ぞな通信

四国・松山生まれ、在米25年、Zonaの日常生活。

2006年の大晦日

2006-12-31 23:52:27 | Weblog
大晦日は、バカ嫁を100%貫くことにいて、義理の両親の家には私一人行かなかった。
もう、おせち料理の準備も一切手伝わないことにした。
多分ひんしゅくもんだろうが、30日までびっちり仕事をして、1月2日から仕事なので、苦手な家事で貴重な休みを棒に振ることだけは避けたかった。
以前から私の中では決めていたけど、お姑さんからすると「なんちゅう嫁や」って思ってるだろうなあ~。そういうことをいう人ではないけど。

という訳で、本当に大晦日はぐうたらした。
娘と夫は彼の実家でおいしいご飯を食べていることであろう。
夜は一人で紅白を見た。

うちはテレビジャパンをとってないので、普通に映る日本語チャンネルで紅白を見た。
DJオズマとかいう歌手が脱ぐ脱がないというのはインターネットのニュースで見ていたので、どんなになるのかなあと思っていたら、おそらくまずいと思われるシーンで、「都合上、お見せできません」のテロップが出て、いきなりスクリーンが浜辺のシーンになった。曲が終わるまで浜辺のシーンは続いた。

去年だったか、ジャネットジャクソンがおっぱいぽろり事件をしたとき、世間は倫理観に反するということで放映したテレビ局に多大な罰金を課した。それが前例となったかは不明だが、全裸とかおっぱいとかはテレビで放映することがタブーになっている。
多分同様の理由で見せなかったんだろうが、見ている方は全く関係ない映像を見せられるためとてもまぬけな時間であった。

著作権が絡んで、ドラマで使われている曲が違う曲に差し替えられているのは日常茶飯事である。だから全然センスない選曲だな~と思うときは、だいたい差し替えされていることが多い。
放送する側も大変である。

そんなこんなで片付けをしながらテレビを見ていたら、8時過ぎに夫と娘が帰宅した。いつもより早いのでどうしたのかと思ったら、娘が「耳が痛い~」と訴えていた。
痛み止めを与えたら、とたんに元気になって、結局12時過ぎまで起きていた。

やっぱり大晦日はぐうたらするに限る。

ラリー

2006-12-31 09:41:05 | Weblog
絶対日本ではこういう人材は育たないであろう、という人間がいる。
うちのX線がおかしくなったときに修理に来てくれるラリー。
私と同じ年だが、もう18の娘がいる。
学校の勉強はてんでだめだが(と、予想ができる)し、おそらく先生受けも良くなかっただろう。でも電気系統の知識が天才的に優れているのだ。
お父さんも同じ仕事をしているが、カリフォルニアの学校とクリニックや病院も彼ら親子が引き受けている。
開業の時、彼ら親子のことを知ったのは、なんとマサチューセッツ州の業者からだった。
レントゲン器具を買う時、一体どこに連絡していいか皆目検討つかず、医療カタログで欲しい器具を連絡したところ、
「カリフォルニアなら、ここに連絡すればいいよ」
とラリー親子を紹介してくれたのだ。
おまけにうちのオフィスの超近所。

さっそくラリー(父)の倉庫に行ってみると、X線器具のみならず、あらゆるオフィス家具が所狭しとぐっちゃぐちゃに置かれてあった。
夫と一緒に行ったが、あまりのラリー(父)のきてれつさに私たちはぶっとびそうだった。

「こいつ、おもしろい・・・・」

と私たちは同時に思ったと思う。

そしてX線危機の購入設置を全面的に彼に任せたのだ。

時々故障した時はラリー(息子)がすぐ来てくれる。
彼はビジネスマナーもあったもんじゃない。
が、根がいいやつなので、スムーズに仕事をしてくれる。
先日、X線がにっちもさっちも動かなくなった時、修理に来てくれて、原因は静電気だということを教えてくれた。寒くて乾燥すると静電気が頻発するが、あの小さな静電気でコンピューターが作動しなくなったのだ。
知らなかった。

