振り出しに戻る「落陽日記」

旅や日々の生活の一コマ。60代半ば、落陽期を迎えながら気持ちは再び振り出しに戻りたいと焦る日々です。

MOBIKE使うなら90日間250バーツのMOBIKEパス

2019-02-28 15:28:44 | チェンマイステイ


散歩に行った帰りや買物、両替、お寺巡りなどなどに自転車のMOBIKEが重宝した。





MOBIKEには予めデポジット入金をして20分間で10バーツと言う利用方法もあるが、今回は250バーツで90日間使えるパスを購入した。購入と言っても登録したMOBIKEのアプリにクレジット番号を入力するだけなので簡単だ。

パスの場合は1回あたりの利用は120分までの制限時間が設定されているが、何回でも乗り換えて利用できるので実際には90日間は無制限みたいなものだ。20分間10バーツだと5分で目的地に着いても鍵を掛けると精算されるので、短距離でもあちらこちらに立ち寄っているとお金がかかる。

パスだとそのあたりのことは気にしないで済む。

アプリの中にライディングの履歴が残るのでチェックしてみると、28日間で32回利用していた。利用時間は最短で3分くらいから最長で91分まである。郊外にあるガラクタ市場に行った時は、鍵を掛けて駐輪場に置いておくと他の人に利用される恐れがあるので市場内を押して歩ていた。帰りにも利用できるMOBIKEが何台かあれば問題ないが、その市場には見当たらなかったのでKEEPしていた。



乗るたびにスマホのアプリを開いて自転車のハンドルポストにあるQRコードをスキャンすることでロック解除が必要だが、2度ほどロック解除しないトラブルがあった。通常なら解除中の表示が出て10秒後くらいにはカチャンと鍵がはずれるが、数分経っても解除中のままで鍵がはずれない。




アプリ画面にあるスパナマークをタップしてロック解除が出来ないことを連絡するが一向に解決しない。再度QRコードのスキャンをしようにもロック解除中の画面から戻らないので、最終手段としてスマホの電源を切って再起動させた。

アプリを開いて念のために同じ自転車ではなく、近くにあった他の自転車でQRコードをスキャンするとロック解除ができた。原因はよくわからないが、対策としては再起動すれば何とかなることはわかった。


MOBIKEは日本の札幌でも運営を始めていたようだが、既に撤退したとの情報を見た。本場の中国でも事業が譲渡され、シェアサイクル自体、一時の勢いはないようだ。チェンマイでも昨年の夏にはMOBIKEが十数台並んだステーションのような場所があったが、既に無くなった場所もあり、運営方法の修正は行われているようだ。

恐らく利用者の大半は旅行者や短期の滞在者でと思われるが、チェンマイのような街のサイズには大変便利な交通手段だと思う。無くなったりはしてほしくない。


GrabもMOBIKEのライドシェアのツールだが、チェンマイには新しいツールもあった。電子スクーターのライドシェアのようだ。







初乗り20バーツで、デポジット無しと書いてあるがシステムはよくわからない。珍しさも手伝って触っていたらブザーのような音が鳴り始めて、思わず引いてしまった。

その後も何か所かで置いてあるのは見たが、走行しているの見たのは滞在中に一度きりだ。チェンマイ市内の道路は車道も歩道も舗装状態がヨロシクないので、あの小さな車輪では走りにくいと想像する。






行きつけの店、サンティタムブレックファストが移転するようだ

2019-02-26 15:48:49 | チェンマイステイ
昼ごはんを食べに行くことの多いサンティタムブレックファスト。帰国する前日に行って昼食を食べて店を出る際、店主に明日日本に帰ると言うと次は何時来るかと問われた。6月に来るかも知れないと言うと店主は3月に移転をすると言う。

気が付かなかったが入口の横にあった貼り紙に移転先の地図が書いてあった。サンティタム通りのロータリーのある五叉路からYMCAに向かって少し南に行った場所らしい。今の店舗からは数百メートルぐらいだろうか。

昨年の6月まではなかったと思うが店にはりっぱなメニューが出来ていて料理が増えている。





お粥とヌードル主体の店だったがファラン(欧米人)が好みそうなオムレツや日本食も少しやり始めた。



カツ丼を食べてみたが、肉が他の店ではないぐらいの柔らかさと厚さがあって美味しい。少し甘味のあるすき焼きダレを使ったような感じで、滞在中に3度も食べてしまった。敢えて難を言えば付属が味噌汁ではなくタイ風のスープなこと。初めて注文した時は店主が味噌汁でないことを申し訳なさそうに言っていた。更に言えば香の物も欲しいところだが、贅沢な希望だ。これで85バーツは上出来。

カツ丼の写真を撮ったつもりだったがなかった。

それとお気に入りのメニューがもう一つ出来た。以前からもあったようだが他の客が食べているのを見て興味があり、最後の日に食べることができた。



豚肉と臓物を煮込んだスープにパクチーやネギが乗っている。やはりビールを注文してしまったが相性も良く、美味かった。次に来る時が楽しみだ。


料理のレパートリーが増えて調理器具も多くなったためか、今回は調理場が少し広くなった分だけ客席が狭くなっていた。いつもは店主夫婦とお手伝いが一人ぐらいだったのに夫婦以外にスタッフが3人もいて、もう少し店を広くできたらいいのに思っていた矢先だった。

