特別展「遺産から語る武田信玄」 第2弾「信玄公の姿」5月1日から開催

2021-04-19 16:23:59 | イベント
今年はあっという間に桜が散り、そして、甲府盆地の春の風物詩、
桃の花畑も終わり、間もなく新緑の5月を迎えます。
今年の秋は、信玄公生誕から500年の節目ということで、
信玄ミュージアムでは、令和3年4月1日から令和4年3月31日まで
信玄公生誕500年記念特別展「遺産から語る武田信玄」を開催しています。
現在、特別展示室宝物展示コーナーにおきまして、「信玄公の本拠」と題して
3点の資料を4月30日まで展示中です。
①躑躅が崎館と城下町絵図(個人蔵)
②武田二十四将画像(個人蔵)
③信玄公屋形之図(個人蔵)
そして、5月からは「信玄公の姿」と題した展示テーマに切り替わり、
信玄公の肖像画が展示される予定です。
本人存命時に描いたとされるものは、今のところ、当館でもパネル展示に
使用させていただいている和歌山県高野山持明院所蔵の絵画、
それともう一つ、信玄の弟の信廉が描いた可能性がある絵画が1点あるだけです。
にもかかわらず、現在伝わっている武田信玄を描いた絵画は数知れず。
これはいったい!?
その答えになるかはわかりませんが、追々展示などを通じてお伝えできればと思います。
「信玄公の姿」で展示予定の資料の第1弾は、甲府市古府中町にあります
大泉寺所蔵の「武田信玄像」です。
大泉寺は、信玄公の父、信虎公の菩提寺で、境内には武田氏三代の供養塔もある由緒ある寺院です。
絵画は、狩野派の絵師によって描かれたもので、「狩野探信」の落款があります。実は、同じ名前の絵師が江戸時代に2名いらして、そのどちらの作かは見学してのお楽しみ。
檀家の方以外にお見せすることはなく、一般には公開していませんので、この機会をお見逃しなく!

明日、20日(火)は休館日ですが、「信玄公の本拠」の展示もあと僅かですので、皆さまのご来館をお待ちしています。


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