こんばんは、ぶちおです。
レースのスケジュールは、
招集が11時30分、スタート11時40分。
レース時間が同じ30分のC4が3周回だったので、おそらく3周回だろうと思う。実際にも3周回だった。
ゼッケンは19番。全員参加なら3列目だが、DNSの人が何人かいつもいるので2列目かもしれない。
ただスタート後の直線は左側が走りやすい事と、1コーナーを曲がると砂区間になり混乱が予想されるのでスタートは左側から行きたいところ。
やはり予想通りに数名のDNSがいて、2列目スタートになる。考えることは皆同じようで左側は既に埋まっている。ど真ん中か右側かの2択の中で右側から2番目に決める。(右端は売り切れ。)
ど真ん中はどう考えても逃げ場がなさそう。右側から2番目なら前の人次第で道が開けるかもという淡い期待を込めた。
11時40分定刻通りにスタート。珍しくペダルもスムーズにキャッチして前に遅れずついていく。それでも左側の方が速い。1コーナーは右カーブで砂になる。前が突っ込んでイン側開いたら良いなと思う。
現実は残酷だ。
イン側が開かなかったのは想定内。しかし砂区間に入ってすぐに急減速は全く考えていなかった。前の人はギリギリ乗っているが降りた方が明らかに速い。砂区間に入ってクランクを回す事すら出来ず。どんどんと左から抜かれていく。チームメイトの岳ちゃんも抜いて行った。
本当は乗って行きたかった砂区間は、結局ほとんど押して走る。先頭は、はるか先に見える。今の順位がわからないくらいの混沌とした中にいた。
気持ち的にはやる気があるのかないのかわからない状態で走っていた。昇格圏内ははるか先。そんな気持ちで走っていても順位は上がる。
林間区間に入る所で、M野さんが『12位!』と教えてくれる。
『意外と前の方だな』と思う。それでもタイヤの空気圧が低いので無理は禁物。林間区間は回復区間と割り切れた。結果的にペースにメリハリがついて、この後と砂区間が頑張れることになる。
2周目に入る。
実況を聞いていると2名が独走しているっぽい。その後ろに3位が単独走。ポツポツと2〜3人の集団がある。
M野さんが応援してくれる。コース脇には知り合いの顔も見える。息も絶え絶えながら意外と冷静で周りがよく見える。こんな内で昇格は絶望的だけれどもペダルを踏むしかない。
砂区間の乗車率が周りよりも高く、前との差は詰まる。抜ける。順位が上がる。
M野さんから『8位!』の声。
前に4人の集団。あれを抜けば4位・・・。まだ足りないか。
3周目。ラスト周回。
4位まで上がったが、3位までは差がかなりある。この時は追いつくとは思ってもみなかった。前と差のある4位を走るって、残念感で一杯の微妙な気持ちだった。
しかも3位の人はマウンテンバイク。これって砂区間は速いやつや。もう絶望感一杯だ。
ところが砂区間を降りて押している。
『???』
まさかの砂区間が遅いのか?
砂区間で差が少しずつ詰まる。テント周りの砂区間は今日イチのスピードで行ける。あっという間に目と鼻の先まで詰まる。
この先は砂の登り。押して走るのは相手が速い。少し離れて登り切る。下った先の長い砂区間が勝負ポイント。この先は林区間になり抜けない。
ここで講習会の話を思い出す。
・休む所は休んで、砂区間を頑張れるようにする。
・砂は後ろ荷重を意識する。
・ギアは軽めでクルクル回す。
普段なら差が開いた事に焦って無駄脚を使う所が、落ち着いて下り切る。思った通り3位の人は砂区間は辛そうだ。
一気に差が詰まり横に並ぶ。
この先はもう林区間で脚が死んでも走れる。最後の踏ん張り所。3位と4位では雲泥の差。
後ろから『あ〜』という声。心を折るために踏み抜いて林区間へ急ぐ。
林区間で後ろをチラチラ見るが、差は保っている。落ち着いてシケインも上手くこなして最終コーナーへ。
後ろを振り返り、3位を確信して小さくガッツポーズでゴール。
東海CX Rd.8 WNP C3 3位/43人
これで今シーズンのAJOCCでのシクロクロスは、終わりになります。
来シーズンはC2で頑張ります!
【17〜18シーズン】
10/22 シクロクロスミーティング Rd.2 富士山
台風の為中止
11/24 関西シクロクロス Rd.3 マキノ高原
C4A 9位/43人
12/5 関西シクロクロス Rd.4 美山町向山
C4B 3位/40人 → C3昇格
1/21 東海シクロクロス Rd.6 愛知牧場
C3 11位/46人
1/22 東海シクロクロス Rd.7 愛知牧場
C3 15位/52人
2/10 シクロクロス東京 お台場海浜公園
C3 41位/65人
2/25 東海シクロクロス Rd.8 WNP
C3 3位/43人 → C2昇格