2020年は、元亀元年(1570)に信玄の正妻・三条夫人が
亡くなられてから450年になります。
現在、信玄ミュージアムの特別展示室では、
三条夫人の没後450年をしのび、
期間限定で三条夫人ゆかりの打敷を展示しています。
打敷というのは、仏壇を飾る荘厳具のひとつです。
展示中の三条夫人の経打掛と伝わる打敷は、
大きな菊の花があしらわれた豪華なつくりで、
市指定文化財に指定されています。(円光院所蔵)
この打敷は、装束の残存部分をつなぎあわせたもの。
丁寧なつくりで、これは三条夫人の装束だったかもしれないと
考えられています。
展示期間は10月19日から10月31日まで。
一般公開されていない貴重な文化財です。
この機会にぜひご覧ください。