社会不適応者の箱庭。

ハイったり鬱ったりしながら生きているイキモノ・五十海(いかり・♀)の適当な日々を綴った『どうでも』なシロモノ。

01月16日。乙女の日本史。

2010-01-16 | 読書のこと
 五十海は『歴女』ではありませんが、『地図とあらすじで読む古事記と日本書紀』とか持ってます。
 お隣の県・長野県に諏訪大社がある所為なのか、はたまた京極夏彦さんの『狂骨の夢』とか読んじゃってる所為でしょうかね。
 ホラ、諏訪大社の神様って国譲りの時に1人だけ『嫌だーい』って言って反抗。
 片腕もぎ取られながら出雲から逃げてきたんだよね。
 んで『もうココから出ないから許して』って、諏訪に。
 名前は『建御名方神(たけみなかたのかみ)』。
 ちなみに奥様は『八坂刀売姫(やさかとめ)』。
 諏訪湖にはちょっとロマンチックな自然現象があって、その名を『御神(おみ)渡り』。
 ある日、諏訪大社で暮していた2人は大喧嘩。
 奥様は怒って下諏訪(別宅)に。
 やがて寂しくなった旦那様は、夜にこっそ~り湖を渡って奥様に会いに行くように。
 その時に出来る足跡が、湖が凍った際に膨張してぶつかり合った氷の割れ目『御神(おみ)渡り』。
 している事が、何だか現代人とあまり変わらない神様2人。
 その分、微笑ましいような・・・。

 ・・・じゃなくて、『乙女の日本史』
 堀江宏樹(作家)・滝乃みわこ(編集者兼イラストレーター)著 東京書籍 ¥1,400
 さよなら『おじさん史観』。今こそ語ろう、乙女目線の日本史。
 がキャッチコピーです。
 所々にマンガが挟み込まれ、歴史物のマンガも紹介されてます(乙女向けのヤツとか)。
 ヤマトタケルを『元祖・冷血美男子』とぶった切り、伊達政宗の家臣・片倉小十郎は『戦国一のやりすぎ教育係』・・・。
 碇ゲンドウパパな中大兄皇子や、『ろくでなし平安京(コレって、ろくでなしブルース?よね?)』的な笑えるパクリが。
 判りやすく、尚且つ笑える。
 藤原道真に殴りかかる女房の顔が好きです・・・。

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