兄家族のフライトは土曜(8/11/07)の朝6時35分だったので、午前3時半に起床して、家を出たのが4時半。
6歳と9歳の甥と姪もさぞ眠かろうに、ぽーっとしながらも起きていた。
日本人らしく,4時半きっちりに家を出た。
辺りはまだ真っ暗で、星空が素晴らしく美しかった。
溶岩しかないので、運転していてもあたりは真っ暗である。
それでもぽつぽつ車が見える。
ホテルに勤める早番の人たちであろうか。
予定通り空港に着いて、荷物を下ろし、車をパーキングに停めてようとしたら•••
ありゃ、財布を忘れたがなっっっっ。
荷物を持って向こうへ行こうとする兄に、焦りながら、
「おにいちゃーん!!!、さ、財布忘れたっっっっ。駐車代がなんぼになるかわからんけんお金かして!!!!」
と、$20もらった。
財布がなけりゃ、免許証もない。
ゆったり見送るのが、焦るはめになった。
パーキングで「どのくらいかかるの?」と聞いて、数ドルということなので、ひとまず安心。ターミナルに戻り、チェックインの手伝いをした。
朝一なのもあって、比較的スムーズに済んだ。
おそらくホノルル経由で日本に帰ると思われる人々もいたので、
「あの人たちにも多分そうだから大丈夫だよ」
と伝えた。
セキュリティーゲートからはもう入れないので、そこで別れを告げた。
急いでパーキングに戻って支払いを済ませようとすると、短時間だったのか、駐車場のおばちゃんが「金はいらん」という仕草で手を振った。
あ、いらんの
・・・・・ありがとう。
感謝しながら、安全運転で帰宅。
兄家族が発って空港から帰宅しても午前6時前だった。
予定ではこんなに早く終わるはずもなかったから、Kマートに寄って旅行鞄を購入して帰宅する予定だったが(夫に頼まれた)、朝早すぎたのと財布を忘れたので、早く帰りたくてしょうがなかった。
こういうときおまわりさんに捕まったらアホらしいし。
帰宅したらどっと疲れが出て、結局その1日は何もしなかった。
後片付けもあったが、気力も体力もなくなり、だらだら過ごした。
どうせLAに帰ったら翌日からすぐ仕事だし、最後の日はリカバリーする日にしようと決めた。
翌日、昼の便に乗るべくコナ空港に出向いたが、早朝の便と異なり、ものすごい人出である。チェックインするまでに汗だくになった。
夫は雨を浴びたほど汗をかいている。
「汚いな~」
というと、
「ちゃんと着替えのシャツを持って来ている」
と、後で着替えていた。
スムーズなフライト後、ジョンウエインエアポートに予定より遥かに早く着いたが、機内で30分以上待たされた。
そして、バゲッジクレームでは2時間近く待たされるはめになったのである。
そう、空港のコンピューターシステムが壊れて、荷物を運ぶベルトコンベアーが作動しないのである。
おまけに次々到着する飛行機の荷物が全部一緒になってえらいことになっていた。
この空港最悪・・・
2時間後ようやく荷物を取り、家に向かった。
近所のラーメン屋が12時まで開いている事を確認して閉店前に駆け込んだ。
最後の最後に疲れた。
帰宅したら12時を回っていた。
翌日に知った事だが、空港のシステムダウンは私たちが使った空港のみならず、LAXではもっと大規模なシステムダウンがあったことがわかった。
土曜日(8/11/07)の国際線がめちゃくちゃになってアメリカ入国がかなり困難を来したらしい。
ジョンウエイン空港もあかんかったが、LAXはもっとだめだったんだ・・・
それと、LAに帰った日に、ハワイ島で震度5の地震があったことを知った。
まさにあのキラウエア火山である。
かなり大きなハリケーンも来た。
お盆休みでハワイ島に行った人たちはすべてを直撃されたのではなかろうか。
すべてくぐり抜けた形になったが、巻き込まれなくてよかった~
本当に充実した1週間であった。