されたiPadは自宅の無線LANでは使えるが、公共の無料無線LAN(wifi spot)では通信できないそうだ。iPadで通信できるのはソフトバンクで購入したipadだけで、アップルのお店で購入したipadは通信できないんだそうな。
これアメリカ人知らんと思うわ。
なんでそんな通信なの? 
孫さーん、どこでも使えるようにして下さいよ~。

髪型

2011-07-26 21:06:24 | Weblog
りょう君の髪型は以前もへんだったけど、今度もへん。
普通に短くしてはいけないのだろうか・・・・

海外で活躍する選手たち

2011-07-25 21:15:25 | Weblog
野球はもとよりゴルフやサッカーで外国にどんどん出て行く選手がとても増えた。
今日、宮里藍ちゃんの優勝インタビューを聞いて、流暢な英語ではきはき自分の意見を言っている画像を見てびっくりしたと同時に、本当に選手の心構えや態度が変わったなあ~とつくづく時代の遍歴を感じてしまった。
20年前は、まだまだ日本人選手が外国に渡るのは珍しく、居心地が悪くて、外国人にやけに気を遣い、日本人だけで固まって、小さな池でひっそり行動するような時代だった。

でも、20年たつうちに、アニメが世界を席巻し、日本がクールと思われる時代になってきた。
サッカーも盛んになって、あれよあれよという間に選手が海外に進出し、貪欲に受け入れ先のチームにとけ込もうと努力することが普通になってきた。
こんな時代が来ると誰が予想しただろうか。少なくとも私は全然予想出来なかった。
もちろん先人の開拓の苦労があって今の道が切り開かれた訳だが、彼らのタフさには正直脱帽だ。

特にサッカー選手は、多国でプレーされているからどの国に移籍してもすぐ対応しなければならない。遠慮をしていれば選手として使ってくれないし、チームメートとして認めてくれないだろう。
なのに、長友なんて自分から飛び込んであれだけの成績を残してる。もうすごーい!!!!
同じ愛媛っ子。ついでに明治。どれだけ励まされただろうか。
もう、「英語が話せません、わかりません」なんて初歩的な言い訳は通用しない。
ずっっと年下の彼らがここまでやってるんだもの。私だって出来ない訳がない。
私は気が付かないうちに古い価値で生き続けていたんだなあ。

藍ちゃんの英語は揉まれて揉まれた末に身に付いたものだろうし、それだけになるためにゴルフだけじゃなくてどれだけの汗と涙を流したのだろうかとも思う。

勉強勉強じゃなくて、4教科以外の得意科目を何でもいいから一つ、それも飛び抜けて持っていると世界中どこでも生きていける。
スポーツも音楽も言葉は要らない。感性と情熱と努力があれば人は認めてくれる。
あとは愛嬌かな。
本当に自分自身にもためになるインタビューだった。

マルモのおかげ

2011-07-25 01:52:48 | Weblog
2週間日本に帰省していた時、やたらテレビで「マルモ」の踊りや歌を耳にした。
ぞな子も例外なく耳にした。そして1話だけだがテレビも見ていた。そして泣いていた。

アメリカに戻って、「マルモ」を見たいと言い始めた。
ぞな子は普段ディズニーチャンネルとかニケロディアンのチャンネルばかり見ている。日本のテレビは姉が送って入れている「探偵ナイトスクープ」と「サザエさん」と「ちびまるこちゃん」ぐらいだ。

さっそくDVDを借りてきた。最初の2話しか入っていなかったけれど、一生懸命見て、最後の踊りを一緒に踊っていた。

こうやって興味があるテレビを見てくれるのは日本語にとーっても役立つ。
ちょっと年下の主演の女の子にも親近感を持っているようだ。彼女はしっかり言葉をしゃべるので、ぞな子にもいい刺激になっている。
自分からドラマを見ると言ったのは初めてだったので、とっても嬉しかった。
こうやって楽しく日本語を耳にしてくれると嬉しいな。


大学とローン

2011-07-25 00:39:37 | Weblog
ご質問に答える形となりますが、アメリカの大学事情と日本は大いに異なります。
日本の場合、親が「大学まで出してやる」義務感があるため、学費も親が出す事が多い。多分他のオプションが少な過ぎるせいもある。不況になった今、奨学金を申請する学生も多いと思うし、全額親が出さないにせよ、ある程度出す事が多い。

アメリカの場合は、高校卒業から自立する感じなので、多くの場合奨学金やローンで大学に通い卒業する。アジア人は教育熱心なので親が出す事がほとんどだ。大学に行くのが当たり前、親が出すのが当たり前。でもアメリカ人はそうではない。

