ほぼ日刊、土と炎、猫と煙突

白く燃え尽きた灰の奥深く、ダイアモンドは横たわる。

It's all about me

2009年06月21日 00時30分53秒 | 古い日記
無茶、と言うか、プチ・暴挙をした。(俺的に)

若者風を装いつつ、上にノー・スリーブのTシャツ。
さらにシルバー風のチョーカーを身に付け、
下にはスキニー風なパンツを穿きながら、
ポップカルチャー的なファンシーグッツを売っている店に入る……
という風に。

何か妙な形をした鏡が陳列している棚の辺り。
そこにいた女子高生風の女の子は俺と目が合うなり、
「ひぃ」
という、小さなうめき声を挙げた。

よく見れば、ひょうちゃん(2号の方)だ。
彼女とは何故か?思わぬ所でよく出会うが、
その度に向こうは凄い顔で驚く……事に俺は驚く。

「な、なんでいるの?」

最近はそういう「答えようが無い質問」をする事もなくなったけど。

「こ、こんにちは」
「こんにちは。最初、誰だかわからなかった」
「私も」

普通に挨拶した後、思わず訊ねた。

「今、何㎏あるの?」
「○○㎏くらいかなあ」
「……」
成人男子なみの体重だ。(もちろん俺よりも多い)
けど、太っている、という感じはしない。
むしろ体脂肪は少ない方だろう。
「空手やってるんだって?」
「うん」
「なんか……セリーナ・ウィリアムズみたいだぞ」
「誰、それ?」
「ヴィーナスの妹」
「余計、わからない」

「わからなくてもいいけどさ」

ひょうちゃん(一号の方)が
「今は家族の中で最弱者に転落した」
と嘆いていたが、納得。