3D CG, CAD/CAM/3Dプリンタ な日常でつづる クルスの冒険ブログ

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全員集合CAD/CAM作戦

2005年08月18日 | □CAD/CAMな日々

今すでにCADとかCAMとかお使いになっている方。
いつ、どこで、どうやって勉強しましたか?

ほとんどの方が、会社に入ってから研修を受け、仕事で使いながら…
先輩に教わりながら…買ったベンダーさんでトレーニングを受けて…
そうやって習得されたケースがほとんどではないでしょうか?

そうなんですよね。

CADもCAMも比較的高価な企業の設備である以上、そうやって習得するのが
一般的なのも当然だと思います。
でも、それしか道が無い…というのも、どうも淋しい気がします。

この話題になると、CAD/CAMを生業としている人々からは
「CAD/CAMはコンシューマ市場ではない」という分かりきった(笑)意見が出てくる
のが一般的です。そのとおりではあります。よーく分かってます。

しかしどうなんでしょう?世の中に無いのであれば、作ってみようか…という
キモチも出てくるわけでして。今日の写真は、本気(マジ)工場で発行しています、
3次元CAM加工の入門書、その名も『削ってみよう!』です。ええ、個人向けです。

入門書ですので、カンタンです。基礎的な知識も読み物になって収録されています。
迷わないように、Roland D.G.製加工機とCraftMILLを題材に、豊富な写真と一緒に
そのとおりやれば、そのとおり出来る… という本になっています。
初心者に一番大事なことは、それをなぜやっているか?その行為が何を意味し、
どう効いてくるか?という全体の流れを理解していただくことだと考え、
通してやってみれば全体像が分かる、という構成になっています。

確かにCAD/CAMは企業の設備です。
しかし、「これやりたい!」と思うキモチは、意外と会社の論理や効率化とはちょっと
違う場所にあって、上司に命じられた訳でもないのに、一人コツコツやっている間に
それが仕事に役立っている… ということだって少なくないと思います。

おおよそ加工機やらCAMやらとは縁がなかった、デザイン部や設計部の中にも、
「これやりたい!」と思い立って、CAMでの加工を始める方も、意外に多いのです。

むかーしむかし。まだパソコンなんてものが、会社でも一人一台になっていなかった頃。
居ませんでしたか?ボーナス突っ込んでMac買っちゃった人…?
会社のシステムとは別に、自分のパソコンで表計算してた人…?
パソコン通信…ネクラ~(最近言わないね)とか言われていた人…?
その時、周囲の人はそれらが後々企業活動にもたらす衝撃を、まるで分かっていませんでした。

今、どうでしょう?みんな毎日“パソ通”してるよね(笑)

デザインや設計部署で、自分には関係ないかも…と思っている事であっても
「これやりたい!」といって始めちゃう人。そう、あなた!
そんなあなたの時代も、スグに来るかも知れません。

会社といっても、人が集まったモザイク模様みたいなものですから。
新しいことって、結構個人の意思と情熱から始まっているものなのかも知れません。

本気(マジ)工場では、CADもCAMも加工機も、何にも持っていなくても受講できる
“モノ作りセミナー”もご用意して、「これやりたい!」をずっと大応援中です。

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