そもそも日本人はお金を借りることに抵抗感や罪悪感を感じる国なので、クレジットカードやローンが良しとされない。一方、アメリカではローン、カード大歓迎。それが消費につながるという考え方だ。そしてクレジットカードの返済がクレジット歴として記録され、ちゃんと返済をしていれば、その人は信頼出来る人、と思われる。よって5ドルでもいいからチャージをして返済さえしておけば、クレジットスコアは上がる。
渡米したばかりの日本人にはアメリカにおけるクレジットレコードがないため、クレジットカードを作る事も出来ないし、車をローンで買う事もできない。自分も一体どこからスタートしたのか、今となっては全くわからない。そして他の人も一体どこからスタートするのだろうか。
大金持ちの中国人なんかはキャッシュで家を買うこともあるらしい。ちなみに彼らは中国共産党幹部で、懐にためた金は日本がODAで出した金とか何とか。真相はもちろん不明です・・・・。

話がそれたが、人からお金を借りる事が不謹慎な日本と、借りてでも消費を促進することが良しとされるアメリカとでは考え方が根本的に異なる。それをふまえて大学の授業料のことを説明したい。

大学に入るために多くの学生がローンを申請する。返さなくてもいい奨学金と返さなければならない奨学金がある。
カリフォルニアの州立大学の年間授業料も1万ドル($1=1円で100万円)を越した。これは日本の私立大学とそう変わらない。
カリフォルニア州の私立大学の年間授業料+諸経費で5万ドルと言われている。4年間で田舎に家が建つ。
これをスパーンと出せる人はそういない。
本当に皆さんどうやって捻出されているのであろうか。
そしてこれだけ大学に金を出す価値があるのか甚だ疑問である。

日本人のようにしっかり貯蓄しないアメ人はローンに頼らざるを得ない。
そして大学を卒業する頃にはローン地獄に突入するのである。
毎月毎月返済をし、無事返済完了した人は尊敬される。
もし逃れたい場合は、学校に通い続けると返済時期を延期出来るが、返済額は雪だるま式に増すばかり。学位を多く持つ人は珍しくないけれど、返済延期のための進学も強ち関係ないとは言えない。
こうやって借金まみれの人生を歩むのである。
アメリカ人と結婚する日本人女性は、配偶者に大学のローンがあることにびっくりすることがある。しかし、それがわかるのは結婚後。わざわざ盛り上がっている時に、「あなた借金ある?」と聞く勇気のある日本人女性はそう多くあるまい。

大学でローンを借りるのはとても簡単だ。書類を記入すれば借りられる。
大学に入る事自体が信用になるのだ。
医学生なんかだと、車のローンもすぐ組めて購入しやすい。貸す側は将来に投資するという考え方なのだろうか。

アメリカにおいて私立が優秀なのは間違いないけれど、不況になってカリフォルニアの場合公立大学に進学する人が増えて、日本の国公立のようにUCLAやUCバークレーが超難関になってきた。その理由の一つは、大学にお金がなくなってきたので、授業料を3倍の値段でチャージ出来る州外の学生や海外の学生の枠を大きくしたためだ。SATという共通一次のような試験で満点を取った学生でさえ上記2校に落ちたのを知っている。じゃあ、どうすれば合格するの?と聞いてみたい。(ちなみにぞな夫の時代はUCLAは滑り止めだった。同じレベルで語れない。)

そして仮にカリフォルニアの国公立大学に合格しても、今は授業を登録しにくい。なぜなら予約削減で教師が首になり、授業を開くことができないからだ。サマースクールで単位を稼ごうという学生も、サマースクールが開講されないこともあるので、卒業が遅れることもある。よって学生が登録できず卒業が5-6年かかったりするのだ。彼らの労働力を考えると、お金を出してでも私立に行った方が早く社会に出られて稼げる訳だから、決して私立が悪いとも思わない。

それと大学のための資金については、日本だと子供の進学のための学資保険もあるし、口座を作って預金を続けるのが一般的だ。
しかし、ここアメリカでは、子供用口座が落とし穴になることもある。そもそも貯金が苦手なアメリカ人が学資保険なんかするわけない。
以前学費セミナーに参加したとき、子供名義で口座を作ると、収入が多いと見なされて奨学金が降りないことがあるのだそうだ。日本人にとって普通であるこのやり方は、アメリカでは損になるから親の口座に入れる方がよい、ということを知った。しかしまだまだ不明な点は多いので、さらにセミナー等に参加して知識を増やすしかない。奨学金の使い方によって私立に進学するのも可能だということもわかってきた。
一番いいのは頭が良かったり、突出した技術能力があって大学から「きて下さい」という奨学金を頂く事だが、これは入るまでの努力が相当必要だ。
はたしてうちのぞな子にそれだけの技術や能力があるかと言えば、限りなく?????なのである。