ともかく、その修理はすぐ終わった。
その時、うちのシュレッダーが私が紙を多く入れすぎて壊れてしまっていた。
だめ元で、
「ラリー、あの~これ見てくれる?」
というと、おっしゃと言わんばかりにシュレッダーを分解し始めた。

「これX線器具より直すの大変だぞ」

とこぼしながら30分後見事に修理してくれたのだ。

お代+チップを渡そうとすると、

「いいよ、いいよ。それよりとびきりの日本人女の子を紹介して
と言っただけだった。

こんな常識破りの社会人は、なかなか日本では見ないだろうなあ。

あれれれ??

2006-12-29 07:55:46 | Weblog
コンピューターの文字変換ができなくなってしまった。
このブログに書き込むのは大丈夫だけれど(今書いて判明)、メールはひらがなしか打てなくなってしまった。
返事を書くのが全部ひらがななので、あほの子のメールになる。
急ぎだけひらがなで書いたけど、あほっぽいな~。




こんな人おんねんな~

2006-12-27 01:43:00 | Weblog
注目のアンジェラアキが紅白に出るというので、楽しみにしている。
彼女は徳島出身。
私の義母も徳島出身。

たまたま「英語でしゃべらナイト」のHPを見たら、秋川雅史という人が載っていて「同じ四国出身だということがわかって嬉しかったです」みたいなコメントが載っていた。
さっそくプロフィールを見ると、愛媛県西条市出身とあった。
67年生まれだから、年下の兄嫁さんと一緒くらいだろうか・・・・。
もしかして学校も一緒だったかもしんない。
こんなすごい人がいつのまにか輩出されているんだなあ。

それにしても西条と言えば真鍋かをりも西条出身である。
私は西条に行ったのは数年前が初めてだった。
よっぽど東京や大阪の方が近い。
それくらい四国内は移動しなかった。

先日であったイケメンの米人は、サンタモニカ育ちの典型的な西海岸人。
ある意味日本人がもつアメリカ人の正しいイメージを持っている方であろう。
もはや中年の域に入る年齢であるが、スポーツマン(死語?)なので恐るべき体型と若さを保っておられる。

その彼は、大学卒業後日本に渡り、四国の「Shishikuiに1年住んでいた」と言った。

「どこ?

と思わず聞き返す私。

「sisikui. 徳島と高知の県境で、室戸岬から30km北にあがったとこ」

「しらん・・・」

彼曰く、そこは絶妙なサーフスポットなんだそうな。
そこで、サーフボードを作っていたらしい。
その前に交換留学生として日本の大学に通っていたので、そのとき知り合った今の奥さんと結婚したらしい。
後で地図で調べたら「宍喰」という地名が県境にあった。
こんな地の果てのような地名は知りません。

「こんど帰省したら、この店行け、あの店行け、あの店ではこれを注文しろ」

と、丁寧に教えてくれた。
しかし、全部忘れた。
帰省したからといって気軽に行ける場所ではないんだよ。
四国の中を移動するのは東京に行くよりも困難なことなんである。
わたしゃサーファーじゃないから、そこまでのガッツはないのである。
アンパンマンミュージアムでも十分地の果てでした。

遠いアメリカでもこうやって四国の話を聞くと嬉しくなるのであった。

Merry Christmas

2006-12-25 10:19:37 | Weblog
メリークリスマスです

風邪を引いてぐしゅぐしゅですが、今年の垢を全部今年いっぱいで流し切りたいわたくしでございます。

昨日今日はお休みで、明日から普通通り仕事。カレンダー通りの休みなので、派手な連休はないけれど、その分2日休みがあるととてもゆっくりできる。
友達のケーキ屋さんは徹夜続きであろう。
彼女も頑張ってる。
仕込みのいらない仕事をしている私なんて楽な方。
今年が終わるまでもうひと踏ん張り。

