・3月に入り、レストのお友達の中にも、卒業、卒園を迎える子がいました。学校や、保育園でも学年が上がることを意識した声かけや取り組みが行なわれていることもあり、「私(僕)、もうすぐ○年生になるよ」と教えてくれる子が増えました。レストでも、学年が上がること、大きくなること、成長することを確認し合いながら、みんなで成長することをお祝いしました。また、自己紹介の練習では、「もうすぐ○年生になります」という項目も入れ、ほとんどのお友達が指導員がお手伝いしなくても自分から新しい学年を言うことが出来ました。子どもたちなりに、自分の学年が1つ上がることを自覚しているのだと改めて感じることが出来ました。
・少しずつ春らしい気候にもなり、公園やお散歩で目にする草花にも変化が出てきました。指導員が意識的に季節の変化を口にしたり、草花に目を向けることで、季節の変化に興味を持てるお友達もいましたが、まだまだ興味を持てないお友達もいるので、これからも意識的に声をかけていきたいと思います。また、子どもたちの中には花粉症にかかっている子もいるため、外出時にマスクをしたり、部屋に入るときに服を掃うなどの取り組みもしていきたいと思います。
・暖かくなってきたこともあり、外で元気に遊ぶと汗を掻くことも増えてきました。鉄棒で逆上がりの練習をする姿も見られました。子ども同士で声を掛け合いながら練習することも出来ました。引き続き、子どもが興味を持って意欲的に取り組めることを見守りながら応援していきたいと思います。また、衣類の調整を行ない、風邪をひかないようにしていきたいと思います。公園から帰って来た時には水分補給も忘れず行なっていきたいと思います。
・お仕事カードを作ってから、意欲的にお仕事に取り組む姿が見られます。自分のお仕事カードのシールの数を数えて誇らしげにしている姿も見られました。今は、シールの数が増えることを楽しみにお仕事に取り組むことが多いようですが、一つ一つ丁寧に、最後までお仕事に取り組めることをしっかりと評価していきたいと思います。
・ダンスやリズム遊び等、音楽に合わせて体を動かすことが子ども達は大好きです。中には、お手本を見なくても完璧にダンスを踊れるお友達もいます。楽器を持って体を動かすことも少しずつ出来るようになってきています。リズム遊びでは、なかなか同時に二つの事を行なうということは難しく、楽器を持ってリズムに合わせて音を出すということから練習をしています。少しずつ練習をしていきながら、子どもたちがリズムに合わせて楽しく体を動かせるように取り組んでいきたいと思います。
・3月1日には、おひなさまのお祝いをしました。みんなでひなあられ、ひなおこしを食べて「おひなさま」の歌を歌いました。「おひなさま」の歌は大人気で、普段なかなか歌を歌わないお友達も大きな声で歌う姿が見られました。今後も季節に応じた取り組みを行なっていきたいと思います。
・今月の壁面制作には一年の締めくくりとして、子どもたちの成長が分かるように、「旗」制作を行ないました。手形をとって、自分の顔、名前を書きました。子どもたち自身にも自分の成長を感じてもらえるように、手形をとった時には「大きくなったね」と声をかけたり、自分の顔や名前を書いた時には「こんなに上手に書けるようになったんだね」と声をかけることで、とても嬉しそうにしていました。「おうちに持って帰ってお父さんやお母さんに見てもらう!」と誇らしげにしているお友達もいました。また、子どもたちに、学年が上がったら出来るようになりたいこと、やってみたいこと、大きくなったらなりたいものを考えて書いてもらいました。「大工さんになりたい」「看護師さんになりたい」と書く子もいれば、答えを出せないお友達もいました。大きくなったらどういうことが出来るようになりたいかということを考えたり、イメージすることは大切な事だと思います。そうなるためには今の自分は何をすれば良いのかと一緒に考えていくことも大切だと思います。目標を持つ、その目標に向かって努力するということはまだまだ難しいことかもしれませんが、子どもたちが大きくなっていく上ではとても大切な事だと思いますので、学年の節目には今後も一緒に考えていけたらと思います。
・春休みには、東山動植物園、ノリタケの森、牧野ヶ池緑地公園にお出掛けを予定しています。外出先でのマナー、ルールをしっかりと守り、みんなで楽しく過ごせるように、お出掛けをする前にしっかりと確認をしていきたいと思います。