振り出しに戻る「落陽日記」

旅や日々の生活の一コマ。60代半ば、落陽期を迎えながら気持ちは再び振り出しに戻りたいと焦る日々です。

バイク仲間6人で宮津の富田屋で1泊

2018-05-14 09:25:10 | バイクツーリング
宮津と言えば日本三景の天橋立を擁する京都府北部の街。玄関口となる宮津駅は京都丹後鉄道の駅でJR西日本と共同運行の特急が京都から福知山を経て乗り入れている。

京都丹後鉄道は宮津から福知山、西舞鶴、豊岡の3方向に路線があり、国鉄⇒JR西日本⇒北近畿タンゴ鉄道の歴史を経て2014年に高速バスの運行で有名なWILLER EXPRESSが運営権を買い取った鉄道だ。

その宮津駅の真ん前に富田屋と言う酒場食堂がある。昼と夜の営業だが家族連れなども多くて外で待たされることもある繁盛店だ。

下の店舗の画像は昨年12月に利用した時のものだが歴史を感じさせる古い建物で店舗の2階は宿になっている。今回は仲間6人でバイクツーリングで来て投宿。





ピンぼけだが1泊2食付きで5000円となっているのが読めるだろうか。



部屋は当然ながら和室で風呂とトイレは共同、廊下との仕切りはふすま1枚で鍵もなし。シーツを掛けた布団は羽毛ではなく綿の入った少し重いヤツだが掛布団を抱いて寝るクセのある自分には羽毛より抱きごたえがあってよろしい。





部屋はそれなりだが新鮮なサザエや殻つきのサザエなど魚貝類ばかりの夕食は立派。画像を撮った後にエビ、イカ、野菜の天ぷらが一皿、スズキの大きな切り身を塩焼きしたものが出た。全部がテーブルに乗らないのであれこれ食べるのではなく、一皿ずつ食べ尽くさなければならない。



デカイ岩牡蠣は別注で一皿1000円を6人でシェアした。この後ナマコも別注。

メンバー全員酒が強いので部屋に戻ってからもビールや焼酎を持ち込んでの宴会になったが、持ち込みを含めて一人7300円。驚きの値段だ。



朝食は店の向かいにある系列の喫茶店でモーニングセット。撮り忘れたが厚切りトースト、ハムエッグ、サラダにコーヒー。

十数年前までは食堂で焼き魚の朝食を食べ、味噌汁が美味かったことが懐かしい。既に10回近くは利用しているはずだが今も昔も5000円は変わらず。

自分の場合は男だけのグループで宴会を兼ねた利用ばかりだが今回はバイクのタンデムツーリングカップルがいた。出張中と思われる女性のお一人様に出会ったこともあるがビジネスホテルに泊まって外食するより楽しめると思う。但しうちのヨメはNGだろうな、誘ったこともないけど。

もしもこのブログを読んで行ってみようと思われたらタオル、シャンプー、歯ブラシはお忘れなく。それと夜中にトイレに行く場合は廊下が軋むのでネコ足で。それと宿泊予約は電話のみで、楽天やじゃらんを検索しても無駄。