ツール・ド・モリコロパーク キング ３時間編

こんばんは、ぶちおです。

昨日のツール・ド・モリコロパーク キングエンデューロのレースを振り返ります。

まずは３時間編。

６時４５分の開門に合わせて、５時３０分に家を出る。朝は結構冷えるが、思ったほどではなかった。


晴れ間も見えるが、雲が多い。気温が上がらなさそうだ。

受付を済ませて試走に出る。
スタート地点でバンさんと出会う。バンさんはキングではないが、３時間、２時間共にエントリーしている。



運営側から落ち葉が落ちているので注意してくださいとアナウンスがあった。

一部の区間のアスファルトが見えないほど、落ち葉で埋め尽くされた場所があった。一応掃き出してくれるとの事。あんまり変わらない様だとリタイアも考えるレベル。


スタート前に周りの人たちとコース状況について話す。モリコロのコースはブラインドコーナーも多く、試走していない人が知らないと突っ込んで落車すると周りも困る。

８時３０分スタート。
シルベストのＡ野さん、Ｉ月さん、東工専のＯ澤くんが出ていく。慌ててついていくが思った以上にペースが速い。

これでは３時間すら持たないと判断して、後ろに下がる事にする。すでにＩ月さんも下がっていた。

下がってからも３周ほどは苦しい時間でした。ペースは緩いとは感じるもスタート直後の無理がたたっている。

落ち葉は、かなり少なくなっていて普通に走れる状態になっていた。

『Ｍ田くん、Good Job!』と思う。

逃げのタイム差も最大で１分３０秒まで広がるが、Ｏ澤くんが１時間程で戻って来て、３０分後くらいにＡ野さんも戻り、ここから再スタート。

レースはキングだけでなく、ソロやチームなどもあり順位は不明。キングだけで５〜６人はいたかな。ペースが緩いので集団もそこそこ大きい。

集団真ん中辺りでのんびりと走り、時々先頭に出て少しだけ引く。ペースは遅いと思うが、楽ではない。

調子が悪い？

補給はしっかりと取るように意識して走る。


最終周に入っても、集団はそこそこの人数がいる。それでもゴールスプリントはするつもりはないので、やや後方に下がる。３時間の部のソロやチームの人達に迷惑がかからないようにする為です。

クランク状の橋を越えると活性化し始める。大きく遅れなければ良いとそこそこのペースアップにとどめる。

そのまま先頭より少し遅れてゴールする。
１位と１５秒、２位と１０秒差の３位でした。

シルベストのＡ野さんが１位とか、もう凄いの一言です。

３時間ソロはバンさんが優勝していた。。相変わらず強い。この後の２時間も走るというのに。



そうそう、レース中に２度叫びました。

１度目は、観戦者に対して手を振った人に。

手を振る行為自体は良いと思うのですが、その人のスキルや位置取りに問題があると感じました。

集団の真ん中、その人の周り、前後左右に人がいる状態で手を振りました。顔は観戦者の方へ向き、当然意識もそちらへいっていたと思います。

そこで左へ車体が斜行する。一歩間違えば、前の後輪に前輪がハスって落車する可能性がありました。

『前を向いて走れ！』

と叫んでしまいました。

春のモリコロで、レース終盤に大きな落車がありました。原因はボトルを戻す時に下を向き、車体が左へ行っているのに気付かずハスって落車したのをきっかけに周りを巻き込みました。

私は左後方でそれを見ていて、落車に巻き込まれました。その時に声をかけていれば防げたかもしれません。自分を守るためにも声かけは必要だと思います。


２度目は、クランク状の橋です。

ここは幅が狭いので、ペースがどうしても落ちます。そこを狙ってか追い抜いて来ました。

私は右端のラインを走っていました。そこは側溝に蓋を被せた所ですが、更に右側、ここは少し段差があり未舗装です。幅も自転車１台も通れないほど狭くなっている所を走って来ました。

段差があるので当然、彼の車体はフラつきます。私の左にも走っている人はいるので、大きくは避けれませんが何とか衝突は避けることが出来ました。

『こんな狭い所に突っ込んでくるな！』

なぜリスクを負って抜きにかかるのか？
もっと楽に安全に追い抜ける所はあります。

レース後、彼は私をわざわざ待っていて、謝りに来てくれました。ワザとではなかったのだろう。レースに慣れていなかったのか？スペースが無くなってしまい仕方がなかったのか？

それでも悪い部分があったと思うからこそ、来てくれたのだと思う。

ロードバイクのレースって難しいと思う。
ルールにはない、独自のマナーが色々とあると感じる。私も今ではチームや練習仲間に恵まれて色々と教えてもらっている。

まだまだ自分も至らない所は沢山あると思うので、少しでも周りに迷惑をかけないように走りたい。

それが自分の身を守り、安全に走れる事だと思う。

２時間編に続く。