でもアメリカは敗者復活戦が頻繁に行われる社会だから、ストレートで大学に入れなかったとしても、ジュニアカレッジと呼ばれる短大で良い成績を収めれば難関大学に編入することが可能だ。短大は公立が多いので、授業料の節約にもなる。そうやってのし上がって宇宙飛行士になった人もいる。やる気のある者にはいくらでもチャンスをやるぞ、という社会は、留学生や外人・移民にはとても助かる。頑張れば一定の扱いを受け、収入を得る事が出来る、という社会は世界中探してもそうないと思う。このフェアさはアメリカの長所だ。
日本だと外人にそんなチャンスを与えてくれないだろうし、日本人でも大学は最初からいい所に入っていなければ、後々苦労する事も多い。今はいい大学いい会社は何も保障してくれないけれど、まだまだ大学神話は崩れていないと思う。

アメリカに優秀な私立が多いのはこの国が資本主義社会の権化だからというものある(と思う)。
優秀な教授には高い給料を払う、いい施設を建設する。それにはお金がかかる。寄付も募るが学生にもチャージする。いい人が集まる所に人は行きたいと思うのは自然だ。必然高額な授業料に跳ね返る。素晴らしい大学にはいい人材が集まるだろうし、この人脈はお金には代え難いと考えることもできる。こうやってある層が出来上がるのであろうか。
その最も足るがアイビーリーグであろう。いるとありがたみはないが、外に出るとやっぱり歴史と気品のようなものがある。
現実社会にでれば実力がものを言うから、どこで育ったとか、どこの大学を出たとか、職種に寄ってはさほど問題にもならない。でも、ふとしたときに戻れる心地よい空間、という意味では通った学校や友達、先輩後輩というのはかけがいのないもんである。



マラソンにはまってる人達

2011-07-22 21:21:40 | Weblog
帰省したとき、ぞな夫が親戚に電話をしていろいろ話していた。
もともとぞな夫はおしゃべりなので、長々と話していた。

その中で、夫のいとこのうちの二人がマラソンにはまっていることがわかった。
一人は札幌で単身赴任をしているSさん。
彼は4時間ぐらいで完走する。6月末はサロマ湖100kmも完走した。
もう一人は大阪で眼科医をしているTさん。
彼は3時間を切りそうな勢い。

どうしてもタイムマネジメントと練習内容を聞きたかったので、義妹にメルアドをもらってさっそくメールを出した。
するとすぐ返事が来た。
大阪のTさんはずっと大学病院に勤務していたが、実家の眼科医院を継ぐべく、退職して実家に戻った。自由な時間が増えたので走り始めたそうだ。
走る時間を伺っていると、休み時間や勤務終了後に行っているらしい。
この人は超速なので、ちょっと届かない。いや、全然届かない。

札幌のSさんは単身赴任だから自分のために時間を使えろ。
100kmマラソン前は50km走ったり、5時間走などもしたそうだ。

どっちにしても仕事も家事もこなさなければならない私には、励みにはなるが参考にならん・・・・。
夕食前に走るって、誰が夕食作るねんっ!
それをしてくれる人がいてくれるからこそ、練習も出来るんだよなあ・・・

こうなったら自分で時間を捻出する術を作り上げるしかない。

でも身内に(今回の場合は夫側だが)同じようなことをする人がいるのがわかったことだけでも勇気づけられる。数日はメールのやりとりで盛り上がった。
「どこかのレースで集合できるといいですね」と3人が言った。
おばちゃんはこつこつ続けるしかないね。そして国を問わず集合できれば尚嬉しい。

大和撫子

2011-07-20 21:55:45 | Weblog
今週はもっぱらサッカーの話で持ち切りだ。
アメリカ育ちの同僚は全然サッカーを見ておらず「試合があったそうですねえ」ぐらいのテンションであった。
が、ニュースで「なでしこジャパン」を何度も聞いてはいたようだ。

そして私に聞いた。

「『なでしこ』って誰の名前ですか?」

ぎゃっふーん!

そして大雑把ではあるが「大和撫子」の説明をした。

帰宅して、録画していた朝の日本語ニュースを見ていたら、またもやなでしこジャパンが。「もっと褒めて~」っていう程、この手のニュースは何度見ても飽きない。

ちょうど良かったので、

「今日、こういうことがあったんだよ」

と「『なでしこ』は誰の名前?」と聞かれた事をぞな夫に言った。

すると、

「『なでしこ』ってどういう意味?」

と、聞かれてしまった。

ぎゃっふーん!!!!!


注)やまとなでしこ または ヤマトナデシコ は漢字で 大和撫子 と書き、植物「カワラナデシコ」(河原撫子)の異名や、日本人女性の清楚な様子や美しさを褒め称える比喩として用いられる言葉。

アメリカ人の好み

2011-07-20 15:43:35 | Weblog
アメリカ人の好みっていうのは、異国情緒漂う外国人で、秀でた能力がある人。
分野は問わないので、スポーツでも勉強でもアートでもなんでもよし。た
だし外国で育って英語以外の外国語を話し、その分野に秀でていれば文句無し。

ということが遅まきながらわかってきた。
漢字をさらさら~っと書くだけでも「すごーい」って感じなんだもん(レベル低い?)

私も日本人という「ブランド」にプライドを持って頑張んなきゃ