朝食時はテーブルも満席に近い上に、テイクアウトの客も多い。昼食時間帯も結構混んでいて、タイ人だけでなく日本人やファランの客も多い。移転先でも繁盛することを祈りたい。

今年のチェンマイはヘイズ(煙害)による大気汚染が心配

2019-02-24 10:20:48 | チェンマイステイ
ヘイズ(煙害)と言うとインドネシアやマレーシアでたびたび発生して住民の健康被害が心配される他に、航空便の欠航まで引き起こしている。主因は焼き畑農業とそれに伴って発生する山林火災のようだが、増える車の排ガスや火電の排煙、気候温暖化も影響しているのかと思われる。

チェンマイでも周辺の山岳地帯では伝統的な焼き畑農業が残っていて、乾季から暑季にかけて昔から煙害はあったようだ。8年前のチェンマイで花博のあった年は2月末までチェンマイに滞在し、空全体が煙霧で曇り、ロングホールのグリーンまでが霞むかのような中でゴルフをした記憶がある。

それが最近は車両の増加による排ガスの影響もあってか、PM2.5などが急増し、発生時期が早まっている感じがする。

下の画像はチェンマイに着いた翌日の1月22日の午前に、宿から西方にあるドイステープのお山を撮ったもので、その下の画像はチェンマイを離れる朝、2月19日に同じカメラで撮った。





1月の画像では快晴の青空の下、稜線の少し下に寺院と、その右手に送電線の鉄塔が2本見えるが、2月の画像ではハッキリしない。

最もヘイズがひどかったと思われるのが2月12日で、上の画像が午前中、下の画像が夕方近くに撮ったもの。先ほどの画像とは違うカメラで撮った。





朝からお山の稜線さえハッキリしなかったが、夕方には遠方のホテルまでが霞んでいた。

あまりにひどい時は外出も控えたりしたがマスクを持参していたので着用して自転車ででかけたこともあった。PM2.5に対しては無力なマスクだと思うが気休めにはなるかと。市内ではマスクを着けた外国人観光客はたまに見るが、現地の人達の着用は少なく感じる。

帰国の数日前からは少しだけだが喉に何か引っ掛かるような違和感はあった。今はそれも無くなったが。

滞在中に時々は大気質指標(AQI)をチェックしていたが、2月12日には170くらいでレッドゾーンになっていた。下の画像は今日のチェンマイの指標で少しマシな状態に見えるが、数kmも離れればレッドゾーンの観測点もあるので安心できない。また、昨日までも連日レッドゾーンだったことがわかる。



今後は正月明けの早めにチェンマイにやって来て、2月も早々に帰国するようなプランを考える方が良さそうだ。寒いタイミングに帰国するのはイヤだけどなぁ。








お寺のお賽銭もスマホ決済ですか

2019-02-18 21:34:32 | チェンマイステイ
チェンマイに来るたびに一度は寄っているお寺にワットチェットヨットがある。旧市街からは少し距離があるために観光客が少なく、静かな佇まいが気に入っている。







早い時間に行くと閉まっていることが多いお堂だが、今回は午後に行ったので開いていた。久しぶりに中に入れたのでお釈迦様の前の賽銭箱に20バーツを入れて、フト左手の正面を見るとQRコードのパネルが置いてある。





お賽銭やタイで言うタンブン(寄付)もスマホ決済が出来るようだ。日本でもいち早くスマホ決済でお賽銭を受け入れる寺社が現れているようだが、どこの国も同じようだ。

キャッシュでないとご利益が薄れそうだと考える自分は、古い人間なんだろうか?

街の中に牛の放牧場

2019-02-16 15:37:39 | チェンマイステイ
部分的に残る城壁とお堀に囲まれたチェンマイの旧市街の外側には、広い庭に囲まれた邸宅が随所にある。散歩していても路地の奥に大邸宅があったりする。手入れの行き届いた庭もあれば大きな木が生い茂った荒れ地に近い場所も時々ある。



十数頭の牛が放牧されていた庭(牧場?)は、旧市街の北西角から西北西に伸びる幹線道路ぞいにあり、近くには大型のホテルやコンドミニアム、ショッピングセンターなどもある。
路線価をつければチェンマイでもかなり上位に入るであろう。

以前からたびたび通る道だが、牛が草を食んでいる光景は初めて見た。奥の方に屋敷があるのは知っていたが庭ではなくて牧場だったのか?



農耕させるような田畑は見えないし、おっぱいも大きくない。闘鶏は盛んだが闘牛は聞いたことがない。

飼育の目的はわからないが、慢性的に渋滞が激しい街中の道路の横で牛が草を食んでいるなんて、いい景色だ。売却や転用すれば大金が手に入るはずだが、願わくばオーナーさんにはこの景色を残して欲しいもんだ。