合いの手です。
民謡なんかだと、歌の合間に「ハイハイ」などと入るアレです。
たまたまちょっと1人で遅くまで起きていて、「さあ、寝ましょ」と思って寝室のある2階へ。
廊下には親父様の部屋のドアと、ババ様の部屋のドアが向かい合わせになっていて、その一番奥が五十海の部屋と言う造り。
んで、まあ、廊下にはいびきが漏れ聞こえているわけです。
『ぐおー、ぐおー』と長めのスパンのいびきがババ様の部屋から。
『今日はこっちがいびきかいてるのか』と思いつつ、ドアの前を横切った時ですよ。
『ぐおーぐおー』
『…がっ』
『ぐおーぐおー』
いびきにいびきで親父様の合いの手が。
『なんだよ、それー』と思って、一旦寝ました。
夜中。
トイレに起きたんですね、時間までは確認してないけど暗かったから夜明け前。
1階にあるトイレに行くには、やっぱり親父様とババ様の部屋の前を通るわけですね。
『ぐおーぐおー』
『…がっ』
『ぐおーぐおー』
…待て。
夜中なんで、笑うわけにもいかないけど、まだ合いの手入れてるよー。
偶然なんだろうけど、何か凄い物を聞いた気がする…。
民謡なんかだと、歌の合間に「ハイハイ」などと入るアレです。
たまたまちょっと1人で遅くまで起きていて、「さあ、寝ましょ」と思って寝室のある2階へ。
廊下には親父様の部屋のドアと、ババ様の部屋のドアが向かい合わせになっていて、その一番奥が五十海の部屋と言う造り。
んで、まあ、廊下にはいびきが漏れ聞こえているわけです。
『ぐおー、ぐおー』と長めのスパンのいびきがババ様の部屋から。
『今日はこっちがいびきかいてるのか』と思いつつ、ドアの前を横切った時ですよ。
『ぐおーぐおー』
『…がっ』
『ぐおーぐおー』
いびきにいびきで親父様の合いの手が。

『なんだよ、それー』と思って、一旦寝ました。
夜中。
トイレに起きたんですね、時間までは確認してないけど暗かったから夜明け前。
1階にあるトイレに行くには、やっぱり親父様とババ様の部屋の前を通るわけですね。
『ぐおーぐおー』
『…がっ』
『ぐおーぐおー』
…待て。

夜中なんで、笑うわけにもいかないけど、まだ合いの手入れてるよー。

偶然なんだろうけど、何か凄い物を聞いた気がする…。