蓮の花の季節まで、あともう少し!

2022-06-26 17:27:09 | 紹介
梅雨☂といえば、しとしとしとしと、雨がちなお天気が続く時分・・だったような。
空は確かに曇り気味。でも、今年の梅雨も・・暑いです(~O~;)
梅雨明けも平年よりも早いのでは?その後は、ダブル高気圧で猛暑続き?
などと予測されているようですが、お天気はどうしたって変えられないので、
その季節ならではの楽しみを見つけていきたいと思います。

そのひとつが、蓮の花✨

当館がご紹介している、武田氏館跡・東の史跡公園の一角の蓮の池では・・・
小ぶりな蕾がたくさん顔を覗かせていました!(6月26日現在)

仏像の台座といえば蓮の花。
善光寺のご開帳も残りわずかとなりましたが、
ご本尊、一光三尊阿弥陀如来像をご覧になる時には、台座にもご注目ください。
その台座は、蓮の花というよりも、花びらが散った後に残った花托のよう。

「善光寺縁起」によれば、
国司のお供をしていた本田善光の前に出現した如来様。
前世において、善光は月蓋長者として、その後は百済の聖明王として
如来様にお仕えしていたことを告げ、
今生では、日本の人々を救うため、信濃の国の善光の故郷へ向かいます。
善光は、家の中でも、その西側に臼を置き、そこに如来様を安置したと言います。

そんなワケで、如来様は、今でも善光寺本堂の西奥に、
そして、台座も臼のような、返り花・反り花のような・・・

おまけ🍭
そのすぐそばでは、シロツメクサが一面に。
その奥に見えるのが、武田神社、かつての武田氏館跡です。

館の正門があった大手門の正面に復元された角馬出。
奥に、こんもりとした御崎が、躑躅が崎(つつじがさき)。
戦国の世、武田氏館が躑躅が崎館と呼ばれた由縁です。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 甲斐善光寺の御開帳もいよい... | トップ | 『鎌倉殿の13人紀行』で甲斐... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

紹介」カテゴリの最新記事