社会不適応者の箱庭。

ハイったり鬱ったりしながら生きているイキモノ・五十海(いかり・♀)の適当な日々を綴った『どうでも』なシロモノ。

01月17日。美しい日本語。

2010-01-17 | 日常
 ちわ、当て字も大好き、五十海です。
 当て字、楽しいよ。
 この手のモノが好きなのは昔からですが、きっと高校時代の国語教師が『山谷と書いてやまやと読み、挙句に日光で光合成しちゃう先生』の楽しい授業の所為かもしれません。
 魚へんの漢字テストだの、草花の名前テストだの、五十海のツボにはまりまくるテストをしてくれた、娘ラブな先生でした。
 当て字はね、笑える当て字もあって大好きです。
 文字(読み)書いた人『書物名』で羅列しますね。
 辛味入汁掛飯(ライスカレー)小菅桂子『日本洋食物語』
 箱自動車(セダン)夢野久作『ドグラ・マグラ』
 変色蜥蜴(カメレオン)徳富蘆花『思出の記』
 最後のカメレオンは何となく想像付きますが、最初のライスカレーは何だか不味そうです。

 一方、本日の議題の『美しい日本語』。
 ハリーポッターシリーズの日本語訳をしていた方が和訳する時に色々選択肢がありすぎて、原作者のローリング史に『これこれココのこの○○と言う表現はどういう意味なんだ』と連絡をとり、逆に『日本語はどうしてそんなに選択肢があるんだ』と言われたとか言われなかったとか・・・。
 確かに英文はね、日本語に比べたらニュアンスの語彙って少ないよね。
 日本って、擬態語とか擬音語とかが物凄い多い国だって言う話も聞いたし。
 擬態語って言うのは『状態や感情などの音を発しないものを字句で模倣したもの』で、惚れ込んでいる様子=『めろめろ』とか。
 擬音語って言うのは『物が発する音を字句で模倣したもの』、犬の鳴声が『ワンワン』だとか。
~上記の擬態語&擬音語解釈ともに『wikipedia』出典です。~

 それに常用してる書き文字が、ひらがな・カタカナ・漢字って、ありすぎだよね。
 英語なんか、アルファベット26文字だけだよ。
 何、この差。
 いや、むしろ好きだからいいんだけど。
 例をとって『垂り雪』。
 『しずりゆき』と読みます。
 雪国の人なら経験があると思いますが、夜遅くに静まり返った窓の外から突然ドサリ。
 屋根や木の枝に積もった雪が自分の重さに耐え切れずに滑り落ちた音のこと。
 コレは『美しい日本語帳』道行めぐ・著 一校舎国語研究会・出版 ¥571より。
 綺麗でしょ?

 ・・・大好き、日本語。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