どすこいっっっ。

5歳の誕生日

2006-12-17 16:21:07 | Weblog
娘の5歳の誕生日は18日だけど、日曜日なので、今日家族でお祝いすることにした。
ちなみにまだお友達を招待してのお誕生日会は未開催だ。
もう幼稚園で水曜日に12月のお誕生日会はしてもらったので、本人すでに自分の誕生日は終わっていると思っている。

「そうじゃなくて、本当のお誕生日は18日だよ」

と言っても、

「もう、ぞな子ちゃんのお誕生日は終わったんだよ。ママったら~また間違えて~」

と、逆に怒られる始末。

まあそれはそれでいいか。

それはともかく、今日日曜は、空手の昇進試験の日だった。
奇しくも去年の今頃、昇進試験を受けさせようと無理矢理連れて来た日から、ぱたっと空手を辞めてしまった娘。
私はすでに1年分のレッスン料を納めたばかりであった・・・・
それなら払う前に言って欲しかった・・・

ちょうど1年たったころ(今から1-2ヶ月前)、同じ幼稚園のクラスの女の子が本人自ら空手を習い始めたいと申し出、彼女のことが大好きな娘はその子と遊びたいがために空手に再入会した。
快く先生は迎え入れてくれた。
そして、もう受けても大丈夫ということで、今日昇進試験を受けさせてくれたのだ。

娘の場合は白からオレンジに変わるもので、出席してみんなと練習できればもらえるような代物であるが、私自身空手をしてないので、どういう風にしてもらえるのかさっぱりわからなかった。
上のベルトの人たちは、型と組み手、捌きをやってもらえるらしい。
そんでもって道場の雰囲気はいつもと違って、緊張が漲っていた。

娘は午前中一緒にスーパーに行ったのは付いて来たが、1時からの昇進試験には全く行く気がなかったようだ。
だましだまし連れ出して、道場へ向かった。
去年は駐車場から泣き出して、近づくにつれ号泣に変わり、結局ドアの向こう側に行くことはなかった。
今回もかなりぐずった。
小さい子もいなかったし、女の子も5歳児はいなかった。

(やばいな~、去年の二の舞かよ~)

と内心心配しながら、どうにかこうにか道場の中に入れた。
一歩中に踏み入れれば何とかなる。

すると中に入ってしまったら、いつも通りに練習を始めだした。

おお~、一応、型というか練習パターンはわかっているではないか。
初めて通しで練習を見たので、ちょっと感動してしまった。

練習を全部して、休憩。
どうやら娘のレベルはそれでOKのようだった。
ちょっとあっけなかったくらいだ。
これならびびる必要はなかった。
でも何をするのかわからない状態では無理でしょう。
その上のレベルになったら、型を全部覚えなければならないから、とっても大変になる。
今は体力作りが一番。
ベルトの色なんて何色でもいいのだ。

休憩後はお兄さんお姉さんの番なので、あとは道場の後ろで座って見てれば良い。

上のベルトの子供たちは動きも速いし、型もたくさん覚えている。
すばしっこいな~。

黒帯の18歳の男の子は動きは速いし、キックも重そうだ。
すごいな~。

全部の試験が終わったのが1時間半後くらいだった。
その間、娘はずっと道場の中にいた。
これは感心感心。

最後の方では、多分いつもしていると思われる腹筋、腕立てをしていたが、腹筋をしている間は傍観者のように隅っこに立っていた。しかし、拳立てのときは一緒にやっていたのには度肝を抜かれた。

後で先生が、

「この子は腕の力が強いですよ。腕立てを10回でも20回でもやる。」

と褒めていただいた。

単純にうれしいな~。

かといって何になる、何かにするという目的があるわけでもないけど。

今後の課題は腹筋か・・・(違うか)。

自分で恐怖感を克服してくれたのが嬉しくて、お母さんにとっての最高の逆誕生日プレゼントだった。
約束していた通り、たくさん風船を買ってあげた。
もちろんシンデレラの風船を入れるのはお約束。

このあと、義理の両親たちとご飯を食べて、娘の誕生日会をする予定。
とても充実感に満ちあふれた日だった。