ほぼ日刊、土と炎、猫と煙突

白く燃え尽きた灰の奥深く、ダイアモンドは横たわる。

いつか聴いたあの曲を

2009年06月10日 22時50分19秒 | 音楽
映画:夕陽のギャングたち

舞台は革命の混乱の最中にあるメキシコ。

山賊一家の頭目フアン・ミランダと元IRAの闘士であるジョン・マロリーが出会うところから物語は始まる。

爆発物のエキスパートであるジョンを仲間に引き入れて、
かねてからの夢だったメサ・ヴェルデの国立銀行を襲撃しようとするフアン。
最初はフアンをてんで相手にしていなかったジョンも、最終的にはフアンの計画に協力することになる。

ジョンの助力を得て意気揚々と銀行を襲撃するフアンとその一味だが、
そこには現金の代わりに現政権に反抗する政治犯が収容されていた。
ジョンに騙される形で心ならずも革命の英雄となってしまったフアンは、
以後もジョンと共に革命の渦に巻き込まれていく。

……こういう筋書きだった、と知ったのは最近だけど。

マカロニ・ウエスタンの真骨頂と言うか、
おそらくは後の日本のコミックにも影響を与えたであろう、
数多ある「バカ映画」王道の一作。

A Fistful of Dynamite


映画は興行的にも失敗したらしい。

汚れオヤジばっかり出てくるのに
音楽(エンニオ・モリコーネ)だけが妙に綺麗。
てか、それしか憶えていない。

↓これはそのテーマ曲に某アニメを合わせたもの。

【MAD】ワイルドアームズ~夕陽のギャングたち


こっちのが”らしい”じゃん。